写真を自動ペインティングする


写真のクローンが作成されたら、自動ペインティング処理を開始できます。

自動ペインティングは、キャンバスにブラシストロークを適用します。

自動ペインティング用に領域を分離させたい場合は、最初に選択範囲を作成できます。最終結果で、選択範囲で保護された領域はキャンバスの色で塗りつぶされます。選択範囲については、選択範囲と変形.を参照してください。

選択範囲を使用する自動ペインティング

自動ペインティングの速度を調節して、それぞれのストロークがどこにどう適用されるか目で追うことができます。また、自動ペインティングはいつでも停止できます。

スマートストローク ペイント

[スマートストローク] ブラシ バリアントを選択したら、スマート ストローク ペイントと設定を使用して作業ができます。[スマートストローク] ブラシ バリアントは自動ペインティング用に最適化されますが、[クローン] ブラシ バリアントも自由に使用できます。次のオプションから選択できます。

[スマートストロークペイント] - 写真の形状に合わせてペイント ストロークを自動的に適用します。
[スマート設定] - より詳細な領域でブラシストロークのサイズや長さ、筆圧を変更します。このオプションとスマートストローク ペイントを併用して、ソース写真の詳細を保存できます。

ストローク設定のカスタマイズ

ブラシストロークとキャンバスの反応性を細かくコントロールしたい場合は、以下のようにストローク別に設定できます。

[ストローク] — ブラシストロークを選択します。また、カスタム ブラシストロークをリストに追加することもできます。
[ジッター] - 不規則性を使用して意表をつくような色やストロークを作り出します。これによって、Corel Painter で作成したアートワークにユニークで印象的な効果をもたらすことができます。次の設定のランダムが調節できます。
[筆圧] - 0 から 100 までの値を設定し、ブラシストロークを適用する際の筆圧を指定します。この設定値は、[ストローク] オプションであらかじめ設定された筆圧のパーセンテージを表します。
[長さ] - 0 から 100 までの値を設定し、ブラシストロークの長さを指定します。この設定値は、ストローク オプションであらかじめ設定された長さのパーセンテージを表します。
[回転] - 0 から 360 までの値を設定し、ブラシストロークの回転角度を指定します。
[ブラシサイズ] - ブラシのサイズを設定します。

カスタム ブラシストロークを記録することもできます。

スマートストローク ペイントを使用して写真を自動ペインティングするには

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1 アプリケーション ウィンドウでクローン書類を選択します。
写真の特定の領域だけを自動ペインティングしたい場合は、ツールボックスの選択ツールをクリックし、選択範囲を作成します。
2 [ブラシ セレクタ] で、[スマート ストローク] ブラシ カテゴリを選択し、ブラシ バリアントを選択します。
注意: [クローン] カテゴリのバリアントを使うこともできます。
3 [自動ペインティング] パネル ([ウィンドウ] [フォト アート パネル] [自動ペインティング]) で、[スマート ストローク ペイント] チェック ボックスをオンにします。
トレーシング ペーパーをオフにして自動ペインティングの変化を確認するには、Command + T (macOS) または Ctrl + T (Windows) を押します。
4 [再生] ボタン をクリックします。
ブラシストロークが自動的に適用されます。
5 希望どおりの結果が得られたら、[停止] ボタン をクリックします。
[停止] ボタンをクリックしない場合、自動ペインティングはブラシストローク サイクルが終了した時点で停止します。

 

以下のこともできます。
ペイント ストロークを設定して、詳細な領域に適用するサイズ、長さ、筆圧を自動的に調節する
[スマート設定] チェック ボックスを有効にします。
ブラシストロークを適用する速度を制御する
[速度] スライダを動かします。

*

ペイントで単色のみが使われている場合は、自動ペインティングを元に戻し、[カラー] パネルの [クローンカラー] ボタン が有効になっていることを確認します。

カスタム ストロークを使用して写真を自動ペインティングするには

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1 アプリケーション ウィンドウでクローン書類を選択します。
写真の特定の領域だけを自動ペインティングしたい場合は、ツールボックスの選択ツールをクリックし、選択範囲を作成します。
2 ブラシ セレクタで、[クローン] ブラシ カテゴリを選択し、ブラシ バリアントを選択します。
3 [自動ペインティング] パネルの [ストローク] リスト ボックスで、ストロークを選択します。
トレーシング ペーパーをオフにして自動ペインティングの変化を確認するには、Command + T (macOS) または Ctrl + T (Windows) を押します。
4 [再生] ボタン をクリックします。
ブラシストロークが自動的に適用されます。
5 希望どおりの結果が得られたら、[停止] ボタン をクリックします。
[停止] ボタンをクリックしない場合、自動ペインティングはブラシストローク サイクルが終了した時点で停止します。

 

以下のこともできます。
ブラシストロークを変化させる
[ジッター] スライダを動かします。スライダの設定により、[筆圧][長さ]、および [回転] のジッター範囲が決まります。たとえば [筆圧のランダム] スライダを 32%、[ジッター] スライダを 64% に設定した場合、各ストロークの筆圧は 0% から 32% の間 (変動率 64%) になります。
ブラシストロークの筆圧を変化させる
[筆圧のランダム] ボタンをクリックして、スライダを動かします。
ブラシストロークの長さを変化させる
[長さのランダム] ボタンをクリックして、スライダを動かします。
ブラシストロークの回転を変化させる
[回転のランダム] ボタンをクリックして、スライダを動かします。
ブラシストロークのサイズを変更する
[ブラシ サイズ] スライダを動かします。
ブラシストロークを適用する速度を制御する
[速度] スライダを動かします。

*

[記録オプション] ボタンをクリックして [ストロークの記録] を選択することで、カスタム ストロークを使用できます。キャンバスにストロークをペイントし、同じメニューから [ストロークの保存] を選択します。このストロークは [ストローク] リスト ボックスに追加されます。詳細は、ブラシストロークを記録/再生する.を参照してください。

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