CorelDRAW ヘルプ | フォントの埋め込み

フォントの埋め込み

フォントを埋め込むと、描画を容易に共有できます。他のユーザーは、フォントをインストールしたり置き換えたりしなくても、描画を表示、印刷、および編集できます。CorelDRAW のデフォルトでは、描画で使用されているフォントがファイルの保存時に埋め込まれます。ただし、特定の描画について、フォントの埋め込みを無効にするよう選択することもできます。詳しくは、描画を保存するには.を参照してください。描画へのフォントの埋め込みに関するデフォルトオプションは変更できます。

CorelDRAW では、フォントごとに埋め込み権限が適用されます。印刷やプレビュー用にフォントの埋め込みが許可されているフォントもあれば、テキストの編集や埋め込み自体が禁止されているフォントもあります。CorelDRAWでは、次のフォント埋め込み権限が適用されます。

• 編集可能 — フォントを電子ドキュメントに埋め込むことができ、ドキュメントの受信者はそのフォントをテキストの編集に使用できます。

• インストール可能 — 編集可能権限に加えて、フォントを受信者のコンピュータに永久的にインストールして、新しいドキュメントの作成に使用することができます。

• 埋め込みなし — フォントを電子ドキュメントに埋め込むことはできません。

• 印刷プレビュー — プレビューおよび印刷用途に限り、フォントを電子ドキュメントに埋め込むことができます。該当するフォントを、別のコンピュータにインストールしてドキュメントの編集に使用することはできません。

埋め込み不可のフォントが描画に含まれていると、警告が表示されます。この警告は無効にできます。

埋め込みフォントが含まれているファイルをインポートできます。ただし、埋め込みフォントで編集が禁止されている場合は、[オブジェクト] ドッキングウィンドウのフォント名の横にインジケータが表示されます。このようなフォントが使用されているテキストを編集しようとすると、代用フォントを選択するプロンプトが表示されます。詳しくは、フォントを置き換える.を参照してください。