テクスチャ コントロール


[テクスチャ] を使用すると、ブラシストロークによって見えるようになる下の用紙の目の粗さを制御できます。テクスチャは、さまざまなスタイラス ペンまたはマウスの動きにリンクすることができます。たとえば、テクスチャを筆圧にリンクすると、「鉛筆」は筆圧を強くかけるほど用紙に深く食い込み、ストロークが粗くなります。詳細については、表現設定.を参照してください。最小の設定を調整して、適用する表現の変化範囲を指定することもできます。[最小テクスチャ] 設定は [テクスチャ] のパーセント表示を表し、効果を適用するには表現にリンクする必要があります。たとえば、[テクスチャ] パネルで [筆圧] の表現を選択し、[テクスチャ] スライダを 100%、[最小テクスチャ] スライダを 10% に設定した場合、ストロークの描画中に筆圧をかけるたびに、表示される用紙の目の粗さが 10 ~ 100% の範囲で変化します。より有機的に見せるためには、ブラシストロークのテクスチャのジッターを滑らかにすることができます。マイクからのオーディオ入力、またはストリーミング ミュージックなどの内部オーディオに、テクスチャをリンクすることもできます。詳細は、オーディオ表現設定.を参照してください。

オーディオ表現設定を使用してテクスチャを変更

通常、ブラシストロークを作成するとき、用紙の粒子は固定されます。つまり、テクスチャは同じ位置にあります。有機的で反復しない外観の跡にするには、ブラシストロークの描点ごとに用紙の粒子の位置を変えたり ([ランダムな粒子感の位置])、新しいブラシストロークごとに用紙の粒子を回転したり ([ランダムな粒子感の回転]) することができます。

[ランダムな粒子感の位置] が無効なブラシストローク (左) および有効なブラシストローク (右)。粒子の位置は、ブラシストロークの描点ごとに変化します。

[ランダムな粒子感の回転] が無効なブラシストローク (左) および有効なブラシストローク (右)。粒子の回転は、ブラシストロークを行うたびに変化します。

粒子の位置が変化して回転すると、用紙のテクスチャがさらに自然になり、描点を取り込んだブラシの反復が軽減されます。Karen Bonaker によるイメージ

また、用紙の明度とコントラストの設定で、ブラシと用紙の目の粗さの相互作用をコントロールすることもできます。詳しくは、用紙テクスチャと凹凸を使用するおよび表現設定.を参照してください。

粗さを設定するには

上へ戻る
1 [ウィンドウ] [ブラシ コントロール パネル] [ブラシ メディア] [粒子感] を選択します。
2 [粒子感] スライダを動かして、ブラシストロークの紙目への浸透度を調節します。

 

以下のこともできます。
[テクスチャ] 設定を特定のスタイラスやマウスの動きにリンクする
[表現設定] リスト ボックスからオプションを選択します。
特定のスタイラスやマウスの動きにリンクしている場合にブラシストロークで見せる、粒子感の最小レベルを設定します
[最小テクスチャ] スライダを調節します。
ブラシストロークが粒子感を表現する角度を指定します
[方向] スライダを調節します。
粒子感の変化範囲を設定します
[テクスチャのジッター] スライダを調節します。
ブラシストロークの粒子感のジッターを滑らかにします
[なめらかさ]スライダを調整します。
各ブラシストローク内の粒子感の回転方向を変更します
[ランダムな粒子感の回転] チェック ボックスをオンにします。
各ブラシストローク内の粒子感の位置を変更します
[ランダムな粒子感の位置] チェック ボックスをオンにします。

*

[テクスチャのジッター] を調節するときには、[最小テクスチャ] スライドを 100% に設定しないでください。[最小テクスチャ] を 100% に設定すると、[テクスチャのジッター] が発生しなくなります。

このページはお役に立ちましたか? フィードバックの送信。