投影された描画モード

Corel DESIGNER には、投影された描画モードで作業するためのプリセットの描画プロファイルが用意されています。描画プロファイルを選択したら、オブジェクトを 3 つの描画プレーン (上端、前面、右端) に描画または投影して、3 次元イメージの効果を作成できます。描画を閉じると、最後に使用した描画プロファイルが描画と一緒に保存されます。この描画プロファイルは、ファイルを次に開いたときに自動で有効になります。

Corel DESIGNER では、11 個のプリセットの描画プロファイルが用意されています。

異なる描画プロファイルをいつでも選択できますが、プロジェクトを開始した後に描画プロファイルを変更しても、既存のオブジェクトの形状は変更されません。

プリセットの描画プロファイルがニーズに合わない場合は、新しい描画プロファイルを作成するか、既存の描画プロファイルを編集できます。詳しくは、描画プロファイルをカスタマイズする.を参照してください。

デフォルトの各描画プロファイルは、それぞれ x 軸、y 軸、および z 軸に対応する 3 つの数値のセットに関連付けられています。x 軸は、y 軸に垂直な線からの時計回りの角度で測定されます。y 軸は、真の水平 (0°) からの反時計回りの角度で測定されます。z 軸は、y 軸に垂直な線からの反時計回りの角度で測定されます。たとえば、アイソメトリック描画プロファイルは (30,90,30) の測定値を持ち、キャヴァリエ (傾斜) 描画プロファイルは (0,90,45) の測定値を持ちます。

このイメージは、8 つの異なる描画プロファイルを使用して表示された立方体を表します。
上の列は左から右へ
正方 (37,90,37)、正方 (16,90,37)、正方 (7,90,42)、正方 (15,90,15)。
下の列は左から右へ斜方晶系 (12,90,23)、斜方晶系 (5,90,30)、斜方晶系 (45,90,7)、斜方晶系 (54,90,17)

作業する際には、次の 4 つの描画プレーンの 1 つを選択できます。

デフォルトの描画プレーンは、正投影です。描画プレーンはいつでも変更できますが、有効にできるのは 1 つのみです。

この例では、描画プロファイルが示されています。x 軸は、y 軸に垂直な線から時計回りに 37° です。y 軸は、真の水平から反時計回りに 105° です。z 軸は、y 軸に垂直な線からの反時計回りに 37° です。このため、描画プロファイルは、 (37,105, 37) の値を持ちます。


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