RAW カメラ ファイルを使用する

RAW カメラ ファイルには、デジタル カメラのイメージ センサーによってキャプチャされた画像データが含まれます。これらのファイルは RAW (未処理)と呼ばれます。 なぜなら JPEG ファイルや TIFF ファイルとは異なり、カメラ内の処理としては最小限のものだけが含まれており、イメージ編集アプリケーションで印刷のための編集や準備を行う必要があるからです。

RAW カメラ ファイルにより、カメラで自動的なカラーの調整や変換を行わずに、イメージ データの処理を制御できます。RAW イメージの品質を損なわずに、そのホワイト バランス、トーン範囲、コントラスト、彩度、およびシャープ度を調整できます。さらに、RAW イメージをいつでも再処理して必要な結果を得ることができます。この意味で、RAW カメラ ファイルは露出済みの現像されていないフィルムと比較できます。

RAW カメラ ファイルを利用するには、RAW ファイル形式でファイルを保存するよう、カメラを設定する必要があります。 CorelDRAWは、サポートしているカメラのモデルから、RAW カメラ ファイルをインポートできます。サポートしているカメラには、次のものがあります。

Canon EOS-1D X、Canon EOS 650D、Canon 5D Mark III、Canon G1-X、Canon ID-X、Canon EOS 6D、Canon A3300、Canon EOS C500、Canon EOS SX50
Casio EX-ZR100
Fuji X-Pro1、Fuji X-S1、Fuji XS50、Fuji X20、Fuji X100S、Fuji SL1000、Fuji X-E1、および Fuji XF1
Olympus XZ-10
Pentax K-5 II (s)
Samsung EX2F、Samsung NX300、Samsung NX1000、Samsung NX20
シグマ SD1、シグマ SD15、シグマ DP カメラ
ソニー RX100

また、Adobe の非可逆 DNG (Digital Negative、デジタル ネガティブ) ファイル フォーマットや Imacon Flexframe 3f フォーマットもサポートされるようになりました。

サポートされているカメラについて詳しくは、Corel Knowledge Base にアクセスしてください。

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