文字を上付き文字や下付き文字として表示することにより、文字の位置と外観を変更できます。これは、科学的表記を使用する描画で便利です。上付き文字と下付き文字をサポートする OpenType フォントを選択した場合、OpenType 機能を適用できます。ただし、上付き文字と下付き文字をサポートしないフォント (OpenType フォントを含む) を選択した場合は、文字の合成バージョンを適用できます。この合成バージョンは、Corel DESIGNER がデフォルトのフォント文字の特徴を変更することにより生成します。詳しくは、OpenType の機能.を参照してください。
上付き (1) と下付き (2) を適用したアート テキスト
さらに、選択した文字に下線、取り消し線、および上線を引くこともできます。
一重線と二重線のスタイルを使用して、テキストに下線 (1)、取り消し線 (2)、および上線 (3) を適用したアート テキスト
選択したテキストのフォーマットを再使用する場合は、スタイルを使用するかテキスト属性をコピーして、選択した別のテキストに適用します。詳しくは、スタイルおよびスタイル セット、および次を参照してください: オブジェクトのプロパティ、変形、効果をコピーする.
さらに、テキストの色を変更したり、段落テキストのフレーム、アート テキストの範囲ボックス、選択したテキスト文字にバックグラウンド カラーを追加することができます。
| 上付きまたは下付きのテキストを挿入するには |
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| 1 . | テキスト ツール |
| [プロパティ] ドッキング ウィンドウが開いていない場合は、[ウィンドウ] |
| 2 . | [プロパティ] ドッキング ウィンドウで、[文字] ボタン |
| 3 . | [プロパティ] ドッキング ウィンドウの [文字] 領域で [配置] ボタンをクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。 |
| • | なし - リスト内のすべての機能をオフにします。 |
| • | 上付き (自動) - フォントがサポートする場合は、OpenType 機能を適用します。フォントが上付きをサポートしない場合は、合成バージョンを適用します。 |
| • | 下付き (自動) - フォントがサポートする場合は、OpenType 機能を適用します。フォントが下付きをサポートしない場合は、合成バージョンを適用します。 |
| • | 上付き (合成) - 合成バージョンの上付きの外観を適用します。Corel DESIGNER の旧バージョンと同じ表示になります。 |
| • | 下付き (合成) - 合成バージョンの下付きの外観を適用します。Corel DESIGNER の旧バージョンと同じ表示になります。 |
一部の OpenType フォントは、未サポートの機能をサポートするように表示されることがあります。たとえば、上付きと下付きのオプションが使用できるように表示されることがありますが、実際は使用できません。これらの OpenType フォントのいずれかを適用した場合、Corel DESIGNER では、合成バージョンの上付きと下付きを処理することができません。
| テキストに下線、上線、または取り消し線を引くには |
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| 1 . | テキスト ツール |
| [プロパティ] ドッキング ウィンドウが開いていない場合は、[ウィンドウ] |
| 2 . | [プロパティ] ドッキング ウィンドウで、[文字] ボタン |
| 3 . | [プロパティ] ドッキング ウィンドウの [文字] 領域で、[文字] 領域の下部にある矢印ボタン |
| 4 . | 次の表のタスクを実行します。 |
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[下線] ボタン
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[取り消し線] リスト ボックスからスタイルを選択します。
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[上線] リスト ボックスからスタイルを選択します。
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