CorelDRAW は OpenType フォントをサポートするので、OpenType フォントの高度なタイポグラフィ機能を活用できます。OpenType の機能では、個々の文字、または一連の文字について、別の外観 (グリフとも呼ばれる) を選択できます。たとえば、数字、分数、または合字のセットについて、別のグリフを選択できます。
OpenType のコマンドとオプションには、[プロパティ] ドッキング ウィンドウの [文字] 領域からアクセスできます。また、インタラクティブな OpenType のオプションをオンにして、適用できる OpenType の機能を CorelDRAW に表示することもできます。OpenType の機能が利用できる場合、テキストを選択すると、テキストの下にインジケータの矢印が表示されます。インジケータをクリックして、選択したテキストで利用できる一般的な OpenType の機能リストにアクセスできます。
[インタラクティブ OpenType] インジケータの矢印 (1) をクリックすると、選択したテキストで利用できる一般的な OpenType の機能リストが展開表示される
• | プラットフォーム間のサポート (Windows と Mac OS) |
• | よりよい言語サポートと先進のタイポグラフィ機能を提供する拡張文字セット |
• | タイプ 1 (PostScript) と TrueType のフォントの共存 |
• | 大きいグリフの制限 (64k) をサポート |
次の表に、CorelDRAW で適用できる OpenType の機能 (機能がフォントに含まれている場合) を示します。
さらに、CorelDRAW は、大文字/小文字の変更機能と OpenType の配置機能の一部について、合成バージョンも装備しています。たとえば、フォントが小型大文字のような機能をサポートしない場合、CorelDRAW はフォントを拡大/縮小して、独自バージョンのグリフを生成します。
OpenType の機能をテキストに適用するには |
1 . | テキスト ツール を使用して、1 文字または一連の文字を選択します。 |
[プロパティ] ドッキング ウィンドウ が開いていない場合は、[ウィンドウ] [ドッキング ウィンドウ] [プロパティ] をクリックします。 |
2 . | [プロパティ] ドッキング ウィンドウの [文字] ボタン をクリックして、文字に関連するオプションを表示します。 |
3 . | [プロパティ] ドッキング ウィンドウの [文字] 領域で、OpenType 機能のボタンをクリックし、該当する場合はリストから機能を選択します。 |
一部の OpenType フォントは、サポートされていない機能をサポートするように表示されることがあります。
画面上の OpenType 機能インジケータを有効にするには |
• | テキスト ツール をクリックし、プロパティ バーの [インタラクティブ OpenType] ボタン をクリックします。 |
選択したテキストについて OpenType の機能が利用できる場合、テキストの下に矢印 が表示されます。 |
ドッキング ウィンドウのテキストの下にある下矢印 をクリックします。
|
|
ヘルプに記載されている機能はフル バージョンの CorelDRAW Graphics Suite 2019 で利用できます。このバージョンの製品には一部利用できない機能があります。