Corel Painter では、ミラー ペインティング モードを使用して対称的なイメージを作成することができます。ミラー ペインティング モードを有効にすると、オブジェクトの半分をペイントできる対称プレーンが描画ウィンドウに表示されます。Corel Painter がブラシストロークを自動で再現し、対称のイメージをプレーンの反対側に複製します。たとえば、対称的な顔をペイントする場合、顔の半分だけをペイントすると、残りの半分を Corel Painter が自動的に作成します。
ミラー ペインティング モードを使用している場合、プレーンの片側で適用しているブラシストロークが反対側と違って見えることがあります。たとえば、ブラシストロークが適用されているキャンバスでミラー ペインティングを開始すると、反対側のブラシストロークは既にキャンバスにペイントされている色と混ざり合います。また、ノズルなどのランダムなブラシストロークを適用している場合、反対側のブラシストロークもランダムに適用されます。
書類ウィンドウの中央に表示されている緑色の線は、対称プレーンの境界を表します。
対称プレーンは、書類ウィンドウで垂直、水平、または両方向で分割して表示できます。また、プレーンを移動または回転して対称プレーンの配置を変えることもできます。ミラー ペインティング ツールの設定はいつでもデフォルトに戻せます。
ミラーペインティングおよび万華鏡ペインティングの作成に使用できるツールは、ブラシツールのみです。シェイプ ツールなどのその他のツールはサポートされていません。
ペイント中に対称プレーンの表示/非表示を切り替えるには、Command + Shift + M キー (macOS) または Ctrl + Shift + M キー (Windows) を押します。
ツールボックスのミラー ペインティング ツール をクリックし、プロパティ バーの設定を調整することでも、対称プレーンの表示/非表示を切り替えられます。