スタンプ ベースのブラシの場合は、Corel Painter により、描点の集まりで構成されたストロークが作成されます。描点の間隔を調節することにより、ストロークの連続性を調節できます。
[間隔] では、ストロークを構成する描点の間の距離を調節します。[最小間隔] スライダを使用して、描点間の最小間隔をピクセル値で指定します。点線や破線など、ストロークを不連続にする場合は、[最小間隔] を調節します。それぞれの点またはダッシュは 1 つの描点です。
[最小間隔] が 2.0 (上) と 10.5 (下) のブラシストローク
[連続付着] では、ブラシを動かさないとペイント材料が塗布されないのか、それとも動かさなくても塗布され続けるのかを切り替えます。[連続付着] をオンにすると、ブラシをまったく動かさなくでも、キャンバスに触れたときからペイント材料の塗布が開始されます。
レンダリング処理されたブラシの場合は、この設定をフルに利用して、ストロークの速度を下げた場合や途中でストロークが止まった場合のペイント材料の「溜まり」をリアルに表現できます。スタンプ ベースのブラシを使用してペイント材料の溜まりを作るには、ストロークを完全に止める必要があります。[連続付着] は、多くの場合、エアブラシ ツールで使用します。
[連続付着] がオフになっている場合、ペイント材料を塗布するにはブラシを移動させる必要があります。
[ブースト]を使用すると、ブラシストロークのパフォーマンスを最大にすることができます。ただし、ブーストのレベルが高いと、ギザギザが少し現れる、精度の低いブラシストロークが作成されることがあります。この設定が適用されるのは、[フラット] や [キャメルヘアー] などの特定のブラシ描点タイプのみです。