レビューしてフィードバックを追加する

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[注記] インスペクタ を使用すると、ドキュメントの各所に挿入された注記を表示して対処したり、各所にフィードバックを追加したりできます。

注記を識別する

Corel アカウントにサイン インして、自分のすべての注記を自分の名前と電子メール アドレスで識別することができます。マルチシートの企業インストールの場合、注記を認証するには、Google Workspace または Microsoft 365 の企業アカウントでサイン インする必要があります。

または、サイン インせずに、匿名の注記を追加することもできます。この機能は、Cloud のコラボレーション機能を使用せずにローカル ファイルに注記を追加する場合に役立ちます。匿名の注記は、他のユーザーが編集および削除できます。

注記に返答する/注記を追加する

サイン インすると、注記の選択、返答、対処を行ったり、対処済み注記を再び開いたりできます。注意アイコンを追加して [注記] インスペクタで注記を入力したり、ドキュメントに矢印、長方形、楕円形、直線、自由描画でマークを付けたりできます。また、ドキュメントの特定部分に目を向けさせるために、紙で蛍光ペンを使うかのようにハイライトできます。注記を追加することで、描画した各マークの意図を明確にできます。

マークとして使用する図形や線をカスタマイズするために、描画する前後にカラー、線の太さ、枠を選択できます。また、図形や線の移動やサイズ変更ができます。

さらに、追加した注記を編集したり、すべての注記をワンクリックで解決済みに指定したりできます。注記を再利用する必要がある場合は、注記をコピーできます。

ドキュメントにマークを付ける

ライブ コメント

ドキュメントを CorelDRAW.app で校閲中の校閲者とリアルタイムでコラボレーションできます。CorelDRAW.app で追加された注記やマークアップはすべて、CorelDRAW で開いているドキュメントにすぐに表示されます (逆の場合も同様です)。こうした注記は、そのダイナミックな性質からライブ コメントと呼ばれています。ライブ コメントに返答したり、不明点を確認したりすることで、フィードバックがすぐに得られます。ライブ コメントの動作は他のコメントと同様ですが、使用するには、ドキュメントをあらかじめ Cloud に保存して共有したうえで、そのドキュメントを Cloud から開く必要があります。また、ライブ コメントを CorelDRAW の異なるインストール間でやり取りすることはできません。

注記を検索する/非表示にする/削除する

語句または校閲者名を入力して注記を検索できるので、特定の注記を素早く検索できます。

編集作業がしやすくなるよう、注記マークはすべていつでも非表示にできます。解決済みの注記はすべてデフォルトで非表示になり、解決の必要な注記に集中できます。解決済みの注記が表示されるようにも設定できます。

不要になった注記または注記のスレッドを削除して見やすくすることができます。また、マークアップや注記をすべて一度に削除することもでき、デザインの最終バージョンの用意にする際に便利です。

マークを非表示にする

注記が含まれているドキュメントを PDF ファイルにエクスポートするときに、注記を含めたり除外したりできます。詳しくは、PDF ファイル内の注釈.を参照してください。

保存と共有

ファイルに含まれていたフィードバックに対処したら、Cloud に保存し、CorelDRAW.app を使用して他のユーザーと共有して、さらなる校閲や最終承認に備えることができます。

テキストのコラボレーションをする

テキストを共同で作成および編集することもできます。詳しくは、テキストに対してコラボレーションする.を参照してください。

[注記]インスペクタにサイン インするには

 

目的	作業手順
Corel アカウントでサイン インする (サブスクライバのみが利用可能)	[Corel アカウントでサイン イン] をクリックし、必要な認証情報を入力します。
匿名の注記を追加する	[注記を追加する] をクリックします。 ヒント: [注記] インスペクタにすでにサイン インしている場合、匿名の注記を追加するにはサイン アウトする必要があります。
Google Workspace アカウントでサイン インする (マルチシート インストールでのみ利用可能)	[Google Workspace でサイン イン] をクリックし、必要な認証情報を入力します。
Microsoft 365 アカウントでサイン インする (マルチシート インストールでのみ利用可能)	[Microsoft 365 でサイン イン] をクリックし、必要な認証情報を入力します。

注記を表示/選択/移動するには

 

目的	作業手順
注記を表示する	選択ツール を使用して、描画ウィンドウで注記マークをポイントします。ツールヒントが表示され、作成者、注記、その注記に対する返答の数が示されます。
注記を選択する	選択ツール を使用して、描画ウィンドウで注記マークをクリックします。 ヒント: [注記] インスペクタで注記をクリックすることもできます。
複数の注記を選択する	インスペクタCommand キーを押しながら注記をクリックします。または、選択ツール を使用して描画ウィンドウで注記マークをクリックします。
注記のマークを移動する	選択ツール を使用して、描画ウィンドウで注記マークをクリックして別の位置へドラッグします。

注記に返答するには

 

