ムービーからノズルを作成する


(Windows のみ)

Windows オペレーティング システム上では、Corel Painter は、ムービーからイメージホースのノズルを作成できます。Corel Painter ムービーのフレームを 1 つずつ、イメージホースのイメージに変換できます。フレーム サイズがアイテムのサイズになります。最初からノズルにする目的でムービーを作成する場合は、最も大きなイメージ部品が収まる程度のフレーム サイズにします。各フレーム内で、選択範囲を使用することにより、イメージの形状を調節することができます。

[ノズルをムービーから作成] コマンドは自動的に 1 ランク ノズルを作成します。この方法は、2 ランク ノズルの作成にも使用できます。

ムービーをノズル ファイルにするには

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1 ノズル ファイルに変換したいムービーを開きます。
2 [ウィンドウ] [メディア パネル] [ノズル] を選択します。
3 [ノズル] パネルで [ノズル オプション] ボタン をクリックし、[ノズルをムービーから作成] を選択します。
名称未設定のイメージファイルが開き、ムービーの各フレームが表示されます。
4 フレームスタックのフレームに選択範囲を作成していなかった場合は、この時点で選択範囲を作成します。
それぞれのイメージ部品は、選択範囲の中に収める必要があります。
5 ファイルを RIFF 形式で保存します。
これで、他の 1 ランク ノズル ファイルと同様にこのファイルを読み込み、使用することが可能になります。

ムービーを 2 ランク ノズルにするには

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1 [ムービー] [新規ムービー] を選択し、ムービーを再生します。
フレーム サイズ (キャンバスの幅と高さ) は、最も大きなイメージ部品がちょうど収まる程度にします。
フレームの合計数は、ランク 1 の要素数にランク 2 の要素数を掛け合わせた値にします。たとえば、ランク 1ランク 2 にそれぞれ 3 つのイメージ部品がある 2 ランク ノズルの場合、ムービーのフレーム数は 9 にする必要があります。
2 最初のフレームにイメージ部品を追加します。イメージ部品を追加するには、選択範囲またはレイヤーを使用します。
3 [レイヤー] パネルで、[レイヤーオプション] ボタン をクリックし、[固定して選択] を選択します。
4 2 番目のフレームに移動し、イメージ部品を追加します。必要に応じてイメージ部品を編集し、手順 3 を繰り返してから次のフレームに移動します。
5 残りのフレームにも続けてイメージ部品を追加します。[固定して選択] コマンドを適用してから、新しいフレームに移動するようにしてください。
ランク 2 に従ってセットのイメージ部品を並べ替えます。次の例では、新しいノズルのランク 2 で色が変化します。ムービーは、3 つのカラーセットにまとめられています。フレーム 1 ~ 3 は赤のセット、フレーム 4 ~ 6 は緑のセット、フレーム 7 ~ 9 は黄色のセットを構成しています。各セットは、異なる角度で配置される同色のイメージで構成され、新しいノズルのランク 1 の変化 (角度の変化) となります。

このムービーのイメージ部品は、ランク 2 に従ってカラーセットにまとめられています。

6 [フレームスタック] パネルで [巻き戻し] ボタン をクリックし、ムービーの先頭フレームに戻します。
7 [ウィンドウ] [メディア パネル] [ノズル] を選択します。
8 [ノズル] パネルで [ノズル オプション] ボタン をクリックし、[ノズルをムービーから作成] を選択します。
新しいファイルが表示されます。

前の例でムービーから作成したノズル ファイル

9 メニュー バーで [ファイル] [情報を見る] を選択します。
[ファイル情報] ダイアログ ボックスが開き、Corel Painter がこのファイルの索引付けに使用する情報が表示されます。
10 作成したノズル索引を示す記述を編集します。
たとえば、「イメージホース 9 アイテム」は、1 ランク ノズルに 9 つのイメージ部品があることを表します。ランク 1ランク 2 にそれぞれ 3 つのイメージ部品がある 2 ランク ノズルの場合は、記述を「イメージホース 3x3 アイテム」に変更する必要があります。
11 ファイルを保存します。
新しく作成したノズル ファイルでペイントするためには、まずノズル ファイルを読み込む必要があります。詳細は、2 ランクまたは 3 ランク ノズル ファイルを読み込むには.を参照してください。

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ムービーの最後に空白のフレームを含めないよう注意してください。

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