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ムービーの保存と書き出し

Corel Painter には、完成したムービーを保存したり、書き出すためのオプションがいくつかあります。ファイル形式 (QuickTime や AVI など) によっては、圧縮オプションを指定できるものがあります。

ムービーから単一イメージを書き出す

ムービーのフレームは、複数のファイル形式で保存したり書き出すことができます。

フレームを単一イメージとして書き出すには 上へ戻る
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書き出すフレームを書類ウィンドウに表示します。
[フレームスタック] パネルでフレームのサムネイルをクリックするか、パネルのコントロールを使用してフレームを表示します。
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[ファイル] [別名で保存] を選択します。
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[ムービーの保存] ダイアログ ボックスで [このフレームを画像として保存] オプションをオンにして、[OK] をクリックします。
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[保存] (Mac OS) または [イメージの保存] (Windows) ダイアログ ボックスで、場所とファイル形式を選択し、ファイルの名前を入力して、
[保存] をクリックします。

ムービーを QuickTime ムービーとして書き出す

ムービーは、Macintosh と Windows のどちらのプラットフォームでも、QuickTime ムービーとして書き出すことができます。

QuickTime のムービーでは、いくつかの方法で圧縮できます。以下に挙げるそれぞれの圧縮方法の説明を読むだけでも、適切な方法を判断するときの参考になります。さらに、各圧縮方法と設定の組み合わせを実際に試してみると、より適した方法を判断することができます。また、その他の圧縮方法を使用できる場合もあります。

 
[アニメーション] は、連続したトーンの領域の圧縮効率が高い圧縮方法です。[圧縮プログラム] ダイアログ ボックスで、[品質] を [最適な階調] に設定してすべてのフレームをキー フレームにした場合は、この方法で圧縮しても何も情報が失われません。この方法は、ほとんどの Corel Painter アニメーションに適しています。
 
[シネパック] は、ある程度の品質を保ちながら非常に小さなファイル サイズに圧縮します。これは、CD に保存したり、インターネットで転送する場合に適しています。[シネパック] を選択して保存すると、圧縮処理に非常に時間がかかります。また、ムービーのイメージ タイプやフレーム速度によっては、最適な設定を判断することが難しい場合があります。
 
[グラフィックス] は、256 色に制限します。このオプションは、[アニメーション] 圧縮方法よりも高い比率でファイルを圧縮しますが、再生速度が低下します。
 
[なし] では、圧縮方法が何も使用されないため、イメージはそのままの品質を維持します。フレームのサイズが大きいと、コンピュータによっては、再生速度を速く設定していても、その速度で再生できない場合があります。
 
[フォト-JPEG] は、イメージの品質を高度に維持しながら、高い比率でファイルを圧縮します。ただし、高速では再生できません。JEPG はイメージ圧縮の国際規格です。
 
[ビデオ] は、デジタル ビデオを記録したり、高速で再生するために設計されています。このオプションは、空間的な圧縮方法を使用するため、ほとんどのアニメーションにあるような、広範囲に渡って同じトーンが連続した領域があるイメージには適していません。

ほとんどの場合、圧縮率は、イメージの品質と反比例します。[品質] スライダを使用すると、圧縮率とイメージの品質を最適なレベルに調整することができます。Corel Painter で作成した作品を圧縮するときは、[品質] スライダをできるだけ高めに設定することをお勧めします。

1 秒間当たりに表示するフレーム数を指定することもできます。 また、一部の圧縮方法では、キー フレームの頻度も指定できます。[キー フレーム] は一時的な圧縮方法で、各キー フレームは完全な状態で保存されます。次のキー フレームとの間にあるフレームは、変更部分のみが保存されます。

一部の圧縮方法では、[データ レートの制限] オプションを使用してデータ転送速度を制限することもできます。データ速度を制限すると、圧縮されるムービーが、指定された制限速度内に収められるため、ここで指定したデータ制限値の設定が、[品質] の設定よりも優先されることがあります。

Corel Painter ムービーを QuickTime ムービーとして書き出すには 上へ戻る
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[ファイル] [別名で保存] を選択します。
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[ムービーの保存] ダイアログ ボックスで、[QuickTime ムービーとして保存] オプションをオンにします。
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[ムービーの保存] ダイアログ ボックスで、保存する場所を選択し、ファイル名を入力して [保存] をクリックします。
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[圧縮設定] ダイアログ ボックスで、リスト ボックスから圧縮方法を選択します。
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必要なオプションを指定します。

ムービーを AVI ムービーとして書き出す

Windows オペレーティング システムで作業している場合は、ムービーを AVI として書き出すことができます。

AVI 形式のムービーでは、いくつかの方法で圧縮できます。以下に挙げるそれぞれの圧縮方法の説明を読むだけでも、適切な方法を判断するときの参考になります。さらに、各圧縮方法と設定の組み合わせを実際に試してみると、より適した方法を判断することができます。また、その他の圧縮方法を使用できる場合もあります。

 
[シネパック] は、ある程度の品質を保ちながら非常に小さなファイル サイズに圧縮します。これは、CD-ROM に保存したり、インターネットで転送する場合に適しています。このオプションを指定して保存すると、圧縮処理に非常に時間がかかり、ムービーのイメージ タイプやフレーム速度によっては、最適な設定を判断することが難しい場合があります。
 
