GIF アニメーションをエクスポートする
Corel Painter では、フレーム スタックを GIF アニメーションとして書き出すことができます。GIF アニメーションは、単純なアニメーションを Web ページに表示する場合に最適な形式です。
GIF は、リンク アンカーとしても、イメージ マップとしても使用することができます。ただし、背景には使用できません。
イメージを GIF ファイル形式に保存する際には、多くのオプションがあります。
アニメーションに透明度を適用して、背景オプションを選択することはできますが、それには、選択範囲をフレームごとに設定する必要があります。詳細は、選択範囲の基本.を参照してください。
[移行処理] では、イメージが表示され、フレーム ディレイの時間が経過した後、次のイメージが表示される前に、イメージをどのように処理するかを指定します。[移行処理] の設定効果は、透明度を設定し、フレーム間でその透明度に相違がある場合にのみ、明確になります。
[ループ] オプションを使用すると、クライアント ブラウザでアニメーションを繰り返して再生できます。アニメーションは、ダウンロードされる速度で、一度に 1 フレームずつブラウザに表示されます。ほとんどの場合は、意図した表示速度よりもかなり遅い速度で表示されます。[ループ] オプションをオンにしている場合、すべてのフレームのダウンロードが終わると、指定されたディレイ時間に従って、アニメーションがブラウザにループ再生されます。ダウンロード後のアニメーションはブラウザのキャッシュから再生されるため、表示速度が速くなります。
Web 用のアニメーションを作成する際は、ファイル サイズを小さくして、ムービーがある程度の時間内にダウンロードされるように考慮する必要があります。ファイル サイズを最小限に抑えるには、次の点を考慮してください。
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フレーム サイズを小さくする。フレーム サイズは、新規ムービーを作成するときに指定します。既存のアニメーションやビデオを読み込む際に、フレーム サイズを変更することはできません。
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フレーム数を制限する (フレーム数が多いとファイル サイズが大きくなるため)。
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色の数を制限する。イメージの色数を減らすと、カラー パレットのサイズも小さくなるため、ファイル サイズが小さくなります。
フレーム スタックを GIF アニメーションとしてエクスポートするには
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フレーム スタックを開いた状態で、
[ファイル]
[別名で保存] を選択します。
2
[ムービーの保存] ダイアログ ボックスで、
[GIFアニメーション形式で保存] をオンにします。
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[ムービーの保存] ダイアログ ボックスで、保存する場所を選択し、ファイル名を入力して
[保存] をクリックします。
[GIF ファイル保存オプション] ダイアログ ボックスが表示されます。
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[色数] 領域でいずれかのオプションを有効にします。
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[イメージ補正法] 領域で、以下のいずれかのオプションをオンにします。
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最も近いカラーへの量子化: イメージ全体に影響を与えない程度に、イメージで使用されている類似色の数を減らします。この方法は、広範囲で単一色が使用されているイメージに有効です。
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ディザカラー: 使用可能な色数が制限されている場合に、より多くの色をシミュレートします。
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[アニメーション オプション] 領域の
[フレーム ディレイ] ボックスに各フレーム間の間隔 (100 分の 1 秒単位) を指定します。
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[移行処理] 領域で、以下のいずれかのオプションをオンにします。
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デフォルト: クライアント ブラウザのデフォルトの移行処理を使用します。
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背景: イメージが表示されている領域を背景色に戻します。
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なし: 次のフレームを上書きする間、画面上のイメージをそのままにしておきます。
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前: イメージが表示されている領域に前のフレームのイメージを表示します。
この GIF ファイルをブラウザで開くと、アニメーションを表示/再生できます。アニメーションを Web ページ上に配置するには、通常の静止イメージの GIF ファイルと同じ HTML タグを使用します。
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Web ブラウザにイメージが読み込まれる間、徐々にイメージを表示する
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[その他のオプション] 領域で [インターレース] オプションを有効にします。
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[マップ オプション] 領域で、 [NCSA マップ ファイル] または [CERN マップ ファイル] オプションをオンにします。
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クライアント サイド イメージ マップを有効にする
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[マップ オプション] 領域で、 [クライアント側マップ ファイル] オプションをオンにします。
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[透明度] 領域で、 [出力透明度] オプションをオンにしてから、背景オプションをオンにします。 [しきい値] スライダを動かして、選択範囲のどのマスク値でイメージを透明にするかを指定します。
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[ループ] チェック ボックスをオンにして、アニメーションの繰り返し回数を入力します。無限に繰り返すには、「0」(ゼロ) を入力します。
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フレーム ディレイを設定しないと、使用しているシステムの読み込み/表示処理速度に応じた速度でフレームが表示されます。各イメージの表示速度 (特にフレーム サイズが大きい場合) は、コンピュータ システムによって異なるため、実際のアニメーションの表示速度は、ここで設定した速度よりも遅くなる可能性があります。[フレーム ディレイ] は、特定のフレーム速度に近づけるために使用することもできます。たとえば、8 fps の速度で取り込んだ 1/4 サイズのビデオを、1 秒間に 8 フレームの速度で表示するには、1 秒を 8 で割ります。結果は、100/8 = 12.5 となります。[フレーム ディレイ] には、小数点以下の端数を切り捨て、「12」と入力します。小数点以下の端数を切り捨てることにより、各イメージを表示するために必要な時間ができます。フレーム サイズがこれよりも大きい場合は、表示時間も長くします。
ブラウザのウィンドウでアニメーションの再生が終了した場合は、[ループ] オプションで設定した回数分の再生が終わったことを意味します。ブラウザによっては、ウィンドウをリサイズすると再生を初めから再開するものもあります。どのブラウザでも、アニメーションが設定されているページを読み込み直すことによって、再生を再開することができます。