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CorelDRAW では、モノクロ イメージのカラーの変更、PostScript ハーフトーン スクリーンの適用によるカラー/モノクロ ビットマップの印刷の最適化、特定のカラーの表示/非表示の切り替え、およびカラーのマスクを行うことができます。モノクロ ビットマップは 2 色、つまり、黒と白です。この白と黒のピクセルを、カラー パレットの任意の色に置き換えることができます。
PostScript プリンタへの出力を予定している場合は、イメージにハーフトーン スクリーンを適用すると、カラーまたは白黒印刷を最適化することができます。ハーフトーン スクリーンを適用すると、イメージが小さな点や線に分解され、印刷結果、連続階調、および特殊効果がきれいになります。ただし、ビットマップ上にスクリーンの効果が見られるのは、PostScript プリンタでビットマップを印刷し終えてからです。ハーフトーン スクリーンの変更について詳しくは、ハーフトーン スクリーンをカスタマイズするには.を参照してください。
カラー マスクを使用して、特定のカラーの非表示/表示を切り替えることもできます。ビットマップ内のカラーを隠すと、そのカラーの後ろにあるオブジェクトやバックグラウンドが透けて見えるようになります。カラーを隠すことにより、ビットマップの見かけの形を変えることもできます。たとえば、黒のバックグラウンド上に人物が描かれているビットマップの黒を隠すと、ビットマップが長方形ではなく人の形に見えます。また、ビットマップのいくつかのカラーを隠すと、オブジェクトを画面でレンダリングする速度が向上します。また、ビットマップ内の特定のカラーだけを表示して、イメージの外観を変えることも、あるいは特定のカラーが適用されている箇所を確認することもできます。1 つのビットマップ内で、10 色までのカラーをマスクできます。
カラー マスクを使用して、イメージ内の他のカラーに影響を与えずに、選択したカラーだけを変更することもできます。ビットマップ カラー マスクは、ファイルに保存しておき、後で再利用することができます。
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プロパティ バーで [標準塗りつぶし] ボタン をクリックし、[塗りつぶしの編集] ボタン をクリックします。 |
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[密度] ボックスに、スクリーンの 1 インチあたりに表示される点または線の数を入力します。 |
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[角度] ボックスに、スクリーンに表示される点または線の角度を指定します。 |
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[許容範囲] スライダを調整して、カラーの許容範囲を設定します。 |
許容範囲を広くすると、選択したカラーに近い、広い範囲のカラーが表示または隠されます。たとえば、ベビー ブルーを選択して許容範囲を広くすると、CorelDRAW ではパステル ブルーやエレクトリック ブルーなどのカラーも表示または隠されます。
ビットマップ カラー マスクを含むファイルのファイル名の拡張子は、.ini です。
[カラー セレクタ] ボタン をクリックし、ビットマップ上で別のカラーを選択し、[適用] をクリックして、マスクするカラーを変更することもできます。
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