タイルと目地の色を指定する
モザイクを最初から作成する場合、明度や色相を調整したり、カラー範囲をランダムに作成して視覚的な効果を生み出すことでタイルの色を調整できます。色は、タイル単位でもモザイク領域全体でも調整できます。タイルの色は、[カラー] パネルで選択されているメインカラーによって決まります。
モザイクをクローンソースから作成する場合、タイルの色はクローンソースの色に基づきます。詳細は、クローンソースからモザイクを作成するには.を参照してください。
通常は、1 つのタイルに 1 色だけを適用します。タイルに複雑な色を付けるには、タイルをチャンネルにレンダリングします。その後、チャンネルを選択範囲に変換し、タイルに直接ペイントするか、効果を適用するか、パターン、テキスタイル、グラデーションまたはイメージで塗り潰します。詳細は、立体的なタイルを作成する.を参照してください。
モザイクでは、タイルに覆われていない領域はすべて目地と見なされます。デフォルトの目地は、作業の最初にモザイクの背景に割り当てられますが、この色は変更できます。
選択されているタイルの色を変更するには
1
[効果]
[特殊効果]
[モザイクと面分割の作成] を選択します。
2
[モザイクと面分割] ダイアログ ボックスで、
[動作] リスト ボックスから
[タイルの選択] を選択します。
3
選択するタイルをクリックするか、タイルの上をドラッグします。
6
以下のいずれかのキー コマンドを使用して色を変更します。
•
C (Color - カラー) ― タイルの色を現在のメインカラーに変更します。
•
T (Tint - 色合い) ― 現在のメインカラーを少量 (10%) 適用します。キーを何度も押すと、色合いが濃くなります。
•
V (Vary - 変動) ―
[ブラシコントロール パネル]
[カラー範囲] の設定に従って、色むらを出します。
タイルの色を個別に変更するには
1
[モザイクと面分割] ダイアログ ボックスで、
[動作] リスト ボックスから
[タイルのカラーの変更] を選択します。
2
以下のいずれかのカラー調整オプションをオンにします。
•
[色] ― タイルの色を現在のメインカラーに変更します。[色] カラー ボックスをクリックして、別の色を選択できます。
•
[色合い] ― 現在のメインカラーを少量 (10%) 適用します。
•
[変動] ―
[ブラシコントロールパネル]
[カラー範囲] の設定に従って、色むらを出します。
3
変更するタイルを 1 つずつクリックするか、変更するタイル上をまとめてドラッグします。
色むらをタイルに適用するには
1
[モザイクと面分割] ダイアログ ボックスで、
[動作] リスト ボックスから
[タイルのカラーの変更] を選択します。
2
[カラーの調整] 領域で
[V (Vary - 変動)] オプションを有効にします。
3
[カラー範囲] をクリックして、
[カラー範囲] パネルを表示します。
4
[カラー範囲] パネルで、スライダを動かすか、ボックスに値を入力して、カラー範囲設定を調整します。
目地の色を変更するには
1
[モザイクと面分割] ダイアログ ボックスで、
[動作] リスト ボックスから
[タイルの適用] を選択します。
2
[目地の色] カラー ボックスをクリックします。
3
表示された
[カラー] パネル、または
[Painter のカラー] パネルで色を選択します。
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目地の色を変更すると、モザイクが自動的に再レンダリングされ、タイルまたは目地以外のすべてのイメージが消去されます。