Google Web Picture (WEBP)


CorelDRAW は、Google Web Picture (*.webp) ファイル形式をサポートしています。Google が開発したこのオープン標準のファイル形式は、Web での利用を目的としており、画像のデータ非損失型圧縮とデータ損失型圧縮に対応しています。

WEBP ファイルを CorelDRAW にインポートしたり、CorelDRAW ファイルを WEBP ファイル形式にエクスポートしたりできます。他のサポート対象ファイルと同様に、WEBP ファイルをインポートします。ファイルのインポートについて詳しくは、「ファイルをインポートする.ファイルを WEBP 形式にエクスポートする場合、ニーズに合わせていくつかのプリセットから選択できます」を参照してください。Web 互換イメージのエクスポート用プリセットを保存するには.を参照してください。

データ損失型圧縮とデータ非損失型圧縮の 2 つの圧縮方法から選択できます。データ非損失型圧縮を使用すると、画像の品質は低下しませんが、サイズが大きくなります。データ損失型圧縮を使用すると、画像のサイズは小さくなりますが、品質が低下します。[品質] 設定を変更することで、RGB チャンネルの圧縮係数を制御できます。データ損失型の方法を使用する場合、係数が小さいと、ファイルのサイズが小さくなり、品質が低下します。値を 100 にすると、最高の品質を実現できます。データ非損失型の方法では、[品質] 設定で圧縮を調整できます。係数を小さくすると、エンコーディング速度が速くなりますが、ファイルが大きくなります。値を 100 にすると、最大の RGB 圧縮が実現され、より小さなファイルが生成されます。

[圧縮率] を調整することで、エンコーディング速度、ファイル サイズ、品質の比率を制御することもできます。値を小さくすると、圧縮品質が低くなり、処理時間が短くなる代わりに、ファイル サイズが大きくなります。値を大きくすると、圧縮品質が高くなり、エンコーディング時間が長くなる代わりに、ファイル サイズが小さくなります。

WEBP ファイル形式にエクスポートする場合、画像の透明な背景を保持できます。

[変形] コントロールを使用して、エクスポート時に画像のサイズを変更できます。

WEBP ファイルをインポートするには

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1 [ファイル] [配置]をクリックします。
2 ファイルが保存されているフォルダを選択します。
3 [ファイル名] ボックスの横にあるリスト ボックスから [WEBP – Google Web Picture] を選択します。
4 ファイル名をクリックします。
5 [配置]をクリックします。
6 描画ページをクリックします。

*

WEBP ファイルのインポートでは、透明度が維持されます。

WEBP ファイルをエクスポートするには

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1 [ファイル] [エクスポート] をクリックします。
2 ファイルを保存するフォルダを選択します。
3 [ファイルの種類] リスト ボックスから [WEBP – Google Web Picture] を選択します。
4 [ファイル名] リスト ボックスにファイル名を入力します。
5 [エクスポート] をクリックします。
6 [WebP] ダイアログ ボックスの右上隅にある [プリセット] リスト ボックスからプリセットを選択します。

 

プリセット
説明
低品質の WEBP
このプリセットは、データ損失型のエンコーディングを使用しており、画像の生成では、ファイル サイズが小さく、RGB 圧縮品質が低く、変換時間が短くなります。
中品質の WEBP
このプリセットは、データ損失型のエンコーディングを使用しており、画像の生成では、品質、ファイル サイズ、RGB 圧縮は中程度になります。
高品質の WEBP
このプリセットは、データ非損失型のエンコーディングを使用しており、画像の生成では、RGB 圧縮が最大になり、ファイル サイズが大きく、処理時間が長くなります。
カスタム
カスタム設定を指定できる
オリジナル
画像の元の設定を維持する
7 [OK] をクリックします。

 

可能な操作
エンコーディング方法を選択する
次のいずれかのオプションを選択します。
データ損失型
データ非損失型
RGB チャンネルの圧縮係数を設定する
[品質] リストからオプションを選択します。
値を小さくすると、画質は低下しますが、ファイルは小さくなります。値を大きくすると、画質は向上しますが、ファイルは大きくなります。
エンコード速度、ファイル サイズ、品質の比率を設定する
[圧縮率] リストからオプションを選択します。
値を小さくすると、圧縮品質が低くなり、処理時間が短くなる代わりに、ファイル サイズが大きくなります。値を大きくすると、圧縮品質が高くなり、エンコーディング時間が長くなる代わりに、ファイル サイズが小さくなります。
アルファ透明度を使用して画像をエクスポートする
[透明度] チェック ボックスをオンにします。
エクスポート時にファイル サイズを変更する
[WEBP にエクスポート] ダイアログ ボックスでプレビュー オプションを設定する

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