表示モード
CorelDRAWでは、作業時に次のいずれかのモードで描画を表示できます。
• ワイヤーフレーム - 塗りつぶし、押し出し、等高線、ドロップ シャドウ、を非表示にして描画の輪郭を表示し、モノクロでビットマップを表示します。このモードは、描画の基本的な構成要素を素早くプレビューできます。
• エンハンスト - PostScript 塗りつぶし、高解像度のビットマップ、およびアンチエイリアス ベクトル グラフィックを表示します。
• ピクセル — ピクセル ベースのレンダリングによる描画を表示します。オブジェクトの特定領域を拡大して、オブジェクトの位置とサイズをより正確に設定することができます。また、このビューではビットマップ ファイル形式にエクスポートされる場合の描画を確認することができます。
• オーバープリントのシミュレーション - 重なり合うオブジェクトがオーバープリントに設定されている領域のカラーをシミュレートし、PostScript 塗りつぶし、高解像度ビットマップ、およびアンチエイリアス ベクトル グラフィックを表示します。オブジェクトのオーバープリントについて詳しくは、選択したカラー分解をオーバープリントするには.を参照してください。
• 複合効果をビットマップ化 — エンハンスト ビューでは、透明度、ベベル、ドロップ シャドウなどの複合効果の表示をビットマップ化します。これは、複合効果がどのように印刷されるかをプレビューするのに便利です。複合効果を良好に出力するには、ほとんどのプリンタでは複合効果をビットマップ化する必要があります。
表示モードの選択は、描画を開く時間やモニタに表示される時間に影響します。たとえば、ワイヤーフレーム ビューでは、オーバープリントのシミュレーション ビューよりも描画を更新する時間や開く時間が短くて済みます。
[ワイヤーフレーム]表示モード (左) 、[エンハンスト]表示モード (中央) 、[オーバープリントのシミュレーション]表示モード (右) 。グレーの菱形とカップのシャドウの塗りつぶしは、オーバープリントに設定されています。
表示モードを選択するには
オーバープリントする場合は、印刷する前に[オーバープリントのシミュレーション]モードでオブジェクトをプレビューすることが重要です。オーバープリントするオブジェクトの種類と混合するカラーの種類によって、オーバープリント カラーの組み合わせが決まります。オーバープリントについて詳しくは、カラー トラッピングとオーバープリント.を参照してください。
デフォルトの表示モードを設定するには、[レイアウト] 
[ドキュメント] [オプション] をクリックして [一般] をクリックし、[表示モード] リスト ボックスからオプションを選択します。
