パターン ファイルを適用する


Corel Painter では、あらかじめ設定された塗潰しパターンを適用できます。パターンは繰り返されるデザインのことです。最小単位のパターンは「タイル」といいます。パターンでイメージを塗り潰すには、選択した範囲に同じ長方形のタイルを複数敷き詰めます。

パターンの外観はさまざまな方法で調整できます。たとえば、タイルのサイズ (倍率) を変更したり、塗潰し中にタイルをずらしたりできます。タイルをずらす場合は、対象領域の上部を基準として、最初のタイルの水平位置または垂直位置を調整します。このずらした距離は、残りの塗潰しパターンにも適用されます。

左: パターン (倍率 20%)。右: サンプル パターン (倍率 100%)。

左: オフセットが 50% に設定されたパターンは、継ぎ目のないパターンを作成する。右: パターのオフセットが 100% に設定されている場合、表示されるパターン タイルは増えるが、タイルが正しく並ばない。

塗潰しとしてパターンを適用するには

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1 以下の表を参考にして操作を行います。

 

パターンの適用先に応じた操作方法
操作内容
キャンバス
[レイヤー] パネルの [キャンバス] をクリックします。
選択範囲
ツールボックスから選択範囲ツールをクリックし、書類ウィンドウでドラッグして領域を選択します。
レイヤー
[レイヤー] パネルでレイヤーをクリックします。
2 ツールボックスの塗潰しツール を選択します。
3 プロパティ バーの [塗潰し方法] リスト ボックスで [クローン ソース] を選択し、[クローン ソース] フライアウト ボタン をクリックし、[ソース] リスト ボックスから [選択パターン] を選択します。
4 [Painter のパターン] 領域でパターンのカラー タイルをクリックします。
5 書類ウィンドウで、キャンバス、選択範囲、またはレイヤーをクリックします。

 

以下のこともできます。
塗り潰す色の範囲を指定する
プロパティバーの [許容幅] ボックスに値を入力するか、スライダを動かします。
許容範囲外のピクセルについてパターンの不透明度を指定する
プロパティバーの [境界ぼかし] ボックスに値を入力するか、スライダを動かします。
パターンのエッジを指定する
プロパティバーの [アンチエイリアス] ボタン をクリックします。
[境界ぼかし] をきわめて低い値または 0 に設定する場合は、アンチエイリアスの適用をお勧めします。

*

イメージにパターンが適用されていることがわかるようにしたい場合は、パターン自体よりも大きなイメージに適用する必要があります。

*

ツールボックスの [パターン セレクタ] ([ウィンドウ] [メディア セレクタ]) を使用するか、[編集] [塗潰し] を選択することでも、パターンを選択できます。[塗潰し] ダイアログ ボックスで、[塗潰し方法] リスト ボックスから [パターン] を選択し、[パターン セレクタ] をクリックします。

パターンの外観を調節するには

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1 [ウィンドウ] [メディア パネル] [パターン] を選択します。
2 [Painter のパターン] 領域でパターンのカラー タイルをクリックします。
3 以下のいずれかのボタンをクリックします。
[長方形] - タイルを格子状に配置します。このオプションをオンにすると、[オフセット] スライダがオフになります。
[水平] - 上下のタイルを水平方向にずらして配置します。
[垂直] - 左右のタイルを垂直方向にずらして配置します。
[オフセット] スライダが有効な場合は、このスライダを調節して、オフセット量を調整します。
4 [スケール] スライダを調節して、パターン内の各タイルのサイズを調整します。
これらのオプションを設定したら、パターンを使用できます。

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