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コンピュータ グラフィックス メタファイル (CGM) は、2D グラフィックの保存や交換に使用されるオープンでプラットフォームに依存しないメタファイル形式です。この形式は RGB カラーをサポートしています。CGM ファイル形式では、ベクトル グラフィックとビットマップをどちらも保存できますが、通常はいずれか一方だけを保存し、両方を保存することはほとんどありません。
Corel DESIGNER は、CGM バージョン 1 プロファイル、CGM バージョン 3 プロファイル、および 4 つの CGM バージョン 4 プロファイル (ACGM、WebCGM、S1000D、および GREX) をサポートします。CGM バージョン 4 のプロファイルは、CGM 標準の一部です。各プロファイルには、CGM 機能の一部が含まれています。これらのプロファイルのファイルでは、グラフィック以外のデータとグラフィック要素を関連付けることができ、多くの場合「インテリ グラフィック」と呼ばれます。次に、サポートされるバージョン 4 のプロファイルの概要を示します。
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ACGM (ActiveCGM) — ベクトル グラフィックとビットマップの両方のハイパーリンク、ズーム、スクロール、ホットスポット、およびデータベース リンクをサポートしています。このプロファイルは、インターネットで 2D の描画を表示する場合に最適です。 |
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WebCGM (バージョン 1.0、2.0、および 2.1) — WebCGM は、バイナリ ファイル形式であり、ハイパーリンク、ドキュメント ナビゲーション、ピクチャ ストラクチャおよびレイヤ、および WebCGM ピクチャ コンテンツの検索をサポートしています。また、Unicode と Web フォントもサポートしています。WebCGM プロファイルは、Web 電子ドキュメントで広く使用されています。 |
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WebCGM S1000D プロファイル — この標準では、S1000D に準拠したグラフィックを作成するための要件を指定しています。S1000D は、技術文書の作成および管理に関する、SGML/XML ベースの国際的な規格です。この規格は元々、ASD (Aerospace and Defense Industries Association of Europe、欧州航空宇宙防衛産業連合) が、軍用機の技術文書を作成するために開発しました。その後修正を重ね、現在ではさまざまな産業で技術文書を作成するために採用されています。 |
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GREX (ATA GREXCHANGE) — このプロファイルでは、グラフィック要素の規則が WebCGM とよく似ています。WebCGM と異なり、このプロファイルは Western エンコードと一部のベース フォントのみをサポートしています。URL リンクはサポートしていませんが、外部解決可能な参照をサポートしています。GREX プロファイルは、自動車、航空宇宙、防衛産業などで広く使用されています。 |
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[ファイル名] ボックスの横にあるリスト ボックスから [CGM - コンピュータ グラフィックス メタファイル](*.cgm) を選択します。 |
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[ファイルの種類]リスト ボックスから[CGM - コンピュータ グラフィックス メタファイル]を選択します。 |
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[種類] リスト ボックスから、エンコードの種類を選択します。 |
CGM ファイルをインポートする
CGM ファイルをエクスポートする
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Corel DESIGNER は、バージョン 1、3、および 4 の CGM と WebCGM 1.0 のファイルをエクスポートできます。 |
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