包括的

テクニカル ドキュメントの視覚的なコミュニケーション製作、プロジェクト作成、および発行のすべての側面に適用できるプロフェッショナルなアプリケーションの完全なスイートを利用できます。統合されたワークフローにより、2D、3D、写真、ドキュメント、データなどソース ファイルを開くことから、印刷、オンライン、およびモバイル用の出力をサポートすることまで、シームレスな体験が提供されます。

機能強化TMS サポート

グローバル マーケットを対象としたテクニカル ドキュメントの作成と、翻訳メモリ システム (TMS) によるローカライズ コストの削減が強化されています。Corel DESIGNER 2018 で、テキストを複数の列にまたがってフォーマットできるようになりました。テキストは Trados 互換の言語コードとともに XML Localization Interchange ファイル形式 (XLIFF) にエクスポートできます。XLIFF は、TMS とソフトウェアとの間で翻訳可能なテキストを共有するための業界標準フォーマットです。また、戻された翻訳済みテキストが元の形式を維持するようになりました。これにより、翻訳済みテキスト文字列を除き、同一の内容と形式を持つ言語固有のファイルを作成できます。詳しくは、翻訳されたテキストを操作する.を参照してください。

Corel DESIGNER X7 では、世界各地の市場に向けたテクニカル ドキュメントを簡単に作成できます。

新機能写真の傾きをインタラクティブに補正する

Corel PHOTO-PAINT の新しい直線化ツールを使用すると、直線化バーを写真の要素にインタラクティブに配置したり、バーの回転角を指定したりして、歪みのあるイメージを回転させることができます。コントロールはどれも画面上やプロパティ バーから簡単にアクセスできます。イメージを水平または垂直に向けて回転させたり、最適な直線化モード選びを Corel PHOTO-PAINT に任せたりできます。直線化ツールでは、レンズ、マスク、オブジェクト、オブジェクトのグループを回転させることもできます。さらに、調整した写真を切り抜いたり、切り抜かずにエッジを背景カラーで塗りつぶしたりできます。

新機能写真の遠近効果をインタラクティブに補正する

Corel PHOTO-PAINT 2018 には、高価な傾き補正レンズの機能と多用性をもたらすインタラクティブな新機能が用意されています。遠近補正ツールを使用すると、簡単に写真内のランドマークやオブジェクトの遠近効果を修正して、希望していた外観そのものを得ることができます。イメージ ウィンドウで、4 つの角の点を移動するだけで、思いどおりの遠近効果を得ることができます。また、グリッド線を表示して、遠近効果の調整で三分割法 (3 分の 1 の法則) を簡単に適用することもできます。

新機能AfterShot 3 HDR

Corel AfterShot 3 HDR を Corel DESIGNER、CorelDRAW または Corel PHOTO-PAINT から無料で直接ダウンロードし、プロ レベルの写真編集を短期間で習得することができます。RAW または JPEG 形式の写真に対する補正や調整を簡単に行なうことができ、バッチ処理ツールを使用して何千枚という写真に調整をワンクリックでまとめて適用できます。また、AfterShot 3 HDR に付属の HDR モジュールを使用して、HDR (ハイ ダイナミック レンジ) イメージを作成することもできます。

さらに強力な写真管理機能や写真編集機能が必要な場合は、[追加] から AfterShot Pro の最新版にアップグレードできます。

機能強化CGM サポート

Corel DESIGNER では、航空宇宙、防衛、自動車など幅広い分野で業界標準となっている重要なファイル形式、CGM ファイルのサポートを強化しています。テクニカル イラストレータは、描画の CGM ファイルへの出力を完全に制御できます。S1000D (4.2) および ATA GREXCHANGE (2.8 〜 2.12) など、より多くの CGM V4 プロファイルをサポートします。

機能強化DWG/DXF のサポート

Corel DESIGNER では、ファイルをインポートするときの最新の DWG バージョン (AutoCAD 2019) のサポートが強化されました。

新機能SharePoint との統合

CorelDRAW Technical Suite 2018 では、より多くのコラボレーションおよび共有オプションが提供されます。CorelDRAW Technical Suite 2018 Enterprise ライセンス、または CorelSure Maintenance を含む CorelDRAW Technical Suite ライセンスがある場合は、Microsoft SharePoint に直接アクセスできるようになったため、Corel DESIGNER または CorelDRAW 内からドキュメントを素早く取得および保存できます。

機能強化ベクトル プレビュー

CorelDRAW Technical Suite 2018 では、ツールのプレビュー、曲線のプレビュー、ノードやハンドル、効果のコントロールやスライダ、テキストの描画が高速化されており、生産性が高まります。また、大きなファイルを開くのが速くなったほか、複雑な曲線の編集がよりスムーズになりました。さらに、ツールやオブジェクトのプレビューがより見やすく、より使いやすくなっており、作業の効率が向上します。

機能強化テキストやフォントの作業が高速化

テキストの描画が速くなっており、テクニカル デザイン ワークフローが高速化されます。さらに、Corel DESIGNER や CorelDRAW 2018 ではフォント リストのパフォーマンスが強化されており、探しているフォントがすぐに見つかります。

