Adobe Photoshop (PSD)
Adobe Photoshop (PSD) ファイル形式は、Adobe Photoshop 固有のビットマップ ファイル形式です。
Adobe Photoshop ファイルをインポートするには
1
[ファイル]
[インポート] をクリックします。
[ファイル]
[インポート] コマンドを使用して、ファイルをアクティブなイメージ内にオブジェクトとして配置できます。PSD ファイルをイメージとして開くには、
[ファイル]
[開く] をクリックします。
2
ファイルが保存されているフォルダを選択します。
3
[ファイル名] ボックスの横にあるリスト ボックスから
[PSD - Adobe Photoshop](*.psd; *.pdd) を選択します。
Adobe Photoshop ファイルをエクスポートするには
1
[ファイル]
[エクスポート] をクリックします。
3
[ファイルの種類] リスト ボックスから
[PSD - Adobe Photoshop] を選択します。
4
[ファイル名] リスト ボックスにファイル名を入力します。

Adobe Photoshop ファイル形式では、Corel PHOTO-PAINT オブジェクトをレイヤとして保存できます。

16 ビット グレースケールまたは 48 ビット RGB のファイルをエクスポートして、バージョン CS またはそれ以前の Adobe Photoshop で使用する場合は、[圧縮の種類]リスト ボックスから[圧縮なし]を選択します。Adobe Photoshop のバージョン CS 以前では、圧縮された 16 ビット グレースケールおよび 48 ビット RGB ファイルはサポートされていません。
Adobe Photoshop (PSD) テクニカル ノート
PSD ファイルをインポートする
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テキストはテキスト オブジェクトとしてインポートされるため、引き続き編集可能です。
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モノトーン、グレースケール、2 色トーン、48 ビット RGB、および 32 ビットまでの CMYK イメージがサポートされています。
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一部のレイヤ効果はインポートできません。[グラデーション マップ]調整レイヤは、ノイズ、不透明度の分岐点、およびディザがない状態でインポートされます。
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比較 (暗)および 比較 (明)の描画モードを使用してインポートされたレイヤは、それぞれ[暗化] および[明化] のマージ モードにマップされます。Corel PHOTO-PAINT でのマージ モードの操作について詳しくは、
マージ モード.を参照してください。
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スマート フィルタ効果は、個別のフィルタ効果が累積した基本オブジェクトとしてインポートされます。
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[自然な彩度] 調整レイヤは [自然な彩度] レンズにマップされます。
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[モノクロ] 調整レイヤは [グレースケール] レンズにマップされます。
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[チャンネル ミキサー] 調整レイヤは [チャンネル ミキサー] レンズにマップされます。
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[グラデーション マップ] 調整レイヤは [グラデーション マップ] レンズにマップされますが、不透明度の分岐点、ディザ、およびノイズの調整はサポートされていません。
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[写真フィルタ]調整レイヤは[写真フィルタ]レンズにマップされます。
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スポット カラー チャンネルは維持されます。スポット カラー チャンネルが適用されたアルファ チャンネルはサポートされていません。
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適用される濃度を持ったレイヤ マスクは、調整された透明度を持つクリップ マスクとしてインポートされます。ただし、Corel PHOTO-PAINT では濃度設定を変更できません。
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適用されるフェードを持ったレイヤ マスクは、適用されたフェードを持つクリップ マスクとしてインポートされます。ただし、Corel PHOTO-PAINT ではフェード設定を変更できません。
PSD ファイルをエクスポートする
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テキストはテキスト オブジェクトとしてエクスポートされるため、引き続き編集可能です。
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このフォーマットは、1 ビット モノクロ イメージ、2 色トーン、16 ビット グレースケール、48 ビット RGB、および 32 ビットまでの CMYK カラー イメージをサポートしています。
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32 ビットの浮動小数点カラー チャンネルは、16 ビットのチャンネルにマップされますが、32 ビットのハイ ダイナミック レンジ (HDR) イメージとしてはエクスポートできません。
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スマート フィルタ効果は、インポート時には維持されず、エクスポート時には置き換えられません。
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スポット カラー チャンネル情報は、エクスポートされたファイルで維持されます。