メッシュ塗りつぶしでオブジェクトを塗りつぶすと、独特の効果を出すことができます。たとえば、ブレンドや等高線を使用せずに、カラーを任意の方向に滑らかに変化させることができます。メッシュ塗りつぶしを適用するときは、グリッドの列数と行数、およびグリッドの交点を指定します。
オブジェクトをメッシュで塗りつぶした後で、ノードや交点を追加または削除して、メッシュ塗りつぶしのグリッドを編集することができます。また、メッシュを削除することもできます。
メッシュ塗りつぶしツールは、滑らかな色の変化を作成するのに使用できます。
メッシュ塗りつぶしは、閉じたオブジェクトまたは単一パスだけに適用できます。複雑なオブジェクトにメッシュ塗りつぶしを適用する場合は、まずメッシュ塗りつぶしを適用した単純なオブジェクトを作成し、そのオブジェクトと複雑なオブジェクトを組み合わせてパワークリップ オブジェクトを作成します。パワークリップ オブジェクトの操作について詳しくは、を参照してください。 パワークリップ オブジェクト.
メッシュ塗りつぶしのパッチと個々の交点ノードにカラーを追加できます。カラーを混合して、より調和の取れた外観にすることもできます。
左: メッシュ塗りつぶしにカラーを追加する。右: メッシュ塗りつぶし内の交点ノードを動かして色の変化を調整する。
さらに、硬いエッジの外観を軽減してメッシュ塗りつぶしのカラーを滑らかにできます。また、メッシュ塗りつぶしに透明度を適用して、選択した領域の下のオブジェクトが透けて見えるようにできます。
メッシュ塗りつぶしを使用したアートワーク (Rikk Flohr 撮影の写真を基に Ariel Garaza Díaz が制作)。
メッシュ グリッドで行数と列数を指定すると、新規メッシュ塗りつぶしすべてのデフォルト プロパティを設定することができます。
メッシュ オブジェクトに色がついている場合に、メッシュの交点ノードを動かすと、カラーの混ざり具合が変わります。
ノードを選択範囲線で選択またはフリーハンドの選択範囲線で選択して、メッシュ領域全体を整形することもできます。ノードを選択範囲線で選択するには、プロパティ バーの [選択モード] リスト ボックスから [長方形] を選択し、選択するノードを囲むようにドラッグします。ノードをフリーハンドの選択範囲線で選択するには、[選択モード] リスト ボックスから [フリーハンド] を選択し、選択するノードを囲むようにドラッグします。Alt キーを押しながらドラッグすると、長方形とフリーハンドで選択モードを切り替えることができます。
グリッドラインの外部の場所をダブルクリックすると、交点またはノードを追加できます。グリッドライン上をダブルクリックすると、グリッドラインを 1 本追加できます。
ノードを選択範囲線で選択またはフリーハンドの選択範囲線で選択して、メッシュ領域全体を整形することもできます。ノードを選択範囲線で選択するには、プロパティ バーの [選択モード] リスト ボックスから [長方形] を選択し、選択するノードを囲むようにドラッグします。ノードをフリーハンドの選択範囲線で選択するには、プロパティ バーの [選択モード] リスト ボックスから [フリーハンド] を選択し、選択するノードを囲むようにドラッグします。Alt キーを押しながらドラッグすると、長方形とフリーハンドで選択モードを切り替えることができます。
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