用語解説

AVCHD

Advanced Video Codec High Definitionの略語。ビデオカメラ用に設計されたビデオ形式です。ブルーレイディスク/高画質の互換性用に設計されたディスク構造を採用しており、標準のDVDに書き込むことができます。

AVI

Audio-Video Interleaveの略語。現在いくつかのオーディオコードとビデオコードのストレージとして一般に使用されているMicrosoft Windows環境用に設計されたデジタルビデオファイル形式です。

DNLE

Digital Non-Linear Editingの略語。複数のビデオクリップを組み合わせて編集し、最終作品に仕上げる手法です。DNLEでは、編集中にすべてのソース素材へ常にランダムアクセスすることができます。

DSLR

取り外し可能なレンズを使用するカメラタイプで、レフミラー システムを使用して画像を取得します。頭文字 DSLR はデジタル一眼レフを表します。コンパクトカメラと比較すると、DSLR はより多くの手動コントロールと高画質を提供します。

DV

Digital Videoの略語。VHSやHigh-8のような具体的なビデオ形式を指します。DV形式は、ビデオカメラだけでなく、適切なハードウェアとソフトウェアがあればDVカメラとコンピューターで再生録画も可能です。DVは、ビデオカメラからコンピューターへ複製し、編集した後で、品質を損なうことなくビデオカメラに戻すことができます。

DVD

Digital Versatile Discの略語。DVDはその優れた画質と広範囲な互換性のため、ビデオ製作メディアとして一般的に使われています。オーディオとビデオの品質を保証するだけでなく、DVDはMPEG-2形式を採用しており、片面/両面、1層/2層のディスクを作成に使用できます。スタンドアロンDVDプレーヤーのほか、PCのDVD-ROMドライブでも再生できます。

EV

頭文字は、カメラが P (プログラムされた)、SまたはTv(シャッター優先)、あるいはAv(絞り優先)モードである場合、露出値、または絞り、シャッター速度、ISOの設定の組み合わせを表わします。Ev を調整して、画像を露出オーバーまたは露出不足にできます。

FireWire

DVカメラなどのデジタルオーディオ/ビデオデバイスをコンピューターに接続するための標準的なインターフェース。IEEE1394規格のAppleの登録商標名です。

HDV

DVカセットテープに高画質ビデオを録画、再生するための形式。2003年に、一般向けの高画質形式として発表されたHDVビデオは、1440x1080までの解像度をサポートし、MPEG-2で圧縮されます。HDVオーディオはMPEG-1 Layer 2を使用して圧縮されます。

HTML5

旧バージョンより機能が拡張されているHypertext Markup Language (HTML) 標準のバージョン。HTML5 は特にオーディオやビデオをWebページに組み込むのに便利です。

IEEE1394

Firewire、1394としても知られる、コンピューターとHDV/DVカメラやその他高速周辺機器との間の高速シリアル接続を可能にする規格。この規格の最新仕様に準拠する機器は、1秒間に400メガビットのデジタルデータを送信できる機器です。

ISO

このカメラ設定は、画像センサーの感度を測定します。明るい場合は低く設定し、暗い場合は高く設定します。正しい ISO 設定を選択すると、取り込んだ画像のノイズや粒子を低減することができます。

MP3

MPEG Audio Layer-3の略語。MP3は極めて小さなファイルサイズでCDに近い音質を再現できるオーディオ圧縮技術です。このため、MP3はインターネット上ですばやく転送することができます。

MPEG-2

DVDなどの製品に使用されている、ビデオ/オーディオ圧縮の標準。

MPEG-4

モバイル機器やインターネットにおけるビデオストリーミングで一般的に使用され、低データレートで高解像度のビデオを提供するビデオ/オーディオ圧縮形式。

NLE

Non Linear Editingの略語。従来のVCRの編集では、ビデオテープ内のクリップに順番にアクセスする必要があったため、必然的にリニア編集が採用されていました。コンピューターによる編集は、順序にとらわれず効率的に行うことができます。

NTSC/PAL

NTSCは北アメリカ、日本、台湾、その他一部の地域で使われているビデオ標準で、フレームレートは29.97 fpsです。PALはヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、タイ、その他一部のアジア地域で使われているビデオ標準で、フレームレートは25 fpsです。その他の違いとして、DVやDVDの分野では、NTSCは720x480画素の解像度を使いますが、PALは720x576画素を使います。

インスタント再生

レンダリングを実行せずにプロジェクト全体を再生すること。この機能では、システム内にテンポラリプレビューファイルを作成することなく、プレビューウィンドウですべてのクリップが即時に再生されます。再生の品質は、ハードウェアの構成によって異なります。

インスタント再生でフレームが欠落する場合は、高画質再生でプロジェクトをプレビューしてください。

オーバーレイ

プロジェクト内の既存のクリップに重ねられるビデオクリップまたはイメージクリップ。

カラークリップ

ムービーで使われる単色の背景色。タイトルやクレジットなど、単色の背景で文字を引き立たせる場合に使われます。

キーフレーム

完成アニメーションのフロー、再生、その他の特性をコントロールするために、特別な編集またはその他の操作を行うフラグが付けられた、クリップ内の特殊フレーム。たとえば、ビデオフィルター適用の際、最初と最後のフレームに異なる効果レベルを割り当てると、ビデオクリップの始まりと終わりでビデオの表示が変化します。ビデオ作成の際、データ転送要件が高くなる部分にキーフレームを割り当てると、滑らかなビデオ再生になるようにコントロールしやすくなります。

