| • | マクロ機能を手動でインストールするには |
| • | VBA オプションを指定するには |
| • | マクロ ツールにアクセスするには |
| • | マクロ プロジェクトを作成するには |
| • | マクロを作成するには |
| • | マクロを再生するには |
| • | マクロ エディタ内からマクロ ヘルプ ファイルにアクセスするには |
マクロを使って反復的なタスクを自動化すると、時間を節約できます。マクロを使って操作のシーケンスを指定できるので、その操作を後で簡単に繰り返すことができます。
| • | Microsoft Visual Studio Tools for Applications (VSTA) — VBA の後継機能であり、開発者やその他のプログラミングの専門家に最適です。VSTA には、最も高度なマクロ プロジェクトの作成に必要なツールや機能が用意されています。 |
| • | Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) — Microsoft Visual Basic (VB) プログラミング環境の一部です。これは初心者に最適です。VBA を使用して個人用の基本的なマクロを作成できますが、より高度なマクロ プロジェクトも作成できます。 |
VBA と VSTA の詳細な違いについては、Corel PHOTO‑PAINT マクロ ヘルプ ファイル (pp_om.chm) を参照してください。これは、インストールしたソフトウェアのデータ フォルダにあります。
VBA および VSTA のマクロ機能は、デフォルトでこのソフトウェアと共にインストールされますが、必要に応じてこれらの機能を手動でインストールできます。VBA 機能のオプションを指定できます。
Corel PHOTO‑PAINT で VSTA マクロ機能を使用するには、Microsoft Visual Studio 2012 以降をインストールする必要があります。
CorelDRAW Graphics Suite をインストールした後に Microsoft Visual Studio をインストールした場合、CorelDRAW Graphics Suite インストールを修正して、VSTA マクロ機能を再インストールする必要があります。詳しくは、マクロ機能を手動でインストールするには.を参照してください。
マクロ機能には、メイン アプリケーション ウィンドウでマクロを操作するツールがいくつか用意されています。
| • | マクロ ツールバー — 一般的なマクロ関数に簡単にアクセスできます |
| • | [マクロ マネージャ] ドッキング ウィンドウ — VBA の利用できるすべてのマクロ プロジェクトに簡単にアクセスできます。 |
| • | マクロ エディタ (旧称 Visual Basic エディタ) — VBA ベースのマクロ プロジェクトを作成する高度な関数が用意されています。 |
| • | VSTA エディタ — VSTA ベースのマクロ プロジェクトを作成する高度な関数が用意されています。VSTA エディタは、Microsoft Visual Studio 2012 以降をインストールしている場合のみアクセスできます。 |
一部のマクロ プロジェクトはロックされており、変更できません。
Corel PHOTO‑PAINT にはサンプル マクロが含まれており、追加機能を供給し、ソフトウェアの自動化を示し、サンプル コードを提供します。これらのサンプル マクロについては、Corel PHOTO‑PAINT マクロ ヘルプ ファイル (pp_om.chm) を参照してください。これは、インストールしたソフトウェアのデータ フォルダにあります。
マクロを再生すると、そのマクロに関連付けられたアクションを実行できます。
Corel PHOTO‑PAINT には、マクロについての役立つ情報を記載した追加のリソースが用意されています。これらの追加リソースは、ソフトウェアがインストールされたデータ フォルダにあり、次の表で説明されています。
VBA とそのプログラミング環境の詳細については、マクロ エディタの [ヘルプ] メニューから Microsoft Visual Basic ヘルプを開き、参照してください。
VSTA とそのプログラミング環境の詳細については、VSTA エディタの [ヘルプ] メニューを参照してください。
| マクロ機能を手動でインストールするには |
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| 1 . | Windows のコントロール パネルで [プログラムのアンインストール] をクリックします。 |
| 2 . | [プログラムのアンインストールまたは変更] ページで [CorelDRAW Graphics Suite] をダブルクリックします。 |
| 3 . | ウィザードに表示される [変更] オプションをオンにして、指示に従います。 |
| 4 . | インストール ウィザードの [機能] ページで、[ユーティリティ] リスト ボックスの次のチェック ボックスを有効します。 |
| • | Visual Basic for Applications |
| • | Visual Studio Tools for Applications |
VBA および VSTA のマクロ機能は、デフォルトでこのソフトウェアと共にインストールされます。
| VBA オプションを指定するには |
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| 1 . | [ツール] |
| 2 . | カテゴリのリストで、[作業領域] の [VBA] をクリックします。 |
| 3 . | [セキュリティ] 領域で、セキュリティ オプションをクリックして、不正なマクロが実行されるリスクを管理する方法を指定します。 |
| このセキュリティ機能を回避するには、[インストールされたすべての GMS モジュールを信頼する] チェック ボックスをオンにして、手順 6 に進みます。 |
| 4 . | [セキュリティ] ダイアログ ボックスの [セキュリティ レベル] ページで、次のチェック ボックスのいずれかをオンにします。 |
| • | 最高 - 信頼された場所にインストールされたマクロのみ実行できます。その他の署名付き/署名なしのマクロはすべて無効になります。 |
| • | 高 - 信頼されたソースの署名付きマクロのみ実行できます。署名のないマクロは自動的に無効になります。 |
| • | 中 - 害を及ぼす可能性のあるマクロも含めて、実行するマクロを選択できます。 |
