リキッドメタル ダイナミック プラグインを適用する


リキッドメタル ダイナミック プラグインは、レイヤー上に液体や金属でペイントします。「メタル」とは、材料が金属であることを意味するだけで、設定によっては水のような効果になります。

イメージの上に水滴を乗せれば、屈折による歪みが出ます。また、水銀のように流動する液体金属の塊も作成できます。[屈折度] スライダは、媒体の性質を調整し、水と金属の中間的な効果を作成します。ネガティブなメタルを使用して、メタルに穴を開けることもできます。

リキッドメタル ダイナミック プラグインは、液体金属や、反射率が低い液体を作成します。

メタルのストロークは、一連の水滴で構成されます。1 つまたは複数の水滴を選択し、移動させたり、属性を変更することができます。

水滴の円とその中心には、「ハンドル」が表示されます。ハンドルは、水滴の選択に必要なわけではありませんが、作業がしやすくなります。最後のストロークで適用された水滴は、自動的に選択状態になります。新しいストロークを作成した時点で、前の水滴の選択が解除されます。

リキッド メタルでの作業中は、[取り消し] 機能を使用できませんが、選択したメタル、最後に適用したメタル、またはレイヤー上のすべてのメタルを削除することができます。

リキッド メタルでは、反射率が高くなります。そのため、クローンソースやパターンを反射マップとして使用すれば、イメージの外観をカスタマイズできます。詳しくは、イメージのクローン作成と採取およびパターン.を参照してください。

リキッドメタル ツール

リキッドメタルを適用するには、ブラシツール、円形ドロップ ツール、[レイン] 機能を使用します。ブラシや水滴のサイズを調整できます。デフォルトではブラシツールが選択されています。ブラシツールを使用すると、リキッドメタルでペイントできます。円形ドロップ ツールを使うと円形のリキッドメタルが作成されます。[レイン] 機能は、レイヤー上にメタルの水滴を振りまきます。

 

リキッドメタル ツール
ブラシツールで作成したストローク
円形ドロップ ツールで作成した金属の円
[レイン] 機能を適用して作成したランダムな金属の水滴

リキッドメタル ダイナミック レイヤーを作成するには

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1 [レイヤー] パネルで、キャンバスを選択します。
2 [ダイナミックプラグイン] ボタン をクリックし、[リキッドメタル] を選択します。
3 [リキッドメタル] ダイアログで、以下のいずれかのツールをクリックします。
円形ドロップ ツール
ブラシ ツール
4 [設定] 領域で以下のいずれかのスライダを移動します。
[サイズ] ― ブラシツールまたは [レイン] を使用して作成した水滴を選択して、直径を変更します。円形ドロップ ツールには影響しません。
[間隔] ― ブラシツールで作成する水滴間の間隔を調節します。

間隔の狭いストローク (左) では水滴がつながります。間隔の広いストローク (右) では個々の水滴が独立しています。

 

[ボリューム] ― 外周の可視範囲を調節します。

値を 100% 未満にすると水滴が「乾いた」ように小さくなります (左)。値を 100% より高くすると、可視範囲が水滴の円を超えて外側まで拡がります (右)。

[スムーズ] ― 境界範囲を変更します。この境界範囲によって、隣接する水滴どうしが合体するかどうかが決まります。

[スムーズ] スライダの値を低くして個々の水滴を区別したイメージと (左)、値を高くして水滴をくっつけたイメージ (右)

5 [レンダリング] 領域で、[マップ] リスト ボックスから以下のいずれかのメタル タイプを選択します。
標準メタル
クロム 1
クロム 2
インテリア
クローンソース
6 以下のスライダを動かします。
[量][屈折] スライダで設定されている効果の度合いを調整し、レイヤー内のすべての水滴に適用します。水のような効果を作成するには、[量] を –0.5 に設定します。これにより、水滴の下にあるイメージが大きく見えます。

[量] スライダを右端または左端まで移動すると、[反射] [屈折] が逆になります。

[屈折] ― 水滴の外観を調整します。このスライダは、反射と屈折の段階を表します。

屈折度を低くすると反射率が高くなります (左)。屈折度を高くすると透明で反射率が低い液体になります。[屈折] を 100% 近くにすると、メタルが透明になります。水滴は、水または油のような外観になります (右)。

7 書類ウィンドウ内をドラッグし、効果を適用します。
効果を消去して作業をやり直すには、[消去] ボタンをクリックします。

 