クラウドベース ストレージ

ファイル保存用に使用できるリモート ストレージ容量。ローカル デバイスにドキュメントやメディア ファイルを保存する代わりに、Web 接続デバイスを使用してアクセスできるリモート データベースにファイルを保存できます。一部の会社が、無料または有料のアカウントの両方で利用できるクラウドベースストレージ サービスを提供しています。

クリップ

ムービー内の短いセクションまたは部分。クリップにはオーディオ、ビデオ、静止画、タイトルなどがあります。

コーデック

ビデオ処理に使用される特殊なアルゴリズムまたはプログラム。コーデック(Codec)の語源は、compression/decompressionまたはcoder/decoderです。

シーン

ひとまとまりの連続フレーム。Corel VideoStudio Proで、ビデオの自動分割機能を使って取り込まれた各シーンは、映像の録画日時に応じて分割されます。取り込まれたDV AVIファイルでは、シーンは映像の録画日時やビデオコンテンツの変化に基づいて分割できます。MPEG-2ファイルでは、シーンはコンテンツの変化に基づいてファイルに分割されます。

シーンごとに分割

異なるシーンを自動的に分割し、独立したファイルへ振り分ける機能。 Corel VideoStudio Proでは、シーン検出の方法は作業ステップによって異なります。取り込みワークスペースで、[シーンごとに分割]は元の映像の録画日時に基づいて個々のシーンを検出します。編集ワークスペースでは、[シーンごとに分割]がDV AVIファイルに適用される場合は、以下の2つの方法で検出できます。録画日時またはビデオコンテンツの変化に基づき検出できます。MPEGファイルの場合は、シーンはコンテンツの変化のみに基づいて検出されます。

シャッター速度

このカメラ設定は、シャッターが開いている時間を測定します。シャッター速度は秒で測定されます。高速シャッターは通常1秒の何分の 1 です (1/500、1/250、1/125など。)。遅いシャッター速度は整数で測定されます (1、10、30など。)。

ストーリーボードモード

ムービーを視覚的に表現した画面。タイムライン上で各クリップはイメージサムネイルを使って表示されます。

ストリーミング

サイズの大きなファイルをダウンロードしながら再生できるようにする技術。ストリーミングは一般的に、インターネットのビデオ共有Webサイトで提供される大きなビデオファイルやオーディオファイルに使用されます。

スマートレンダリング

スマートレンダリング技術を使用すると、前回のレンダリング操作以降に変更された部分のみをレンダリングできるので、プレビュー生成時間を削減できます。

タイムコード

ビデオファイルのタイムコードとは、ビデオ内の場所を表す数字です。タイムコードを使い、正確な編集を行うことができます。

タイトル

ムービータイトル、字幕、クレジットなど。ムービーに重ねられる文字はすべてタイトルと呼ぶことができます。

タイムライン

作成されたムービーを時系列に従いグラフィック表示した画面。タイムラインで表示されるクリップの相対サイズによって、メディアクリップの長さやタイトル、オーバーレイ、およびオーディの相対位置を正しく判断できます。

テンプレート

ソフトウェアプログラムでの作業パターン。事前に定義された形式と設定を集めたもので、プロジェクトを作成するためのガイドとして使用できます。

データレート

コンピューターの一部分から別の部分へ転送される1秒あたりのデータ量。このデータレートは、メディアのタイプによって異なります。

デバイスコントロール

プログラムでビデオカメラやVCRなどのビデオソースをコントロールできるようにするためのソフトウェアドライバ。

トランジション効果

1つのシーンから別のシーンへのフェードのような、2つのビデオクリップをつなぐ効果。

トリム

ビデオクリップを編集したり、切り取ったりする操作。ビデオはフレームごとにトリムできます。

ドライバ

特定のデバイスとコンピューターの接続をコントロールするソフトウェアプログラム。

ナレーション

ビデオやムービーに付けられる声の説明。ドキュメンタリー映画で最もよく使用されます。

ノイズ

オーディオとビデオにはノイズがある場合があります。オーディオでは不必要な余分なヒスのことで、ビデオでは画面に表示される画像のランダムなのゴミや点のことです。このようなノイズは電磁妨害によるもので、アナログのオーディオとビデオでよく発生します。

ビデオフィルター

モザイクや波紋など、ビデオクリップの見え方を変化させるもの。調整手段として使用することができます。画質不良を補正したり、ビデオに特定の効果適用して独創的な作品にすることができます。

フェード

クリップが徐々に出現/消滅するトランジション効果。ビデオの写真から単色(またはその逆)へと徐々に切り替わる効果や、ある画像から別の画像へ移行する効果を指します。オーディオの場合のトランジションは、フル音量から完全サイレンスに、またはその逆の効果をもたらします。

