安全な CMYK ワークフローを使用する

場合によっては、プロジェクトで特定の CMYK カラー値を使用できます。信頼できるカラー再現を確保するには、これらの CMYK カラー値を色見本帳から取得することができます。これらの CMYK カラー値を印刷プロセス全体を通じて保持することにより、好ましくないカラーの変換を防ぐことができるとともに、オリジナル デザインに表示されるカラーの再現が可能になります。CMYK のカラー値を保持するワークフローは、「安全」な CMYK ワークフローと呼ばれます。

CorelDRAW では安全なCMYKワークフローがサポートされています。デフォルトで、CMYK のカラー値は開いたドキュメントやインポートまたは貼り付けたドキュメントに保持されます。また、デフォルトでは、CMYK のカラー値はドキュメントを印刷する際に保持されます。

場合によっては、安全な CMYK ワークフローを迂回して、ドキュメントを開いたり、ドキュメントをインポートまたは貼り付けたときに CMYK カラーの外観を保持することができます。このオプションは、デザインのオリジナルのカラーを画面上で見たい場合や、デスクトップ プリンタに出力されるコピーを表示したい場合に役立ちます。CMYK カラーの外観を保持するために、開いたドキュメントや、インポートしたり、貼り付けたドキュメントの CMYK カラーを変換するカラー マネージメント ポリシーを設定できます。さらに、PostScript プリンタに出力する場合は、[印刷] ダイアログ ボックスの [カラー] ページで [CMYK 番号を保存] チェック ボックスをオフにすると、CMYK カラーをプリンタのカラー プロファイルに変換できます。

ヘルプに記載されている機能はフル バージョンの CorelDRAW Graphics Suite 2019 で利用できます。このバージョンの製品には一部利用できない機能があります。


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