Corel Painter ヘルプ | [シックペイント - メディア] コントロール

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[シックペイント - メディア] コントロール

厚塗りブラシをカスタマイズする場合は、[厚塗り - メディア] パネル ([ウィンドウ] [ブラシコントロールパネル] [ブラシメディア] [厚塗り - メディア]) からペイントとペイント面を調整できます。このパネルのすべてのコントロールは、シックペイントブリスルとシックペイントパレットナイフブラシの両方に使えます。

タイプ

粒子感の追加の有無に関係なく、ペイントを適用、押しのけ、または消去するブラシを設定できます。以下の種類のペイントを使うことができます。

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[ペイント] — ブラシでシックペイントを適用できます。

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[粒子感のあるペイント] — シックペイントを適用しながら、同時にペイント面に粒子感を付与することができます。

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[押しのけペイント] - ペイントを前後に押しのけることができます。

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[粒子感のある押しのけペイント] - ペイントを前後に押しのけると同時に用紙の粒子を追加できます。

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[消去] — 既存のペイントを消すことができます。

ペイントの種類 (左から右へ): ペイント、粒子感のあるペイント、押しのけペイント、粒子感のある押しのけペイント、消去

付着

付着コントロールでは、ペイントがレイヤーにどのように付着するかを調整することができます。

[比率] では、ペイントが付着する速度を設定することができます。比率が速いほど、ブラシストロークに沿って付着するペイントが増え、またブラシからペイントがなくなるのが早くなります。[比率] の値が高いと太く短いブラシストロークになり、低いと長く細いブラシストロークになります。

[比率] の値: 低 (左)、高 (右)

比率が低い場合 (左) と最高の場合 (右) のブラシストローク

速度や筆圧などの表現を使うと、スタイラスによる付着比率を変化させることができます。[最小の比率] コントロールでは、リンクされた表現のペイントの付着の最小の比率を設定できます。表現設定について詳しくは、表現設定.を参照してください。

[比率のジッター] では、ブラシストロークの付着比率を変化させることができます。値が低いと滑らかで均一なブラシストロークになり、高いと変化の多い、有機的な見た目のブラシストロークになります。[半径のジッター] の値に近い値を指定すると、より良い仕上がりになります。

[比率のジッター] の値: 低 (左)、高 (右)

[滑らかさ] では、ブラシストロークの付着比率のジッターを滑らかにすることができます。

[滑らかさ] の値: 低 (左)、高 (右)

ブラシストローク (左から右): 付着ジッターなし、付着ジッターあり、付着ジッターと滑らかさあり

キャンバス

[キャンバス] コントロールは、現在のブラシと既存のペイントの混ざり具合に影響します。

[水分量] では、キャンバスのペイントの水分量が決まります。これにより、ブラシがどの程度のペイントを拾い上げるかを調整することができます。[水分量] の値が高いとブラシが拾い上げるペイントが多くなります。

[水分量] の値: 低 (左)、中程度 (中央)、高 (右)

[表現] では、スタイラスを使用したときの水分量を変化させることができます。[最小のウェット度] には、キャンバスのペイントの最小水分量の値を指定することができます。

たとえば、筆圧を表現として選択した場合、スタイラスで強く押しつけるほど、ブラシが拾い上げるペイントが多くなります。[逆転] ボタンを使うと表現の効果を逆転させることができます。つまり、軽い筆圧の場合、ペイントの水分量が減るのではなく増えます。

[粒子感の高さ] では、粒子感の高さを設定することができます。値が高いと用紙の粒子感が強く出ます。

[粒子感の高さ] の値: 低 (左)、高 (右)

飛沫

[飛沫] 領域のコントロールでは、ブラシからキャンバスに付着するペイントの飛沫のサイズをコントロールすることができます。

[半径] では、ブラシから適用されるペイントの飛沫の半径を調整することができます。

[半径] の値: 低 (左)、高 (右)

[表現] では、スタイラスの筆圧や方向などのリアルタイムの入力要素を選択して飛沫のサイズを変化させることができます。ペイントの飛沫をあまり小さくしたくない場合は、[最小の半径] コントロールを使用して最小の半径値を設定することができます。また、[逆転] ボタンを使って飛沫の半径についてリンクされた表現の効果を逆転させることもできます。

[半径のジッター] を使うと、ペイントの飛沫の半径を変化させることができます。[比率のジッター] の値に近い値を指定すると、より良い仕上がりになります。

[滑らかさ] では、半径のジッターを滑らかにすることができます。