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リアルブリスル設定の変更

あらかじめ設定されているリアルブリスル ブラシ バリアントで作業するか、またはあらかじめ設定されているブラシをカスタマイズして新規のブラシ バリアントとして名前を付けて保存できます。[リアルブリスル] パネルから設定にアクセスして、ブラシ バリアントを簡単に修正できます。

次の図は、リアルブリスル ブラシとその設定を説明する際に使用される用語です。

brush anatomy

[リアルブリスル] パネル

[リアルブリスル] パネルでは、次の設定ができます。

丸み - ブラシの幅および全体的な形状に加える丸みを調節します。丸いブラシ チップの場合、値を小さくすると先端が平たいブラシになり楕円形を描くことができます (厚みの最小値は直径の 10% です)。平たいブラシ チップの場合、値を小さくすると両端の尖ったブラシが作成できます (丸みを付けたエッジとは対照的に 90 度角のエッジになります)。

brush roundness

左はチップの平たいブラシの丸み設定を 1% にして作成したエッジの丸いブラシ。右はチップの丸いブラシの丸み設定を 100% にして作成した丸ブラシ。

表現 — 方向や速度など、ブラシを回転させる表現を選択できます。表現設定について詳しくは、表現設定.を参照してください。

ブリスル長さ - ブリスルの長さ、すなわちフェルールの末端からブラシの先端までの長さを調節します。ブリスルの長さは、ブラシ サイズの値に、選択するブリスルの長さの値を掛け合わせて算出します。たとえば、[ブラシサイズ] の設定が 20 で、[ブリスル長さ] の設定が 2 の場合、ブリスルの長さは 40 になります。

bristle length

左はブリスルの長さの設定を 1 にしたブラシで、右は設定を 2 にしたブラシ。

ブラシチップ長さ - ブリスルの全体の長さに対する割合で示した筆先の長さを調節します。

profile length

2 つのブラシはまったく異なる形状をしていますが、プロファイル長さはおよそ 50% です。

ブリスル硬度 - ブリスルの柔軟性を調節します。値を小さくするとセーブル ブラシ (いたち毛) のような高い柔軟性を持つブラシになり、値を大きくするとホグ ブラシ (豚毛) のような高い剛性を持ったブラシになります。

bristle rigidity

左はブリスルの硬度を約 90% に設定したブラシで、右は設定を約 30% にしたブラシ。

扇形 - ブリスルをフェルールから扇形に広げる程度を調節します。値を小さくするとブリスルの広がりが小さくなり、ブラシ チップが尖っていきます。値を大きくするとブリスルの広がりが大きくなります。

fanning

左は扇形を 100% に設定したブラシで、右は設定を 0% にしたブラシ。

摩擦 - キャンバス上でブリスルを動かす際の摩擦抵抗の度合いを調節します。この設定は硬度の設定と連動して機能します。値を小さくするとストロークがより滑らかになり、大きくするとストロークにテクスチャ感が加わり、ブラシストロークが広がる感じになります。

高さ - フェルールとキャンバス間の最小距離を調節します。値を大きくするとブラシの先端のみでペイントする感じになり、小さくするとキャンバスにブリスルが押し付けられて異なる方向に広がる感じになります。

brush height

左はブリスルの高さを 100% に設定したブラシで、右は設定を 50% にしたブラシ。

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[リアルブリスルを有効にする] チェック ボックスをオンにすると、以下の [描点] タイプを使用するブラシ バリアントから [リアルブリスル] ブラシを作成できます: [キャメルヘアー][フラット][パレットナイフ][ブリスルスプレー]


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