[ブリスル] の各コントロールを使用すると、本物のブラシで描くように毛先の 1 本 1 本までもが見えるようなリアルなブラシストロークを作成できます。ブラシの描点のブリスルを個別に作成するには、[ブリスル] コントロールを使用します。
描点をソフト モードでプレビューして、ブリスル描点の変化を表示することもできます。詳細は、ブラシ サイズのプレビュー モードを切り替えるには.を参照してください。
ストロークの種類として [レーキ] を選択した場合は、ブラシの間隔および接触度を調整できます。詳細は、レーキ コントロール.を参照してください。
[ブリスル太さ] スライダは、ブラシの毛 1 本 1 本の直径を指定します。
[ブリスル太さ] が 17% (左) および 87% (右) のブラシストローク
[固まり] では、ブリスルの固まり具合を調節します。その仕組みは、固まっている一部のブリスルを表すために、各ブリスルの太さを不均等にすることです。[固まり] の値は[ブリスル太さ] の値に比例します。
[固まり] が 0% (左) および 100% (右) のブラシストローク
[ブリスル倍率] では、ブリスルの密度、すなわち、描点を構成するブリスルの本数を調節します。
[ブリスル倍率] が 410% (上) と 990% (下) のブラシストローク
[サイズ連動] では、各ブリスルのサイズの変動の度合いを調節します。この値が 0 の場合は、ブリスルのサイズは変わりません。このスライダを 0% よりも大きくすると、ブラシのサイズに応じて各ブリスルの太さも変化します。
[サイズ連動] が 0% (上) と 100% (下) のブラシストローク
[サイズ連動] を 100% に設定してブラシのサイズを変更すると、ブリスルの倍率がサイズと比例して変化します。[サイズ連動] を 8% に設定すると、ブラシのサイズを変更しても、ブリスルは一定のサイズのままです。サイズ範囲が指定されていない場合、つまり [最小サイズ] が 100% に設定されている場合は、[サイズ連動] スライダが無効になります。
スタティック ブリスル ブラシは、厚みを付け、回転することができます。[角度] コントロールについて詳しくは、角度コントロール.を参照してください。
(左) [厚み] を 0% に設定したブラシストローク。(右) 描点の回転の例で、[厚み] を 30%、[角度刻み] を 5°、[角度範囲] を 360°、[表現] を [方向]、そして [間隔] を 50% に設定したブラシストローク。
ベアリング、方向、および回転について詳しくは、表現設定、Wacom Intuos のサポート、およびスタイラス ペンとマウスの使用の比較.を参照してください。