CorelDRAW ヘルプ | 印刷用のバナーを準備する

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印刷用のバナーを準備する

バナーの印刷準備では、枠線とグロメットマーカーを追加することができます。グロメットは、織物や炭素繊維の複合材など、薄い材料の穴に挿入するリングまたはエッジストリップです。バナーを適切に伸縮するために、グロメットを貫通する編みひもやロープを挿入できます。

アクティブなページまたはページ上の選択したオブジェクトからバナーを作成することができます。

枠は 2 種類の方法で使用できます。枠は、端の周囲に重要なグラフィック要素やテキスト要素があるデザインに追加して、最終のバナーに切り捨てが生じるのを防止できます。また、グロメットを配置する前に、折り返し可能な枠を追加して、バナーの端を強化することもできます。

CorelDRAW では、ページのバックグラウンドカラーまたは任意の均一カラーの枠を追加できます。また、枠を追加するために、ドキュメントの端を伸縮またはミラー化することもできます。枠のサイズ、つまり、ドキュメントの上下に追加する領域の高さ、およびドキュメントの左右に配置する領域の幅を指定できます。

グロメットマーカーのサイズと数を指定して、元のページの境界内または枠の領域内に配置できます。また、マージン、つまりグロメットの端からページの端までの距離も指定できます。グロメットマーカーは、コーナーまたはデザインの上下左右の端に配置できます。このようにして配置すれば、横と縦に追加するグロメットマーカーの数を指定することができます。また、グロメットマーカーは、マーカーのおよその間隔を指定することでも追加できます。

CorelDRAW では、変更内容が新しいドキュメントに保存されるため、元のドキュメントを変更せずに、印刷用に送信できます。

[枠とグロメット] ダイアログボックス

印刷用のバナーデザインを準備するには

1 .

[ツール]

[枠とグロメット] をクリックします。

[枠とグロメット] ダイアログボックスを使用するには、まず枠とグロメット拡張機能をダウンロードする必要があります。詳しくは、拡張機能を入手するには.を参照してください。

2 .

[枠] 領域で、[枠の追加] チェックボックスをオンにします。

アクティブなページをベースとしたドキュメントに、枠およびグロメットマーカーを追加する

[ソース] 領域で、[ページ] オプションをオンにします。

選択したオブジェクトのみが組み込まれたドキュメントに、枠およびグロメットマーカーを追加する

[ソース] 領域で、[選択範囲] オプションをオンにします。

ページに選択したオブジェクトがない場合、このオプションは使用できません。

枠の種類を選択する

[枠] 領域で、[種類] リストボックスからオプションを選択します。

[ページ] - ページのバックグラウンドカラーを使用します。

[カラー] - 均一カラーを選択できます。

[伸縮] - ドキュメントの端を伸縮して、枠を作成します。

[ミラー] - ドキュメントの端をミラー化して、枠を作成します。

枠のサイズを設定する

[枠] 領域の [サイズ] ボックスに値を入力します。

グロメットを追加する

[グロメットの追加] チェックボックスをオンにします。

グロメットマーカーを配置する際に CorelDRAW で枠の領域を考慮する場合は、[枠の領域の使用] チェックボックスをオンにします。このオプションをオフにすると、グロメットマーカーは元のページの境界内に配置されます。

グロメットのサイズを設定する

[グロメット] 領域の [サイズ] ボックスに値を入力します。

グロメットマーカーの端から最も近いページの端までの距離を設定する

[グロメット] 領域の [マージン] ボックスに値を入力します。

グロメットマーカーの数と配置を指定する

[配置と配分] 領域で、[グロメット数] オプションをオンにして、[垂直方向] ボックスと [水平方向] ボックスに値を入力します。

次のいずれかのボタンをクリックします。

[隅] - グロメットマーカーをページのコーナーに配置します。

[上端] - グロメットマーカーをページの上端に沿って配置します。

[下端] - グロメットマーカーをページの下端に沿って配置します。

[左端] - グロメットマーカーをページの左端に沿って配置します。

[右端] - グロメットマーカーをページの右端に沿って配置します。

グロメットマーカーは、マーカーの間隔を指定することでも追加できます。

[配置と配分] 領域で、[間隔] オプションをオンにして、[垂直方向] ボックスと [水平方向] ボックスに値を入力します。

体験版、アカデミック、および OEM の各バージョンでは、利用できないコンポーネントがあります。利用できないコンポーネントには、Corel アプリケーションや機能の一部、サードパーティ製のユーティリティ、追加コンテンツファイルなどがあります。

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