解像度非依存スクリプトを作成する


解像度非依存スクリプトを作成すると、スクリプトが再生される画像に合わせて解像度が自動調整されるスクリプトを記録できます。解像度非依存スクリプトでは、スクリプトの作成時は、低解像度で作業することにより、快適な速度でスムーズに作業を進めることができます。その後、そのスクリプトを高解像度で再生すれば、高品質の画像が得られます。

記録時から再生時の解像度の比率には限度があります。再生時の解像度が記録時の 4 倍にもなると、画質に影響が出てくる可能性があります。最良の結果が得られるように、いろいろな比率で試してみてください。

解像度非依存スクリプトを記録するには

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1 記録を開始する前に、作業に使用する解像度で新規書類を開きます。
2 [ウィンドウ] [スクリプト] を選択します。
3 ペイント作業や描画作業を開始する前に、[選択] [全て選択] を選択するか、Command + A(macOS) または Ctrl + A(Windows) を押します。
この操作によって、記録対象領域になる参照用長方形が作成されます。後で高解像度のファイルでスクリプトを再生するには、この参照用長方形を必ず記録しておく必要があります。
4 [スクリプト] パネルで、[記録] ボタン をクリックします。
5 以下のいずれかの操作を行い、参照用長方形の選択を解除します。
[選択][なし] を選択します。
選択した領域内に描画する。
Command + D (macOS)、または Ctrl + D (Windows) を押します。
6 スクリプトの記録を進めます。

解像度を変更してスクリプトを再生するには

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1 再生したい解像度で新規書類を作成します。
得られる画像の解像度を記録時よりも高くするには、縦横の寸法を同じ比率で大きくします。たとえば、記録時の書類が 500x500 ピクセルの場合に、新規書類の縦横の寸法を 1000x1000 ピクセルにすると、サイズは 2 倍になります。
再生用の書類と記録時の書類の縦横の寸法の比率が異なる場合は、作成される画像がそれだけ歪むことになります。
2 [スクリプト] パネルのスクリプト ライブラリ ビューアで、記録済みの解像度非依存スクリプトをクリックします。
3 スクリプトを再生する前に、新規書類で [選択] [全て選択] を選択するか、Command + A (macOS) または Ctrl + A (Windows) を押します。
スクリプトの作成時に最初に記録した長方形が、この書類内で選択する長方形として参照されます。
4 [再生] ボタンをクリックします。
スクリプトが、新規書類で再生されます。すべてのブラシ、テクスチャ、およびその関連機能は、新規の解像度に合わせて調整されます。

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