トーン カーブ フィルタを使用する

[トーン カーブ] フィルタでは、個々のカラー チャンネルまたはコンポジット チャンネル (すべてのチャンネルの組み合わせ) のいずれかを調整して、カラーとトーンを補正できます。個々のピクセル値は、グラフに表示されるトーン カーブに沿ってプロットされ、この曲線が影 (グラフの下部) 、中間トーン (グラフの中央) 、ハイライト (グラフの上部) のバランスを示します。グラフの x 座標はオリジナル イメージのトーン値を表し、グラフの y 座標は調整後のトーン値を表します。

トーン カーブは、イメージの影、中間トーン、およびハイライトのバランスを示します。元のピクセル値 (x) および調整後のピクセル値 (y) は、トーン カーブをドラッグすると並んで表示されます。ここでは、トーン範囲をわずかに調整した、つまりピクセル値を 152 から 141 に置き換えた例を示します。

ノードをトーン カーブに追加し曲線をドラッグすることで、問題のある領域を修正できます。イメージの特定の領域を調整するには、スポイト ツールを使用して、イメージ ウィンドウで領域を選択します。トーン カーブに表示されるノードをドラッグして、効果を得ます。

オリジナルのイメージ (左); トーン範囲調整後のイメージ (右)。

ヒストグラムを使用すると、調整後のトーン範囲を表示して結果を確認できます。ヒストグラムについて詳しくは、ヒストグラムを使用する.を参照してください。

微調整するには、[スタイル] リスト ボックスから曲線のスタイルを選択します。たとえば、フリーハンド ラインまたは直線セグメントを使用して、曲線を再描画できます。

プリセットを適用して、イメージのカラーおよびトーンを調整できます。プリセットを使用するには、[プリセット] ボックスの右にある [開く] ボタンをクリックします。トーン設定をプリセットとして保存して、他のイメージで使用することもできます。

さらに、[自動バランス トーン] をクリックして、イメージのトーン範囲を均一化できます。トーン範囲の上限または下限を超えているピクセル (切り落とされるピクセル) を指定するには、[設定] をクリックして、[自動調整範囲] ダイアログ ボックスに値を入力します。

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