Corel Painter ヘルプ | 水彩コントロール

[水彩] の各コントロールは、[水彩] レイヤーとともに機能します。[水彩] ブラシでストロークすると、[水彩] レイヤーが自動的に作成されます。水彩レイヤーは [レイヤー] パネルで編集できます。

[水分量] スライダでは、絵具の希釈度と広がりを調節します。[水分量] を増やすと、描画されるストロークは広範囲に広がり、ブラシの毛の流れが消えます。

[ピックアップ] スライダでは、イメージをぼかすときに乾燥した絵具を拾う量を調節します。値を低くすると絵具が混ざったり溶け出すことはなく、高くすると絵具が溶け出します。

[ピックアップ] が 0% (上) および 100% (下) のブラシストローク

[乾燥速度] スライダでは、イメージをぼかすときに水彩が乾く速度を調節します。値を低くすると大きく広がり、高くすると広がりが抑えられます。

[蒸発限度] スライダでは、ぼかすことのできる最小水分量を調節します。値を低くすると大きく広がり、高くすると広がりが抑えられます。

[ぼかし量] スライダでは、ぼかす絵具の量を調節します。値を高くすると、ストロークの輪郭部分がテクスチャの凹凸に合わせてにじみ、吸水性の高い湿った用紙にペイントしたような仕上がりになります。値を低くすると、乾燥した用紙にペイントしたような仕上がりになります。

[キャピラリ] スライダでは、ぼかしにおける凹凸の効果を調節します。値を低くすると、滑らかな輪郭になります。

[浸み込み粗さ] スライダでは、乾燥時に絵具が凹凸に浸透する程度を調節します。[キャピラリ] および [浸み込み粗さ] の両方のスライダを低くすると、凹凸の効果を減少させることができます。

[浸み込み粗さ] が 0% (上) および 100% (下) のブラシストローク

ぼかしの精度を高めるには、[正確なぼかし] チェックボックスをオンにします。[正確なぼかし] チェックボックスをオフにすると、ぼかしの精度は低くなります。

[正確なぼかし] が有効 (上) および無効 (下) のブラシストローク

[風の角度] が 270 度 (上) と 180 度 (下) のブラシストローク

ブラシストロークを均一にするには、[水分量] スライダを左にドラッグします。風の方向に流れるようにするには、右にドラッグします。

溶け出す量を増やすには、[ピックアップ] スライダを右にドラッグし、減らすには左にドラッグします。

広がる量を減らすには、[乾燥速度] スライダを右にドラッグし、増やすには左にドラッグします。

広がる量を減らすには、[蒸発限度] スライダを右にドラッグし、増やすには左にドラッグします。

紙の粒子ににじむような柔らかな輪郭を作りたい場合は、[ぼかし量] スライダを右にドラッグします。乾燥した用紙にペイントしたような仕上がりにするには、左にドラッグします。

輪郭を粗くするには、[キャピラリ] スライダを右にドラッグします。滑らかで途切れのない輪郭を描く場合は、左にドラッグします。

ザラッとした表面にするには、[浸み込み粗さ] スライダを右にドラッグします。滑らかで凹凸のない効果を出すには、左にドラッグします。

[正確なぼかし] チェックボックスをオンにします。

風の効果を強めるには、[風力] スライダを右にドラッグし、弱めるには左にドラッグします。

風向きの角度を大きくするには、[風の角度] スライダを右にドラッグします。

[ぼかし処理待ち] チェックボックスをオンにします。ブラシストロークが終了すると、ぼかし処理が始まります。

[ぼかし処理待ち] チェックボックスをオンにすると、[水彩] ブラシバリアントの処理速度が上昇します。