ハードメディア バリアントの動作を制御する


Corel Painter では、ストロークをキャンバスに適用したときのハードメディア バリアントの動作を制御できます。[刻み] スライダは、ストロークの太さの変化 (推移) を調節します。このスライダを右にドラッグすると、太いストロークから細いストロークに急激に変化し、スライダを左にドラッグすると変化が緩やかになります。

[移行範囲] スライダでは、スタイラスを傾けたときに極細ペンから幅の広いストロークに移行する角度を指定できます。このコントロールにより、鉛筆やマーカーなど、実際の画材の筆致をシミュレートできます。この現実的な例は、先の細い鉛筆を用紙に対して垂直に持っている状態です。用紙に対して 90 度で描画すると、非常に細い、またははっきりした線が描かれます。鉛筆を 60 度に傾けると、幅の広い、ソフトな線が描かれます。

イメージの上部にさまざまな角度で傾けたスタイラス、イメージの下部に対応する角度を示す。イメージ中央に、移行範囲の開始 (緑の矢印) と完了 (赤の矢印) を示す。

ハード メディア コントロールは、[円形][取り込み]、および [消しゴム] の描点の種類でのみ有効です。詳細は、一般コントロール.を参照してください。

ハードメディアのサイズ刻みを設定するには

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1 [ハード メディア] バリアントがアクティブな状態で、[ウィンドウ] [ブラシ コントロール パネル] [ブラシ形状] [ハード メディア] を選択します。
2 描点間の角度の刻みを少なくするには、[刻み] スライダを右にドラッグし、増やすには左にドラッグします。

ハードメディアの移行範囲を設定するには

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1 [ハード メディア] バリアントがアクティブな状態で、[ウィンドウ] [ブラシ コントロール パネル] [ブラシ形状] [ハード メディア] を選択します。
2 [開始] スライダをドラッグして、移行を開始する角度を設定します。
スライダを右にドラッグすると角度が増加し、左にドラッグすると角度が減少します。
3 [完了] スライダをドラッグして、移行を完了する角度を設定します。
スライダを右にドラッグすると角度が増加し、左にドラッグすると角度が減少します。

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