以下のこともできます。
水滴を丸く、立体的にする
[表面の張り] チェック ボックスをオンにします。
メタルの水滴をレイヤー内に散りばめる
[リキッドメタル] ダイアログ ボックスで、[レイン] をクリックします。その後、水滴が降るのを停止するには、イメージ内の任意の場所をクリックします。
[スムーズ][サイズ] の設定値が高い場合は、クリックした後もしばらく動作が続くことがあります。
デフォルトの設定に戻す
[リセット] ボタンをクリックします。

*

選択した [マップ] タイプがレイヤー全体に適用されます。タイプはいつでも変更することができます。

ネガティブなメタルを作成するには

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Option キー (macOS) または Alt キー (Windows) を押しながら、円形ドロップ ツール またはブラシ ツール で既存のメタルの水滴の上にドラッグします。
ドラッグした領域のリキッド メタルの量が減少します。これによって、メタルに穴をあけたり、分割させることができます。

メタルを削除するには

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目的
操作内容
最後に適用したメタルを削除する
Delete キー (macOS) または Backspace キー (Windows) を押します。
選択したメタルの水滴を削除する
[リキッドメタル] ダイアログ ボックスでドロップの選択ツール をクリックし、メタルを選択して、Delete キー (macOS) または Backspace キー (Windows) を押します。
レイヤー上のすべてのメタルを削除する
[リキッドメタル] ダイアログ ボックスで [消去] をクリックします。

メタルの水滴ハンドルを表示するには

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[リキッドメタル] ダイアログ ボックスで、[ハンドルの表示] チェック ボックスをオンにします。

[ハンドルの表示] チェック ボックスをオンにすると、水滴の円と中心が表示されます (右)。

メタルの水滴を選択するには

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1 [リキッドメタル] ダイアログ ボックスで ドロップの選択ツール を選択します。
2 次の表を参考にして操作を行います。

 

目的
操作内容
水滴を 1 つ選択する
[ハンドルの表示] チェック ボックスがオンになっている場合は、水滴の中心のハンドルをクリックします。ハンドルが表示されていない場合は、水滴の任意の箇所をクリックします。
水滴のグループを選択する
選択したい水滴上をドラッグします。
選択範囲に水滴を追加する
Shift キーを押しながら、追加する水滴をクリックします。
選択範囲から水滴を削除する
Shift キーを押しながら、削除する水滴をクリックします。

*

水滴を選択すると、中心ハンドルが塗り潰された状態に変わります。

選択したい水滴上をドラッグします。

メタルの水滴を移動するには

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1 [リキッドメタル] ダイアログ ボックスで ドロップの選択ツール を選択し、移動する水滴を選択します。
2 ドロップの移動ルールを選択して、水滴をドラッグして任意の場所に移動します。
水滴を動かすと、近くにある水滴と結合しようとします。これは、[スムーズ] スライダで調整することができます。

1 つの水滴の中心をドラッグすると、選択されているグループ全体が移動します。

リキッドメタル ブラシのサイズを調整するには

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1 [リキッドメタル] ダイアログ ボックスで ドロップの選択ツール を選択し、水滴の外側をクリックしてすべての選択を解除します。
2 [サイズ] スライダを任意の値に変更します。
3 ブラシツール をクリックしてペイントするか、[レイン] をクリックします。

*

既存のメタルのサイズを変更するには、水滴を選択し、[サイズ] スライダを調整します。

クローンソースまたはパターンをリキッドメタルの反射に適用するには

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1 以下のいずれかの操作を行います。
[メディアセレクタ] の [パターン] セレクタをクリックし、表示されたリストからパターンを選択します。
クローンソースを設定します。
2 [レイヤー] パネルで、キャンバスを選択します。
3 [レイヤー] パネルの [ダイナミックプラグイン] ボタン をクリックし、[リキッドメタル] を選択します。
4 [リキッドメタル] ダイアログ ボックスの [マップ] リスト ボックスで [クローンソース] を選択します。
5 任意の設定を調整します。
6 円形ドロップ ツール またはブラシ ツール で書類ウィンドウ内をドラッグし、メタルを適用します。
効果を消去して作業をやり直すには、[消去] ボタンをクリックします。

*

クローンソースが指定されていない場合は、Corel Painter は現在選択されているパターンを反射マップとして使用します。

同じメタルでも、反射マップとしてパターンを使用すると外観が変化します。

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