チェックアウト プロセスを使用すると、同じドキュメント セットで他のユーザーとコラボレーションできます。このプロセスは、ドキュメントに加えられる変更を制御および追跡するための方法を提供します。ドキュメントは、他のユーザーによってチェック アウトされていない場合にチェック アウトできます。ドキュメントをチェック アウトすることで、一時的に、他のユーザーが変更を加えないようにすることができます。
ユーザーは、ドキュメントをチェック アウトした後に変更を加えることができます。変更内容を他のユーザーが表示できる状態になったら、ドキュメントの変更を加えたバージョンをドキュメントライブラリにチェック インします。ドキュメントがチェック インされたら、ドキュメントの変更を加えたバージョンを他のユーザーがチェック アウトすることができます。
組織のドキュメント管理システムでバージョン追跡がサポートされている場合は、バージョンの説明を追加したり、メジャー バージョンやマイナー バージョンなどバージョンの種類を選択したりすることができます。メジャー バージョン (1.0、2.0、など) は、描画で重要な変更を行う場合に使用できます。これに対し、マイナー バージョン (1.1、1.2、1.3、など) は、より軽微な変更を行う場合に使用できます。また、ドキュメント ライブラリでのアクセス許可の設定方法によっては、マイナー バージョンは、特定のユーザーのみがアクセスできるドラフト ドキュメントとして扱われることがあります。
ドキュメントをチェック アウトすると、ドキュメントのコピーが作業フォルダに保存されます。他のユーザーと共有することなく、ドキュメントのこのコピーを修正し、変更をローカルに保存することができます。オフラインのときに、ドキュメントのコピーで作業を続けることもできます。チェックアウト ステータスに影響を与えずにドキュメントのコピーを繰り返し、閉じたり再び開いたりして、再びオンラインになったときに、ドキュメントをチェック インすることができます。
ドキュメントのチェックアウトを元に戻す
チェックアウトはいつでも元に戻すことができます。チェックアウトを元に戻すと、チェック アウト以後にドキュメントに加えたすべての変更を破棄できます。チェックアウトを元に戻した後もドキュメントを開いたままにした場合、作業コピーは読み取り専用のバージョンになります。
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[ファイル] [ドキュメント管理] [開く] をクリックします。 |
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ドキュメント管理ツールバーに、ファイルのチェックアウト ステータスが表示されます。ファイルは、「チェック イン済み」と記述されている場合、チェックアウトする準備ができています。 |
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ドキュメント管理ツールバーの [ドキュメントをチェック イン] ボタン をクリックします。 |

ドキュメントをチェック アウトすると、ドキュメントのコピーがコンピュータの作業フォルダに保存されます。
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ドキュメント管理ツールバーの [ドキュメントをチェック イン] ボタン をクリックします。 |

ファイルを別の場所にコピーし、そのファイルに変更を加えた場合、Corel DESIGNER 内から変更をチェック インすることができなくなります。代わりに、ファイルを SharePoint 内に直接チェック インするか、ファイルを作業フォルダにコピーして Corel DESIGNER 内からファイルをチェック インする必要があります。
メジャー バージョンとマイナー バージョンが使用できるかどうかは、組織のドキュメント管理システムの設定によって異なります。
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ドキュメント管理ツールバーの [チェックアウトを元に戻す] ボタン をクリックします。 |

チェックアウトを元に戻すと、ドキュメントに加えたすべての変更が破棄されます。変更を含むドキュメントのコピーをローカル フォルダに保存する場合は、[ファイル]
[名前を付けて保存] をクリックします。