CorelDRAW では、ドキュメントに追加されたすべてのテキストは、Unicode 文字セットを使用してエンコードされます。テキストを含む描画を開くか、インポートすると、ファイル内で使用されていたエンコード システムが CorelDRAW によって Unicode に変換されます。たとえば、特定のコード ページ (949 ANSI/OEM - 韓国語など) を使用する 8 ビット ANSI テキストが含まれている古いドキュメントを CorelDRAW にインポートすると、コード ページ 949 は Unicode に変換されます。ドキュメントを開くときにコードページを指定しない場合、CorelDRAW はデフォルトのコード ページを使用してテキストを変換します。したがって、CorelDRAW で一部のテキストが正しく表示されなくなることがあります。ただし、テキストを選択し、適切なコード ページを使用して Unicode に変換すると、正しく表示できます。
エンコード設定は、描画ウィンドウ以外に表示されるテキストには正しく反映されません。[オブジェクト] や [オブジェクト データ マネージャ] のドッキング ウィンドウ内にあるキーワード、ファイル名、テキスト エントリなどがその例です。これらのテキストに正しい文字を設定するには、[開く] ダイアログ ボックスまたは [インポート] ダイアログ ボックスのコード ページ設定を使用する必要があります。コード ページ設定の使用について詳しくは、描画を作成する/開く.を参照してください。
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テキスト ツール を使用して、正しく表示されていないテキスト オブジェクトを選択します。 |
エンコードを変更すると、元のテキストで Unicode 以外のフォントが使用されていた場合も、Unicode フォントを使用できるようになります。
ヘルプに記載されている機能はフル バージョンの CorelDRAW Graphics Suite 2019 で利用できます。このバージョンの製品には一部利用できない機能があります。