機能強化ネットワーク上に保存されているフォントの作業が高速化

Corel Font Manager が機能強化されて、ネットワーク上に保存されているフォントのモニタが向上しており、作業に適したフォントをより簡単に探すことができます。

新機能フォントを埋め込むことができない場合の警告

ファイルを保存する際に、埋め込むことができないフォントを示す警告が表示されるようになり、時間の短縮につながります。この警告で、他の作業者がドキュメントの作業を続けるのに必要なフォントが特定されるため、協働ワークフローが簡素化されます。

新機能埋め込み権限に基づいてフォントにフィルタを適用する

新しい埋め込み権限フォント フィルタを使用すると、ファイルを共有するための時間と労力が節約されます。この機能により、4 つの一般的なフォント埋め込み権限に基づいてフォントを並べ替えられるので、テキスト スタイルを選択する際にどのフォントを使うべきか、避けるべきかが最初からわかります。このフィルタにより、共有するデザインに含まれるテキストやフォントを使用して他のユーザーができることをすぐに把握できます。埋め込むことができないフォント、描画の受け取り側がコンピュータにインストールできるフォント、テキスト編集に使用できるフォント、表示や印刷しかできないフォントを把握できます。

新機能ファイル保存インジケータ

Corel DESIGNER、CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT で複数のドキュメントを同時に作業している場合に、どのファイルに未保存の変更が含まれているかが簡単にわかるようになりました。Windows メニュー、タイトル バー、ドキュメント タブで、未保存のファイルの名前の横にアスタリスクが付き、作業のステータスが一目でわかります。

機能強化塗りつぶしと透明を適用および管理する

CorelDRAW Technical Suite 2018 では、ユーザーによるデザイン アセットの使い方が全面的に見直されています。[塗りつぶし] ピッカーと [透明度] ピッカーの機能が刷新されており、Corel DESIGNER、CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT で塗りつぶしや透明を使用および管理する際の生産性やパフォーマンスが大きく向上します。UI が合理化されて、塗りつぶしや透明をこれまでになく素早く使用、作成、検索できます。新しいコンテンツ パックのダウンロード、独自のライブラリの追加、アセットのコレクションの任意の場所への簡単な移動、アセットのプロパティの変更を、すべてスイート内で行なうことができます。加えて、エイリアスを使用して、コンピュータの別フォルダ、USB フラッシュ ドライブ、共有ネットワーク フォルダに保存されているコンテンツを表示できます。

よく使用する塗りつぶしや透明をお気に入りとしてマークすると、簡単に検索できるようになります。煩雑にならないように、使用しないアセットを新しいフォルダに移したり削除したりできます。必要なアセットを簡単に探すことができます。お気に入りの塗りつぶしや透明のリスト、最近使用した塗りつぶしや透明のリストを表示できます。また、パック、フォルダ、リストを 1 つずつ検索および表示することもできます。塗りつぶしのコレクションを拡充する場合は、[追加] ダイアログ ボックスで塗りつぶしパックを追加でダウンロードできます。

新機能ブロック影

Corel DESIGNER でブロック影ツールを使用すると、オブジェクトやテキストに均一なベクトル影を加えることができます。直感的に使えるこの機能は、影に含まれる線やノードの数を激減させ、出力用ファイルの準備にかかる時間を大幅に短縮し、最終結果の品質を大きく向上させることで、複写のワークフローを高速化します。

プロパティ バーに用意された強力な設定で影の奥行きや方向を厳密に指定したり、こうしたプロパティを描画内でインタラクティブに操作したりして、思い通りの外観にすることができます。ブロック影のカラーは影の引き出し元オブジェクトとは別に指定できるので、クリエイティビティを妨げる要素はありません。また、オーバープリント オプションもあり、ブロック影の適用対象となるテキストやオブジェクトの下でブロック影のカラーが変わらないようにできます。この機能は CorelDRAW 2018 でも使用できます。

新機能プロジェクト タイマー

Corel DESIGNER 2018 にはテクニカル グラフィックのプロが作業を整理および把握したり、クライアントに適切に請求したり、自分の作業に対する洞察を得たりするのに役立つ新ツールが用意されています。プロジェクト タイマーを使用すると、特定のプロジェクトに費やした時間を正確かつ作業を妨げずに追跡できます。描画ウィンドウに独立したツールバーとして表示され、ワークフローに合わせてあらゆる側面をカスタマイズできます。タスクやプロジェクトの詳細をモニタして記録するためのさまざまな手段が用意されています。追跡情報はドキュメントで保存され、それを表計算アプリケーションで開けるファイル形式でエクスポートすれば、時間シート レポートを作成できます。 この機能は CorelDRAW 2018 でも使用できます。

新機能デフォルトのフォルダの場所

テクニカル デザイン アセットを簡単に検索および共有できるようにするため、デフォルト フォルダ以外のコンテンツの保存先を選択することができます。ユーザーからのご要望にお応えして、Corel DESIGNER、CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT では、塗りつぶし、フォント、イメージ リスト、フォト フレーム、テンプレート、トレイについて、自分で作成したものでも、オンライン コンテンツ プロバイダから取得したものでも、保存先をカスタマイズできます。


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