用紙テクスチャと粗さ

実際の画材で描画する場合、用紙のテクスチャによって絵具で描いたときの質感は変わってきます。Corel Painterでは、鉛筆で水彩画用紙に描いた場合、フェルトペンでコットンペーパーに描いた場合、舗道にチョークで描いた場合など、本物の画材と同じ効果が得られるようにキャンバスのテクスチャを設定できます。また、独自のテクスチャを作成し、そのテクスチャの粗さを調節することもできます。

用紙テクスチャはいろいろな目的に利用できます。ブラシで描くときに、本物の画材のように紙の目の「凹凸」がストロークに反映されるようにするためにも使います。[表面テクスチャの適用] での参照データにも使用しますし、他の効果、たとえば [ガラス越し効果] などでもたいへん有効です。使用するテクスチャを変更したり、編集を加えたり、ライブラリに分類保存したり、あるいは、オリジナルのテクスチャを作成したり、といったことができます。

Corel Painter では、テクスチャと反応するブラシは、手法のサブカテゴリの名前に「テクスチャ」とついている種類のものです。ブラシの手法について詳しくは、一般コントロール: 手法とサブカテゴリ.を参照してください。

「用紙の目の粗さ」と「テクスチャ」は同じ意味で使用しています。

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