| • | 低 (推奨しません) - 潜在的リスクのあるマクロも含め、すべて実行できます。ウィルス スキャンのソフトウェアがインストールされている場合、あるいは開く文書の安全性を確認できる場合は、この設定をオンにしてください。 |
| 5 . | [セキュリティ] ダイアログ ボックスの [信頼できる発行元] ページで、どのマクロ発行元が信頼できるか確認します。[表示] をクリックして選択したマクロ発行元の詳細を表示するか、[削除] をクリックしてリストから選択したマクロ発行元を削除します。 |
| 必要な場合は、選択したマクロ発行元の [Visual Basic プロジェクトへのアクセスを信頼する] チェック ボックスをオンまたはオフにできます。 |
| 6 . | VBA 機能を起動時にロードするには、[VBA のロードの遅延] チェック ボックスをオフにします。 |
| マクロ ツールにアクセスするには |
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マクロ ツールバーを表示する
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マクロ マネージャ ドッキング ウィンドウを表示する
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| マクロ プロジェクトを作成するには |
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| • | [マクロ マネージャ] ドッキング ウィンドウで、次のいずれかを行います。 |
| • | リストの [Visual Studio Tools for Applications] をクリックし、[新規作成] をクリックしてから [新規マクロ プロジェクト] をクリックします。 |
| • | リストの [Visual Basic アプリケーション] をクリックし、[新規作成] をクリックしてから [新規マクロ プロジェクト] をクリックします。 |
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リストのプロジェクトを右クリックし、[名前の変更] をクリックします。
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リストのプロジェクトを右クリックして [コピー] をクリックし、プロジェクトのコピー先の場所を選びます。
注意:ドキュメント ベースのマクロ プロジェクトはコピーできません。このようなプロジェクトはドキュメント内に保存されており、そのドキュメントから分離して管理することはできません。
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[簡略モード] ボタン
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リストのモジュールを右クリックし、[名前の変更] をクリックします。
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リストのマクロ プロジェクトを右クリックして、[マクロ プロジェクトのアンロード] をクリックします。
注意:ドキュメント ベースのマクロ プロジェクトが保存されているドキュメントを閉じると、そのマクロ プロジェクトを閉じることができます。
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一部のマクロ プロジェクトはロックされており、変更できません。
| マクロを作成するには |
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| • | [マクロ マネージャ] ドッキング ウィンドウで、次のいずれかを行います。 |
| • | 希望するコンテナ モジュールをクリックし、[新規作成] をクリックして、[新規マクロ] をクリックします。 |
| • | 希望するコンテナ モジュールを右クリックし、[新規マクロ] をクリックします。 |
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一部のマクロ プロジェクトはロックされており、変更できません。
| マクロを再生するには |
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| • | 次のいずれかの操作を行います。 |
| • | [ツール] |
| • | [マクロ マネージャ] ドッキング ウィンドウで、リストのマクロをダブルクリックします。 |
| • | [マクロ マネージャ] ドッキング ウィンドウでリストのマクロをクリックし、[実行] ボタン |
| • | [マクロ マネージャ] ドッキング ウィンドウで、リストのマクロを右クリックし、[実行] をクリックします。 |
| マクロ エディタ内からマクロ ヘルプ ファイルにアクセスするには |
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| 1 . | Microsoft Visual Basic for Applications の操作中に F2 キーを押して、オブジェクト ブラウザを開きます。 |
| オブジェクト ブラウザは、マクロ エディタで自動化できるすべての機能と関数を表示します。 |
| 2 . | [ライブラリ] リスト ボックスから PHOTOPAINT を選択します。 |
| オブジェクト ブラウザが更新され、マクロ エディタで自動化できる Corel PHOTO‑PAINT の機能と関数のみが表示されます。これらの機能や関数は集合的に「オブジェクト モデル」と呼ばれます。 |
| 3 . | 次のいずれかの操作を行います。 |
| • | マクロ ヘルプ ファイルのホーム ページを表示するには、[F1] キーを押します。ヘルプ ファイルの「オブジェクト モデル リファレンス」セクションにアクセスすると、アプリケーションのオブジェクトモデルのマニュアルを参照できます。 |
| • | オブジェクト ブラウザに特定の項目のヘルプ トピックを表示するには、その項目をクリックして [F1] キーを押します。 |
また、マクロ エディタの [コード] ウィンドウに任意の項目のヘルプ トピックを表示するには、その項目をクリックして [F1] キーを押します。
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