[Microsoft ビデオ 1] は、デジタル ビデオを記録したり、高速で再生するために設計されています。
 
[全フレーム (未圧縮)] では、何も圧縮されないため、イメージはそのままの品質を維持します。フレームのサイズが大きいと、コンピュータによっては、再生速度を速く設定していても、その速度で再生できない場合があります。この設定は、Corel Painter ムービーを AVI 編集用アプリケーションに書き出す場合に適しています。

ほとんどの場合、圧縮率は、イメージの品質と反比例します。[ビデオの 圧縮] ダイアログ ボックスの [圧縮の品質] スライダを使用すると、圧縮率とイメージの品質を最適なレベルに調整することができます。

[キー フレーム] は一時的な圧縮方法で、各キー フレームは完全な状態で保存されます。次のキー フレームとの間にあるフレームは、変更部分のみが保存されます。一部の圧縮方法では、[キー フレーム] オプションの [フレームごと] ボックスにキー フレームの頻度を指定できます。

一部の圧縮方法では、[データ速度] オプションでデータ転送速度を制限することもできます。データ速度を制限すると、圧縮されるムービーが、指定された制限速度内に収められるため、ここで指定したデータ制限値の設定が、[品質] の設定よりも優先されることがあります。

Corel Painter ムービーを AVI ムービーとして書き出すには 上へ戻る
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[ファイル] [別名で保存] を選択します。
2
 
[ムービーの保存] ダイアログ ボックスで、[AVI ムービーとして保存] オプションをオンにし、1 秒ごとのフレーム数を指定します。
3
 
[ムービーの保存] ダイアログ ボックスで、保存する場所を選択し、ファイル名を入力して [保存] をクリックします。
4
 
[ビデオの圧縮] ダイアログ ボックスで、[圧縮プログラム] ポップアップ メニューから圧縮方法を選択します。
5
 
必要なオプションを指定します。
一部の圧縮方法では、[構成] ボタンをクリックして、追加オプションを設定することもできます。

番号付きのファイルを使用して作業する

Corel Painter では、番号付きのファイルの読み込みと書き出しを行うことができます。番号付きのファイルは、すべてサイズと解像度が同じで、各ファイル名の先頭または末尾に番号が付き、規則的な名前が付けられています。たとえば、最初のフレームのファイル名が「Movie.01」の場合は、2 番目のフレームのファイル名は「Movie.02」となります。

ムービーを番号付きファイルとして書き出すと、他のムービー形式をサポートしていない可能性のあるアプリケーションで、その番号付きファイルを読み込むことができます。書き出す際に、最初のファイルのファイル名を指定します。すべての番号付きファイルが同じ桁数になるように、必ずゼロを含めてください。たとえば、1 から 24 までの番号付きファイルを作成する場合は、ファイル名に「01」を入れます。89 から 110 までの番号付きファイルを作成する場合は、ファイル名に「089」を入れます。

番号付きのファイルは、別の 3D プログラムやアニメーションプログラムから Corel Painter にアニメーションを読み込む場合に、非常に便利です。番号付きのファイルを読み込む際には、Corel Painter でサポートされている形式である必要があります。また、各ファイル名の番号は、同じ桁数である必要があります。番号付きファイルを読み込むと、新規のフレーム スタックが作成され、オニオン スキン レイヤーの数と保存形式を指定する画面が表示されます。詳しくは、ムービーを作成するを参照してください。

ムービーを番号付きファイルとして書き出すには 上へ戻る
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[ファイル] [別名で保存] を選択します。
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[ムービーの保存] ダイアログ ボックスで [番号付きファイルとして保存] オプションをオンにして、[OK] をクリックします。
3
 
[保存] (Mac OS) または [イメージの保存] (Windows) ダイアログ ボックスで、場所とファイル形式を選択し、ファイルの名前を入力して、
[保存] をクリックします。
番号付きファイルとして保存する際は、「01Movie」や「Animation14」など、必ずファイル名の先頭または末尾に番号を付けます。
番号付きのファイルを読み込むには 上へ戻る
1
 
[ファイル] [開く] を選択します。
2
 
[開く] (Mac OS) または [ファイルを開く] (Windows) ダイアログ ボックスで、[番号付きファイル] チェック ボックスをオンにします。
3
 
以下のいずれかの操作を行います。
Mac OS の場合は、最初の番号が付いたファイルを選択します。[番号付きファイル] チェック ボックスの下に「番号付きファイルの末尾を選択してください」と表示されたら、最後の番号が付いたファイルを選択して [開く] をクリックします。
Windows の場合は、最初の番号が付いたファイルを選択し、[開く] をクリックします。次に、最後の番号が付いたファイルを選択し、[開く] をクリックします。
4
 
読み込んだファイルを保存するには、[ムービーの保存] ダイアログ ボックスで保存する場所を選択し、ファイル名を入力して [保存] をクリックします。
5
 
[新規フレームスタック] ダイアログ ボックスで、オニオン スキン レイヤーの数と保存形式を選択し、[OK] をクリックします。

選択した最初と最後のファイルと、その間の連続イメージが読み込まれ、新規のフレーム スタックが作成されます。


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