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基本的なブラシ属性を設定する

Corel Painter の作業を素早く開始するには、プロパティバーでブラシのサイズ、不透明度、粗さなどの基本的なブラシ属性を指定します。サイズに応じて、ブラシの描点の寸法が決まります。ブラシ ゴーストを使用して、サイズを変更する必要があるかどうかを判別することもできます。ブラシ ゴーストについて詳しくは、描画時のカーソルを設定する.を参照してください。

ブラシを選択して、キャンバスに移動すると、ゴースト ブラシ (ブラシストロークの左に表示される円) が表示されます。ゴースト ブラシはブラシの描点とサイズおよびシェイプが同じです。

不透明度は、下にあるピクセルをブラシストロークで塗り潰したり重ね塗りする濃さを調節します。

不透明度 80% (上) と不透明度 20% (下) の例

粗さは色とテクスチャの相互作用を調整します。

角度や厚みなどのブラシ属性を画面上で動的に設定することもできます。画面上の書類ウィンドウに円が表示され、イメージのコンテキスト内でブラシのサイズおよびシェイプを設定することができます。

円は画面上のブラシのサイズを視覚的に表現したものです。

その他のブラシコントロールを利用して、ブラシをさらにカスタマイズすることもできます。たとえば、スタイラスの筆圧や方向の変化に合わせて、ブラシストロークの太さが調整されるように、ブラシストロークの最小サイズが設定されます。詳しくは、ブラシを調整する.を参照してください。

ブラシのサイズを設定するには 上へ戻る
1
 
ツールボックスで、ブラシ ツール をクリックします。
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ブラシセレクタ バーで [ブラシセレクタ] をクリックします。
3
 
[ブラシライブラリ] パネルでブラシカテゴリをクリックし、ブラシバリアントをクリックします。
4
 
プロパティバーで、[サイズ] スライダ を調整するか、[サイズ] ボックスに値を入力します。
ブラシのサイズに合わせてブラシストローク機能を拡大/縮小するには、プロパティバーの [ブラシに合わせて密度を増減] ボタン をクリックします。
Corel Painter でブラシのサイズを変更した場合は、ブラシのデータの再生成が必要になることがあるため、わずかな遅延が生じることがあります。
右の角カッコ (]) キーを押してブラシのサイズを大きくしたり、左の角カッコ ([) キーを押してブラシのサイズを小さくしたりすることもできます。
ブラシサイズのデフォルトの増減値をピクセル単位で指定するには、[Corel Painter 12] [環境設定] (Mac OS) を選択するか、[編集] [環境設定] (Windows) を選択して、カテゴリの [環境設定] リストで [一般] をクリックし、[ブラシサイズ変更単位] ボックスにピクセル値を入力します。
拡大/縮小オプションを全面的に無効にすることもできます。そのためには、[Corel Painter 12] [環境設定] [一般] (Mac OS) または [編集]  [環境設定] [一般] (Windows) を選択して、[ブラシのサイズを変更するときに密度の増減を無効にする] をオンにします。
不透明度を設定するには 上へ戻る
1
 
ツールボックスで、ブラシ ツール をクリックします。
2
 
ブラシセレクタ バーで [ブラシセレクタ] をクリックします。
3
 
[ブラシライブラリ] パネルでブラシカテゴリをクリックし、ブラシバリアントをクリックします。
4
 
プロパティバーで、[不透明度] スライダ を調整するか、[不透明度] ボックスにパーセント値を入力します。
[不透明度] を低くすると着色濃度が薄くなり、下にある色が透けます。不透明度を高くすると、ストロークが濃くなり、下のピクセルが見えなくなります。
使用する手法や描点の種類によっては、不透明度を調節できない場合があります。
ブラシ ツールがオンになっている場合は、数字キーで不透明度を設定できます。各数字キーはそれぞれ、指定されたパーセンテージに設定されています。たとえば、1 キーは 10%、5 キーは 50%、0 キーは 100% の不透明度を指定できます。
粗さを設定するには 上へ戻る
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ツールボックスで、ブラシ ツール をクリックします。
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ブラシセレクタ バーで [ブラシセレクタ] をクリックします。
3
 
[ブラシライブラリ] パネルでブラシカテゴリをクリックし、ブラシバリアントをクリックします。
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プロパティバーで、[粗さ] ボックス スライダを調整するか、[粗さ] ボックスにパーセント値を入力します。
スライダを左に移動すると、用紙テクスチャをつぶして着色する度合いが低くなり、テクスチャがはっきり見えるようになります。スライダを右に移動するとテクスチャをつぶして着色する度合いが高くなり、テクスチャは見えにくくなります (ブラシによって例外があります)。
「溶かし」手法のブラシでは、[粗さ] 設定が「引き具合」をコントロールします。イメージホース ブラシの場合は、[粗さ] でサブカラーが混ざる濃さを調節します。また、エアブラシなど、
[粗さ] スライダが使えないものもあります。
画面上のブラシ属性を設定するには 上へ戻る
 
以下の表を参考にして操作を行います。

目的
操作内容
ブラシサイズを変更する
Command + Option キー (Mac OS) または Ctrl + Alt キー (Windows) を押しながら、書類ウィンドウ内の円の半径をドラッグし、円を目的のサイズに設定してから、スタイラスまたはマウス ボタンを離します。
ブラシの不透明度を変更する
Command + Option キー (Mac OS) または Ctrl + Alt キー (Windows) を押して、円の半径を表示します。スタイラスまたはマウスの左ボタンを押しながら、Command キー (Mac OS) または Ctrl キー (Windows) を押して、イメージ ウィンドウ内の不透明な円をドラッグして、円を目的の不透明度に設定してから、スタイラスまたはマウス ボタンを離します。
ブラシの厚み設定を変更する
Command + Option キー (Mac OS) または Ctrl + Alt キー (Windows) を押して、円の半径を表示します。スタイラスまたはマウスの左ボタンを押しながら、Command キー (Mac OS) または Ctrl キー (Windows) を 2 回押して、書類ウィンドウ内の厚みのある円をドラッグして、円を目的の不透明度に設定してから、スタイラスまたはマウス ボタンを離します。
ブラシの角度を変更する
Command + Option キー (Mac OS) または Ctrl + Alt キー (Windows) を押して、円の半径を表示します。スタイラスまたはマウスの左ボタンを押しながら、Command キー (Mac OS) または Ctrl キー (Windows) を 3 回押して、書類ウィンドウ内の角度のある円をドラッグして、円を目的の角度に設定してから、スタイラスまたはマウス ボタンを離します。

Corel Painter の画面上でブラシサイズを設定する機能を旧バージョンに戻すこともできます。そのためには、[Corel Painter 12] [環境設定] [一般] (Mac OS) または [編集]  [環境設定]
[一般] (Windows) を選択して、[旧バージョンのブラシサイズ変更コントロールの使用] をオンにします。

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