スクリプトを記録/再生する


スクリプトを使用すると、行った操作を記録しておき、ボタンをクリックするだけですべての操作を繰り返すことができます。たとえば、一連の画像の色を調整する必要がある場合、最初の画像についてのみ、調整作業をスクリプトに記録しておき、他のスクリプトについては、スクリプト再生することで同じ変更作業を適用できます。[スクリプト] パネルから、スクリプトの記録と再生に関する基本機能を利用できます。

スクリプト ボタン (左から): [停止][再生][記録][一時停止]

スクリプトを記録する際には、アプリケーションの開始時の環境を記録するためのオプションを設定できます。開始時の環境には、セッションで使用するツールやアート素材 (ブラシ、カラー、テクスチャ) などが含まれます。Corel Painter は、記録した素材を使用してセッションを再生します。このオプションをオフにすると、Corel Painter は、スクリプトの再生時に選択したツールとアート素材を使用します。たとえば、スクリプトを作成するたびに、使用するブラシ、カラー、テクスチャを変更することで、異なる結果を得ることができます。

スクリプト記録セッションを作成する際には、スクリプトに記録する際に手順に抜けがないように、実行する 1 つ 1 つの手順を書き留めたメモを見ながら作業するとよいでしょう。できあがったスクリプトに満足できない場合は、編集または削除できます。詳細は、スクリプトを編集する/名前変更する/削除する.を参照してください。

スクリプトを記録するには

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1 [ウィンドウ] [スクリプト] を選択します。
2 [スクリプト] パネルで、[記録] ボタン をクリックします。
3 記録する操作を実行します。
4 [停止] ボタン をクリックします。
5 [スクリプト名] ダイアログ ボックスで、[別名で保存] ボックスに名前を入力します。
Corel Painter は、スクリプト ライブラリ ビューアに、スクリプトのアイコンを自動的に追加します。

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再生時にアート素材を変更できるスクリプトを記録することもできます。それには、[スクリプトオプション] ボタン をクリックし、[スクリプト オプション]を選択して、[開始時の環境を記録] オプションを無効にします。

新規スクリプトを作成すると、現在選択されているライブラリに自動的に保存されます。ライブラリ パネルからスクリプトを移動するには、リソースを移動元のライブラリから追加先のライブラリにドラッグします。

スクリプトを再生するには

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1 [ウィンドウ] [スクリプト] を選択します。
2 [スクリプト] パネルで [スクリプト] ライブラリ ビューアからスクリプトを選択します。
別のスクリプト ライブラリを読み込むには、[スクリプトオプション] ボタン をクリックし、[スクリプトライブラリのインポート] を選択します。
3 [再生] ボタン をクリックします。

 

以下のこともできます。
スクリプトを停止する
[停止] ボタン をクリックします。
スクリプトを一時的に中断する
[一時停止] ボタン をクリックします。

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スクリプトの再生を停止するには、Command + .(macOS) または Ctrl + .(Windows) を使用することもできます。

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スクリプトに必要なブラシ、テクスチャ、パターン、その他のアート素材を、他のスクリプト ライブラリに保存している場合は、再生時にそのライブラリを開いておく必要があります。

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