2 ランク ノズルを作成する


2 ランク ノズル (2 方向に変化するノズルなど) を作成する場合、対応するノズル イメージを設定する必要があります。2 ランクまたは 3 ランクのノズルは、1 ランクのノズルと違いレイヤー グループから作成することができません。これらは、手動で作成する必要があります。索引システムを機能させるために、ノズル イメージはグリッドに収めてください。それには、グリッドを作成し、各セルの中心にイメージ部品を配置します。

セルの大きさは、ノズルに含めるイメージ部品のうちで最もサイズが大きいイメージ部品 (選択範囲も含む) が収まる長方形の最小限のサイズを基に指定します。イメージがグリッドからはみ出ないようにするには、最も大きいイメージ部品をレイヤーにコピーします。グリッド内にイメージ部品を配置してから、ノズル ファイルを作成します。詳細は、レイヤーを作成/削除する.を参照してください。

グリッドのセルのサイズとノズルの寸法を決定するには

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1 ツールボックスでレイヤー調整ツール をクリックし、プロパティ バーの [レイヤの自動選択] チェック ボックスをオンにし、書類ウィンドウで、ノズルに含める最も大きいイメージ部品が含まれているレイヤーをクリックします。
Corel Painter の [ナビゲーション] パネルに、レイヤーの幅と高さがピクセル値として表示されます。[ナビゲーション] パネルを表示するには、[ウィンドウ] [ナビゲーション] を選択します。
グリッド セルのサイズには、わずかに大きめの値を使用することをお勧めします。
各ランクに含めたいイメージ部品の数を決めます。
2 ランク 1 内の要素の数とセルの幅を掛けます。
この値がノズルの幅になります。
3 ランク 2 内の要素の数とセルの高さを掛けます。
この値がノズルの高さになります。

グリッドを作成するには

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1 メニュー バーで [ファイル] [新規] を選択し、[幅] ボックスと [高さ] ボックスにそれぞれノズルの幅と高さを入力します。
グリッドのセルのサイズとノズルの寸法を決定するには.の手順 3 と 4 で計算したノズルの幅と高さを入力してください。
2 メニュー バーで [キャンバス] [仮想グリッド] [仮想グリッドオプション] を選択します。
3 [グリッドオプション] ダイアログ ボックスの [横の間隔][縦の間隔] にそれぞれセルの幅と高さを入力し、[OK] をクリックします。
グリッドのセルのサイズとノズルの寸法を決定するには.の手順 1 で計算したセルの幅と高さを入力してください。
4 [キャンバス] [仮想グリッド] [仮想グリッドの表示] を選択してグリッドを表示します。
グリッドの水平方向はランク 1、垂直方向はランク 2 の要素数に対応しています。

2 ランク ノズルを作成するには

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1 各グリッドセルの中央に1つずつイメージ部品を配置します。
ノズルに指定する制御要因を想定し、それに合った順序でイメージ部品を配置します。
これは、レイヤーを使用すると簡単にできます。イメージ部品をレイヤーとしてグリッドに配置すると、レイヤーマスクも同時に配置されます。イメージ部品のレイヤーが複数のファイルに保存されている場合は、ファイルを 1 つずつ開いた方が簡単です。
2 メニュー バーで [ウィンドウ] [レイヤー] を選択します。
3 [レイヤー] パネルで、すべてのレイヤーを選択します。
4 [レイヤーオプション] ボタン をクリックし、[固定して選択] を選択します。
5 メニュー バーで [ファイル] [別名で保存] を選択し、ファイルを RIFF 形式で保存します。

ここで作成した 2 ランクのノズルでは、ランク 1 が種類、ランク 2 がサイズです。

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新しく作成したノズル ファイルでペイントするためには、まずノズル ファイルを読み込む必要があります。詳細は、1 ランク ノズル ファイルを読み込むには.を参照してください。

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