Corel Painter ヘルプ | クローンイメージをペイントする

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クローンイメージをペイントする

クローンを作成後、クローンされた色をキャンバスに適用するために使用するブラシを選択できます。

これは、写真イメージを芸術的な表現スタイルに作り替えたいときに最適な方法です。クローン ツールを選択すると、[クローン] ブラシカテゴリのブラシバリアントを自動的に有効にできます。[ストレートクローン] など、クローンブラシバリアントには直接ソース画像を複製するものも一部ありますが、ほとんどのクローンブラシバリアントは特定の画材効果を出す描点とテクスチャの凹凸を使用してソース画像を複製します。

油彩ブラシクローンは、多数のクローン効果を作成するバリアントの 1 つです。

クローン方法のブラシバリアント

ほぼすべてのブラシバリアントをクローンに変えられるので、Corel Painter のクローン機能の幅を広げることができます。クローン先でイメージを作成するには、通常、「クローン」手法のブラシバリアントを使用します。バリアントは、ソース画像を効果的に「フィルタリング」しながら、ソース画像を再作成します。これにより、イメージを芸術的な表現スタイルに変え、クローン書類に複製できるようになります。

クローンを作成すると、ソース画像を「フィルタリング」し、イメージを芸術的な表現スタイルに作り替えることができます。

ブラシコントロールを使用して、新しいクローンブラシを作成する、または既存の [クローン] ブラシバリアントに微調整を加えることができます。詳細は、ブラシコントロールを使用してブラシを調整するを参照してください。

鉛筆やフェルトペンなど、重ね塗り手法を使用するブラシは、塗り重ねることにより黒っぽくなります。このようなブラシを使用して、クローンイメージの暗い領域をペイントした場合、期待どおりの効果が得られない可能性があります。その場合は、プロパティバーの [不透明度] スライダを使用して、黒に塗り重ねるスピードをコントロールします。また、パステル、チョークなど下にある色を塗潰すタイプのブラシを使用してみてください。

クローン手法は、ソース書類のピクセルをそのままブラシ描点に適用するため、[クローンカラー] ボタンを使用した場合よりも、オリジナルに近い色を作成することができます。[クローンカラー] オプションを使用する場合と違って、クローン手法のブラシは、ソースイメージのテクスチャを維持します。そのため、クローンイメージ内でオリジナルに非常に近い領域を作成したい場合に適しています。

自動クローン

広い領域をクローンブラシでペイントすると、時間がかかることがあります。このような場合は、Corel Painter の自動クローン機能を使用することにより、自動的にクローン作業を行うことができます。詳しくは、イメージのクローンを自動的に作成するにはを参照してください。また、Corel Painter にはヴァンゴッホ独特のブラシストロークを模倣したストロークを配置して、ゴッホ風のイメージに仕上げる機能もあります。詳細は、[自動ゴッホタッチ] 効果を適用するを参照してください。

その他のクローンペイントテクニック

以下の表に、クローンをペイントするためのさまざまなテクニックを示します。


目的	詳細の参照先
ソース画像を使用して、モザイクやテッセレーションを作成する	モザイクを作成する
表面テクスチャを適用し、三次元効果を追加する	3D ブラシストロークを使用してテクスチャを作成する
選択範囲またはチャンネルを作成する	選択範囲と変形およびアルファチャンネル