フレーム

ムービー内の単一イメージ。

フレームサイズ

ビデオやアニメーションの表示イメージサイズ。使用するイメージが現在のフレームサイズよりも大きいか小さいときは、フレームサイズの変更が必要です。

フレームレート

ビデオ内の、1秒あたりのフレーム数。NTSCビデオは通常29.97フレーム/秒(fps)で、PALビデオは25 fpsです。低フレームレートを使ってコンピューターにファイルサイズの小さなビデオを作成することもできます。

ブルーレイ ディスク

ブルーレイディスク。高画質ビデオの録画と再生用に青紫色レーザーを使用する光ディスク形式です。25-GB (1層)と50-GB (2層)ディスクに書き込むことができ、標準DVDの5倍以上の容量を提供します。

プラグイン

プログラムに機能や効果を追加するユーティリティ。Corel VideoStudio Proではプラグインによって、キャプチャデバイスの自動認識や、Eメール、Webページ、ビデオレター、DV録画などの各種用途への出力が可能になっています。

プロファイル

さまざまな属性(ビットレート、ストリームの数とタイプ、圧縮品質、フレームサイズなど)をまとめたもの。

プロジェクトファイル

Corel VideoStudio Proでは、1つのプロジェクトファイル(*.VSP)に、イメージ、オーディオ、ビデオファイルなどすべての関連ファイルにリンクするための必要情報が含まれています。Corel VideoStudio Proでビデオ編集を行うには、まずプロジェクトファイルを開く必要があります。

ホワイトバランス

このカメラ設定は、被写体の色温度を測定します。異なるライティング条件は、カメラがシーン内の色を測定する方法に影響します。ほとんどのディジタル カメラには、オートマチック、日光、曇り、蛍光性、白熱の環境のプリセットが用意されています。

マークイン/アウト

編集やトリムを目的としてマークされたクリップ内の位置。クリップの中で開始位置(マークイン)と終了位置(マークアウト)を設定して、一部分だけを選択できます。

メータリンク/モード

被写体の明度に応じて露出を調整します。メタリング モードの共通オプションには、評価、部分、スポット、中央部重点測光、多分割を含んでいます。

モーション トラッキング

ビデオ クリップの特定オブジェクトを追跡する映画およびビデオ制作テクニック。ビデオ要素は、動作を追跡するのに使用するのに選択した個々のピクセル セットを使用して追跡することができます。この処理は、プログラムによって自動的に、手動追跡、またはその両方を組み合わせて行うことができます。ビデオ クリップの撮影時、表示する 2D および 3D グラフィックを既存にシームレスに追加するのに使用することができます。

ライブラリ (Corel VideoStudio Pro)

すべてのメディアクリップに使用できる格納場所。ビデオ、オーディオ、タイトル、カラークリップなどをライブラリに保存しておくと、プロジェクトですぐに使用することができます。

リンク

以前保存した情報を、ファイルサイズに大きく影響を与えることなく他のプログラムに格納する方法。リンクを使用すると、元のファイルを最初のプログラムで編集でき、その変更が自動的にリンク先プログラムに反映されるという利点もあります。

レンダリング

プロジェクトのソースファイルから最終的なムービーを作成する工程。

圧縮

圧縮はコーデックを介して行われ、余分なデータを削除するか、解凍できる用語でそれを説明することで正常に機能します。ほぼすべてのデジタルビデオは何らかの形式で圧縮されていますが、圧縮度は異なります。圧縮度が高くなればなるほど、再生に必要なリソースは増加します

映像

より大きなプロジェクトで使用される、1単位の録画フィルム。

効果

Corel VideoStudio Proでは、2つのビデオクリップ間に適用される、コンピューター生成による特殊トランジション効果を指します。それによってビデオの外観や品質を向上させることができます。

絞り

このカメラ設定は、レンズの開口サイズを測定します。カメラに入る光の量を制御します。絞り設定は、f/数字に従って fストップで測定されます。例えば、f/22。

取り込み

ビデオやイメージをコンピューターのハードディスクに記録すること。

取り込みプラグイン

Corel VideoStudio Proに組み込まれているユーティリティ。取り込みデバイスがコンピューターに接続されると、プログラムではこれらのユーティリティを使用してデバイスが認識され、自動検出されます。

縦横比(アスペクト比)

イメージやグラフィックの幅と高さの比率。縦横比を維持するとは、イメージやグラフィックの幅または高さを変更するときに、サイズ比率を維持することを意味します。ビデオでの最も良く使用される縦横比は、標準画質 (SD) ビデオ形式の4:3と高画質 (HD) ビデオ形式の16:9です。

出力

ファイルを出力する工程。ファイルを出力(エクスポート)すると、データは通常、受信側のアプリケーションで読み取り可能な形式に変換されます。元のファイルは変更されずにそのまま残ります。

超高画質 HD (4K 解像度)

横が約 4,000 ぴ苦節のビデオ解像度。または、超高解像度またはスーパーハイビジョンとして知られています。3840 x 1080 ピクセル以上であるすべての画面標準を参照するのに使用されます。

 


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