次のヒントは、高品質のトレース結果を作成するのに役立ちます。
| • | 高画質のソース ビットマップを使用します。 |
| • | イメージが低解像度の場合は、アップサンプリングをお試しください。[PowerTRACE] ダイアログ ボックスの [調整] タブをクリックし、アップサンプリング モードを選択します。イラストとフォトリアルという 2 種類の AI 技法では、アーティスティックなイメージや写真を大量に分析した結果に基づき、ニューラル ネットワーク アルゴリズムを使用してノイズの軽減、ピクセレートの処理、カラーの維持を達成しています。低レベルのぼかしやシャープ化の技法を駆使してカートゥーンのような効果を生むイラスト法は、グラフィック デザイン ソフトウェアで作成したロゴ、デッサン、イラスト、絵などのイメージに最適です。フォトリアル法は写真のサイズ変更に最適です。イメージの再サンプリングについて詳しくは、ビットマップのサイズおよび解像度.を参照してください。使用システムのハードウェア構成によっては、イラスト法やフォトリアル法を使用した場合に、イメージのアップサンプリングに数秒から数分かかることがあります。CorelDRAW に、トレース処理完了までの推定時間を示す進捗コントロールが表示されます。推定時間には、トレース開始後に開始されてパフォーマンスに影響する可能性のあるプロセスやアプリケーションは考慮されていません。 |
| • | ソース ビットマップでディザまたは JPEG 圧縮が使用されている場合は、ビットマップに余分なノイズが含まれている可能性があります。ビットマップからアーチファクトやノイズを削除するには、[PowerTRACE] ダイアログ ボックスの [調整] タブをクリックし、[JPEG アーチファクトの削除] チェック ボックスをオンにします。 |
| • | 中心線トレース方法を使う際に、ビットマップをモノクロのカラー モードにしてからトレースに変換すると、最高の結果を得ることができます。この場合、細部を調整できないことに注意してください。 |
| • | 線が薄いテクニカル イラストやスケッチをトレースする場合、[エッジの検索] 特殊効果をソース ビットマップに適用することで、結果を向上させることができます。これを実行するには、[効果] |
| • | 輪郭トレースの場合は、カラー モードを変更してビットマップのカラー深度を下げてから、カラーとコントラストを調整します。 |
| • | トレース結果は、PowerTRACE 設定を変更することで、いつでも (トレース中でも) 調整できます。 |
| • | ビットマップを整形してからトレースできます。ツールボックスで整形ツール |
| • | トレース結果から重要な細部が削除されていた場合は、PowerTRACE の [設定] ページの [削除] リスト ボックスで [なし] をオフにします。また、[削除] リスト ボックスで [イメージ全体からの色] を選択し、[指定] オプションを有効にし、バックグラウンド カラーとして指定する色をサンプリングするという手もあります。 |
| • | エッジの周囲のバックグラウンド カラーが削除されても、イメージ領域内に残っている場合は、[削除] リスト ボックスから [イメージ全体からのカラー] をオンにします。 |
| • | 過度の色や詳細が損なわれる場合、[設定] ページの [詳細] スライダを移動します。 |
| • | 精密な細部や細い線を含むビットマップで、アンチエイリアスが適用されていない細部を維持するには、[設定] ページの [イメージの種類] リスト ボックスから [ライン アート] を選択します。 |
| • | PowerTRACE でベクトル化する前に、AI を活用する [アート スタイル] 効果 ([効果] |
ヘルプに記載されている機能はフル バージョンの CorelDRAW Graphics Suite 2020 で利用できます。このバージョンの製品には一部利用できない機能があります。