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ムービーの各フレームで、同じ操作を繰り返し行う場合は、スクリプト機能を使用すると便利です。たとえば、ビデオ クリップにガラス越し効果を適用する場合に、この効果を単一イメージに適用するスクリプトを記録しておくと、1 つのコマンドでムービー全体にそのスクリプトを適用することができます。1 つのスクリプトには、1 つのコマンド、複数のコマンド、描画作業を行うときの多数の手順など、ほぼどのような操作でも記録することができます。スクリプトは、そのプロジェクトの内容に応じて考案してください。
ムービーにスクリプトを適用した後は、その操作を取り消すことができません。スクリプトを適用する前に、スクリプトの機能をよく理解し、サンプル イメージで試してみることをお勧めします。ムービーのコピーに適用したり、短いサンプル ムービーに適用して、結果を確認してから実際の作業を行ってください。スクリプトを使用した作業について詳しくは、スクリプトを使用してタスクを自動化する.を参照してください。
スクリプトを使用してテクスチャの位置を設定する
スクリプトを使用して、ムービー全体にテクスチャを適用する場合は、フレームごとにテクスチャの位置を変更することができます。テクスチャの配置は、ムービー全体でまったく同じ位置にしたり、フレームごとに不規則に変えたり、ピクセルのセットによって線形に移動させることができます。
スクリプトを使用してブラシストロークを適用する
記録されたブラシストロークをムービーに適用できます。Corel Painter では、ストロークをフレーム数に分割し、それぞれのストロークをフレームに順番に適用します。この機能は、イメージホースで作成したストロークを適用する場合に最も役立ちます。イメージホース ブラシを使用してムービーにストロークを適用すると、各フレームに 1 つまたは複数のノズル イメージが配置されます。ノズル ファイルのイメージ部品がアニメーション化されたイメージ構成になっている場合 (人が歩いているなど)、Corel Painter ではその連続イメージがフレーム順に配置されます。そのムービーを再生すると、書類ウィンドウで人が歩いている様子が表示されます。このような効果を正しく機能させるには、ノズル ファイルを適切に設定し、イメージホース ブラシを適切なサイズに設定する必要があります。詳細は、イメージ ホースを使用する.を参照してください。
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[スクリプト] パネルで右上隅にある [スクリプトオプション] ボタン をクリックし、[スクリプトの記録] を選択します。 |
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[スクリプト名] ダイアログ ボックスの [保存名] ボックスにスクリプトの名前を入力します。 |
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[スクリプト] パネルで [スクリプトオプション] ボタン をクリックし、[ムービーにスクリプトを適用] を選択します。 |
新しいイメージの作成を含むスクリプトは適用できません。
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[移動させない] - ムービー全体を通して同じ位置にテクスチャを配置します。 |
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[不規則に移動させる] - ムービーの進行に従って、テクスチャを不規則に移動させます。このオプションを使用する場合は、スクリプトを記録するときに [開始時の環境を記録] オプションをオフにしておく必要があります。[スクリプト] パネルで、[スクリプト オプション] ボタン をクリックし、[スクリプト オプション] を選択します。[スクリプトオプション] ダイアログ ボックスで、[開始時の環境を記録] チェック ボックスをオフにします。 |
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[直線的に移動させる] - テクスチャを直線的に移動させます。入力ボックスに、1 フレーム進めるたびに水平方向と垂直方向に移動させるピクセル数を入力します。 |
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[スクリプト] パネルで [スクリプトオプション] ボタン をクリックし、[ムービーにスクリプトを適用] を選択して、テクスチャを設定するスクリプトを適用します。選択した設定に基づいて、各フレームにテクスチャが配置されます。 |
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[ブラシ] [ストロークの記録] を選択します。 |
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[ムービー] [ムービーにブラシストロークを適用] を選択します。 |