目的	作業手順
注記に返答する	注記をクリックし、注記の下に表示されるボックスに返答を入力し、Return キーを押します。
注記に対処する	注記ボックスの右上隅にある [対処する] ボタン をクリックします。 注記: 解決した注記に対するデフォルトの表示設定を変更していない場合、注記マークと注記は注記を解決したと同時に表示されなくなります。解決済み注記の表示と非表示を切り替える方法について詳しくは、注記を表示する/非表示にするには.を参照してください。 ヒント: [アクション] ボタン をクリックし、[解決] をクリックすることでもできます。
すべての注記に対処する	[環境設定]
	[環境設定] ボタン をクリックし、[解決済みを表示] をクリックして解決済みの注記をすべて表示します。注記の右にある [アクション] ボタン をクリックし、[再び開く] ボタンをクリックします。

ライブ コメントを使用するには、ドキュメントをあらかじめ Cloud に保存して共有したうえで、そのドキュメントを Cloud から開く必要があります。

ライブ コメントは CorelDRAW.app と CorelDRAW との間でやり取りできますが、CorelDRAW の 2 つのインストール間ではできません。

注記に関連するメモを追加するには

同じ注記をすべてのドキュメント ページに追加するには、まず [オブジェクト] インスペクタでマスター ページを開いてから、[デスクトップ] レイヤをクリックする必要があります。

入力中の注記は、Esc キーを押してキャンセルできます。

描画マーク ツールを使用するには

 

目的	作業手順
矢印または直線を描画する	矢印マーク ツール をクリックします。描画ウィンドウで、ドラッグして矢印を描画します。開始点に矢頭を追加するには、[矢印の開始] チェック ボックスをオンにします。 直線を描画するには、[開始矢印] チェック ボックスと [終了矢印] チェック ボックスを無効にします。線を開始する位置にポインタを置き、ドラッグして曲線を描きます。 矢印や線の色は、[線の色] ピッカーで選択できます。 矢印や線の幅は、[線の幅] ボックスに値を入力して指定できます。
ハイライトを追加する	ハイライト ツール をクリックして、ハイライトする領域を囲むようにドラッグします。 ハイライトの色は、[ハイライト カラー] ピッカーで選択できます。 ハイライトの幅は、[ハイライト幅] ボックスで指定できます。
自由な線または形状を描く	フリーハンド マーク ツール をクリックし、描画ウィンドウで始点をポイントしてドラッグします。 線の色は、[線の色] ピッカーで選択できます。 線の幅は、[線の幅] ボックスで指定できます。
長方形を描く	長方形マーク ツール をクリックし、描画ウィンドウでドラッグします。 輪郭の色は、[輪郭の色] ピッカーで選択できます。 輪郭の幅は、[輪郭の幅] ボックスで指定できます。
楕円を描く	楕円マーク ツール をクリックし、描画ウィンドウでドラッグします。 輪郭の色は、[輪郭の色] ピッカーで選択できます。 輪郭の幅は、[輪郭の幅] ボックスで指定できます。
塗りつぶしの長方形または楕円形を描く	長方形マーク ツール または楕円形マーク ツール を選択し、[塗りつぶしカラー] ピッカーから塗りつぶしカラーを選択し、描画ウィンドウ内をドラッグします。

 

カスタマイズされた注記マーク

50% の透明度がマークのカラーに適用されます。

注記マークは、描画ウィンドウに追加された後でもカスタマイズできます。選択ツール を使用し、描画ウィンドウで注記マークをクリックし、[注記] インスペクタで目的の色や線のプロパティを設定します。

注記マークのサイズを変更するには

デザインの特定の領域に焦点を当てるために長方形のサイズが変更されました。

他のユーザーが描画した注記マークのサイズは変更できません。

注記のサイズは変更できません。

注記を編集するには

自分で追加した注記のみ編集できます。

注記をコピーするには

注記を検索するには

CorelDRAW では、アクティブなページだけではなくドキュメントのすべてのページを検索します。

[検索] ボックスをクリアするには、[閉じる] ボタンをクリックします。

注記を表示する/非表示にするには

 

目的	作業手順
すべての注記マークを表示/非表示する	[注記の表示] をクリックして、このコマンドの有効/無効を切り替えます。
解決した注記とそのマークを表示する/非表示にする	[解決済みの表示] をクリックして、このコマンドの有効/無効を切り替えます。

注記を削除するには

 

目的	作業手順
注記を削除する	注記をクリックし、[削除] をクリックします。 ヒント: [アクション] ボタン をクリックし、[削除] をクリックすることでもできます。
すべての注記を削除する	[環境設定]

削除アクションは元に戻せません。

選択ツール を使用して描画ウィンドウで注記マークを選択し、[削除] をクリックして、注記を削除することもできます。

ファイルを保存して共有するには

 

ヘルプに記載されている機能はフル バージョンの CorelDRAW Graphics Suite で利用できます。このバージョンの製品には一部利用できない機能があります。