現在のページ、すべてのページ、すべての奇数ページ、またはすべての偶数ページにページ番号を挿入できます。複数のページにページ番号を挿入すると、新しいマスター レイヤが自動的に作成され、そのマスター レイヤにページ番号が配置されます。マスター レイヤには、全ページのマスター レイヤ、奇数ページのマスター レイヤ、または偶数ページのマスター レイヤがあります。マスター レイヤについて詳しくは、レイヤを作成する. を参照してください。
ドキュメントにページを追加するか、または削除すると、ページ番号が自動的に更新されます。
既存のアート テキストや段落テキストの内部にページ番号を挿入することもできます。これらのテキストがローカル レイヤに配置されている場合、ページ番号は現行のページにのみ挿入されます。テキストがマスター レイヤに配置されている場合、ページ番号はマスター レイヤの一部となり、マスター レイヤが表示されるすべてのページに表示されます。アート テキストおよび段落テキストについて詳しくは、テキストを追加/操作する.を参照してください。
ページ番号がマスター レイヤに配置されている場合は、特定のページでページ番号を非表示にすることができます。
ページ番号をドキュメントに挿入する前または後に、デフォルトのページ番号を変更できます。たとえば、1 以外の特定の番号でページ カウントを開始することができます。この方法は、複数の CorelDRAW ファイルを作成し、1 つのパブリケーションとしてまとめる場合などに便利です。
ページ番号付けを最初のページから開始するか別のページから開始するかを指定することもできます。たとえば、ページ番号を 3 ページから開始した場合、ページ 3 に番号 1 が表示されます。ページ 1 とページ 2 の間に新しいページを挿入すると、挿入したページがページ 2 になります。古いページ 2 はページ 3— になって、最初のページ番号が表示されます。
使用頻度の高いさまざまなページ番号スタイルの中から選択することもできます。
ドキュメントを旧バージョンの CorelDRAW X5 に保存した場合、ページ番号は編集可能なアート テキストとして保持されます。ただし、ページを追加または削除した場合、ページ カウントは更新されません。
ページ番号を段落テキストに挿入しなかった場合、ページ番号はアート テキスト オブジェクトになり、他のアート テキスト オブジェクトと同様に変更および操作できます。たとえば、ページ番号のサイズ変更、スケール、回転、カラーの変更、またはテクスチャ塗りつぶしやドロップシャドウなどの効果の適用を行うことができます。
ページ番号がマスター レイヤに配置されている場合、ページ番号を変更すると、すべてのページ番号に影響が及びます。
次の表に、ページ番号をオブジェクトとして操作するさまざまな方法を示します。
[オブジェクト] インスペクタでは、ページ番号は「Page number」という名前の付いたアート テキスト オブジェクトとして表示されます。
奇数ページにページ番号を挿入できるのは、現行のページが奇数ページの場合のみです。偶数ページにページ番号を挿入できるのは、現行のページが偶数ページの場合のみです。
選択ツールでページ番号を選択し、新しい位置にドラッグすると、ページ番号をページの任意の位置に移動できます。ページ番号を描画ページの外側に移動すると、一般的な番号記号 (#) に変わります。ページ番号を別のページに移動すると、そのページの正しい番号が表示されます。
既存のテキスト オブジェクトにページ番号を挿入することもできます。テキスト ツール を使用して、アート テキストまたは段落テキストを入力します。カーソルをテキスト オブジェクト内に置いたまま、[レイアウト]
[ページ番号の挿入]
[アクティブ レイヤ上] をクリックします。ページ番号は既存テキストの一部として追加されます。[オブジェクト] インスペクタに別のオブジェクトとして表示されることはありません。
[ヘルプ] で文書にまとめられている機能の一部は、サブスクリプション登録者のみご利用いただける機能となります。CorelDRAW のサブスクリプションに関する詳細は、coreldraw.com にアクセスしてご確認ください。