リアル水彩ブラシと顔料水彩ブラシは、どちらも専用の水彩レイヤーを使用し、この特殊なレイヤーによって、絵具が流れ、混ざり、紙に浸みこむリアルな動作を可能にしています。Corel Painter では、他のレイヤーと同じく、水彩レイヤーも独立したレイヤーなので、キャンバスや他のレイヤーに影響を与えずに編集できます。たとえば、別のレイヤーに鉛筆で輪郭を描き、その上に水彩レイヤーを作成して着色すれば、鉛筆の輪郭線を崩すことなく作業ができます。
1 つのレイヤーで線画を描き、独立した水彩レイヤーで水彩着色することができます。
水彩レイヤーは、デフォルト レイヤーに変換しなくても、変形を適用することができます。レイヤーの変形について詳しくは、レイヤーを変形する.を参照してください。
キャンバス上のイメージは、水彩レイヤーに変換するコマンドで、キャンバスから水彩レイヤーにイメージを移動することができます。これは、写真を水彩ブラシで加工したいときに便利です。また、水彩レイヤーをぼかすこともでき、これによって水に濡れたような効果が生まれます。
ブラシ ライブラリから [リアル水彩] ブラシ バリアントまたは [顔料水彩] ブラシ バリアントを選択して、書類ウィンドウにブラシストロークを適用すると、水彩レイヤーが自動的に作成されます。
乾燥した表面で作業するには、[レイヤー] パネルの [レイヤーオプション] ボタン をクリックし、[水彩レイヤー乾燥] を選択します。