描画の印刷時やエクスポート時の外観をプレビューできます。描画をプレビューすると、描画ページ上のオブジェクトと描画ウィンドウの直接領域のオブジェクトのみが表示され、印刷設定されているすべてのレイヤを[オブジェクト]ドッキング ウィンドウ で表示できます。描画内の特定オブジェクトをより細部まで表示する際には、それを選択してプレビューすることもできます。選択したオブジェクトをプレビューしているときは、描画の他の部分は表示されません。
描画をプレビューする前に、プレビュー モードを指定することができます。プレビュー モードによって、プレビューの表示速度と、描画ウィンドウにどの程度の細部まで表示されるかが決まります。
デフォルトでは、描画ウィンドウにページの境界線が表示されますが、いつでも非表示にできます。印刷用の描画では、実際に印刷する領域とともにブリード (ページ境界からはみ出る描画部分) も表示できます。ブリードは、描画にカラーのページ バックグラウンドが含まれる場合やオブジェクトがページ境界に配置されている場合に便利です。ブリードによって、印刷後にドキュメントの切り取り、バインディング、トリムを行っても描画の端と用紙の端の間に余白が表示されなくなります。
複数ページの描画でページをプレビューするには、Page Up キーと Page Down キーを押します。
選択オブジェクトのプレビュー モードを有効にしてもオブジェクトを選択していない場合、フルスクリーン プレビューが空白になります。
商業印刷用の描画を作成する場合は、ブリードの制限も設定する必要があります。詳しくは、ブリードの制限を設定するには.を参照してください。
[表示]
[ページ]
[ページ枠]、または [表示]
[ページ]
[ブリード] をクリックすることもできます。
描画の印刷領域を表示するには、[表示]
[ページ]
[印刷領域] をクリックします。印刷領域は通常、現在のプリンタ設定に基づいて、ページの内側または周囲に 2 本の点線で表示されます。輪郭の 1 つは、現在のプリンタで印刷できる領域を示し、もう 1 つは、プリンタに設定された用紙サイズを示します。
ヘルプに記載されている機能はフル バージョンの CorelDRAW Graphics Suite 2021 で利用できます。このバージョンの製品には一部利用できない機能があります。