| • | リキッドメタル ダイナミック レイヤーを作成するには |
| • | ネガティブなメタルを作成するには |
| • | メタルを削除するには |
| • | メタルの水滴ハンドルを表示するには |
| • | メタルの水滴を選択するには |
| • | メタルの水滴を移動するには |
| • | リキッドメタル ブラシのサイズを調整するには |
| • | クローンソースまたはパターンをリキッドメタルの反射に適用するには |
リキッドメタル ダイナミック プラグインは、レイヤー上に液体や金属でペイントします。「メタル」とは、材料が金属であることを意味するだけで、設定によっては水のような効果になります。
イメージの上に水滴を乗せれば、屈折による歪みが出ます。また、水銀のように流動する液体金属の塊も作成できます。[屈折度] スライダは、媒体の性質を調整し、水と金属の中間的な効果を作成します。ネガティブなメタルを使用して、メタルに穴を開けることもできます。
リキッドメタル ダイナミック プラグインは、液体金属や、反射率が低い液体を作成します。
メタルのストロークは、一連の水滴で構成されます。1 つまたは複数の水滴を選択し、移動させたり、属性を変更することができます。
リキッド メタルでの作業中は、[取り消し] 機能を使用できませんが、選択したメタル、最後に適用したメタル、またはレイヤー上のすべてのメタルを削除することができます。
リキッド メタルでは、反射率が高くなります。そのため、クローンソースやパターンを反射マップとして使用すれば、イメージの外観をカスタマイズできます。詳しくは、イメージのクローン作成と採取およびパターン.を参照してください。
| リキッドメタル ダイナミック レイヤーを作成するには |
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| 1 . | [レイヤー] パネルで、キャンバスを選択します。 |
| 2 . | [ダイナミックプラグイン] ボタン |
| 3 . | [リキッドメタル] ダイアログで、以下のいずれかのツールをクリックします。 |
| • | 円形ドロップ ツール |
| • | ブラシ ツール |
| 4 . | [設定] 領域で以下のいずれかのスライダを移動します。 |
| • | [サイズ] ― ブラシツールまたは [レイン] を使用して作成した水滴を選択して、直径を変更します。円形ドロップ ツールには影響しません。 |
| • | [間隔] ― ブラシツールで作成する水滴間の間隔を調節します。 |
間隔の狭いストローク (左) では水滴がつながります。間隔の広いストローク (右) では個々の水滴が独立しています。
| • | [ボリューム] ― 外周の可視範囲を調節します。 |
値を 100% 未満にすると水滴が「乾いた」ように小さくなります (左)。値を 100% より高くすると、可視範囲が水滴の円を超えて外側まで拡がります (右)。
| • | [スムーズ] ― 境界範囲を変更します。この境界範囲によって、隣接する水滴どうしが合体するかどうかが決まります。 |
[スムーズ] スライダの値を低くして個々の水滴を区別したイメージと (左)、値を高くして水滴をくっつけたイメージ (右)
| 5 . | [レンダリング] 領域で、[マップ] リスト ボックスから以下のいずれかのメタル タイプを選択します。 |
| • | 標準メタル |
| • | クロム 1 |
| • | クロム 2 |
| • | インテリア |
| • | クローンソース |
| 6 . | 以下のスライダを動かします。 |
| • | [量] ― [屈折] スライダで設定されている効果の度合いを調整し、レイヤー内のすべての水滴に適用します。水のような効果を作成するには、[量] を –0.5 に設定します。これにより、水滴の下にあるイメージが大きく見えます。 |
[量] スライダを右端または左端まで移動すると、[反射] と [屈折] が逆になります。
| • | [屈折] ― 水滴の外観を調整します。このスライダは、反射と屈折の段階を表します。 |
屈折度を低くすると反射率が高くなります (左)。屈折度を高くすると透明で反射率が低い液体になります。[屈折] を 100% 近くにすると、メタルが透明になります。水滴は、水または油のような外観になります (右)。
| 7 . | 書類ウィンドウ内をドラッグし、効果を適用します。 |
| 効果を消去して作業をやり直すには、[消去] ボタンをクリックします。 |
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[表面の張り] チェック ボックスをオンにします。
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[リキッドメタル] ダイアログ ボックスで、[レイン] をクリックします。その後、水滴が降るのを停止するには、イメージ内の任意の場所をクリックします。
[スムーズ] と [サイズ] の設定値が高い場合は、クリックした後もしばらく動作が続くことがあります。
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[リセット] ボタンをクリックします。
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選択した [マップ] タイプがレイヤー全体に適用されます。タイプはいつでも変更することができます。
| ネガティブなメタルを作成するには |
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| • | Option キー (macOS) または Alt キー (Windows) を押しながら、円形ドロップ ツール |
| ドラッグした領域のリキッド メタルの量が減少します。これによって、メタルに穴をあけたり、分割させることができます。 |
| メタルを削除するには |
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Delete キー (macOS) または Backspace キー (Windows) を押します。
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[リキッドメタル] ダイアログ ボックスでドロップの選択ツール
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[リキッドメタル] ダイアログ ボックスで [消去] をクリックします。
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| メタルの水滴ハンドルを表示するには |
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| • | [リキッドメタル] ダイアログ ボックスで、[ハンドルの表示] チェック ボックスをオンにします。 |
[ハンドルの表示] チェック ボックスをオンにすると、水滴の円と中心が表示されます (右)。
| メタルの水滴を選択するには |
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| 1 . | [リキッドメタル] ダイアログ ボックスで ドロップの選択ツール |
| 2 . | 次の表を参考にして操作を行います。 |
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[ハンドルの表示] チェック ボックスがオンになっている場合は、水滴の中心のハンドルをクリックします。ハンドルが表示されていない場合は、水滴の任意の箇所をクリックします。
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Shift キーを押しながら、追加する水滴をクリックします。
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Shift キーを押しながら、削除する水滴をクリックします。
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水滴を選択すると、中心ハンドルが塗り潰された状態に変わります。
| メタルの水滴を移動するには |
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| 1 . | [リキッドメタル] ダイアログ ボックスで ドロップの選択ツール |
| 2 . | ドロップの移動ルールを選択して、水滴をドラッグして任意の場所に移動します。 |
| 水滴を動かすと、近くにある水滴と結合しようとします。これは、[スムーズ] スライダで調整することができます。 |
1 つの水滴の中心をドラッグすると、選択されているグループ全体が移動します。
| リキッドメタル ブラシのサイズを調整するには |
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| 1 . | [リキッドメタル] ダイアログ ボックスで ドロップの選択ツール |
| 2 . | [サイズ] スライダを任意の値に変更します。 |
| 3 . | ブラシツール |
既存のメタルのサイズを変更するには、水滴を選択し、[サイズ] スライダを調整します。
| クローンソースまたはパターンをリキッドメタルの反射に適用するには |
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| 1 . | 以下のいずれかの操作を行います。 |
| • | [メディアセレクタ] の [パターン] セレクタをクリックし、表示されたリストからパターンを選択します。 |
| • | クローンソースを設定します。 |
| 2 . | [レイヤー] パネルで、キャンバスを選択します。 |
| 3 . | [レイヤー] パネルの [ダイナミックプラグイン] ボタン |
| 4 . | [リキッドメタル] ダイアログ ボックスの [マップ] リスト ボックスで [クローンソース] を選択します。 |
| 5 . | 任意の設定を調整します。 |
| 6 . | 円形ドロップ ツール |
| 効果を消去して作業をやり直すには、[消去] ボタンをクリックします。 |
クローンソースが指定されていない場合は、Corel Painter は現在選択されているパターンを反射マップとして使用します。