CorelDRAW ヘルプ | ベクトル効果

ベクトル効果

ベクトル効果には 2 種類あります。1 つはベベル、ブレンド、等高線、押し出しなど、ベクトルオブジェクトにのみ適用できる効果、もう 1 つはエンベロープ、ドロップシャドウ、インナーシャドウ、ブロック影、レンズ、遠近効果、モザイクなど、ベクトルオブジェクトとビットマップオブジェクトのどちらにも適用できる効果です。

ベクトル効果 (ドロップシャドウ) が適用されたビットマップ (左) とベクトルオブジェクト (右)。

次の表は、ベクトル効果のクイックリファレンスです。

効果	適用対象	説明
ベベル	ベクトルオブジェクト	グラフィックまたはテキストオブジェクトのエッジに傾斜を付ける (ある角度で切り取る) ことにより、立体的な奥行きを加えます詳しくは、ベベル効果を作成する.を参照してください。
ブレンド	ベクトルオブジェクト	あるオブジェクトが形状やサイズを変えながら別のオブジェクトに変わるプログレッションを作成できます。通常、ブレンドはオブジェクトに写実的な影やハイライトを加えるのに使用されます。詳しくは、オブジェクトをブレンドする.を参照してください。
ブロック影	ベクトル/ビットマップオブジェクト	オブジェクトとテキストに均一な影を加えることができます詳しくは、ブロック影を追加する.を参照してください。
等高線	ベクトルオブジェクト	プロッタ、彫刻機器、ビニールカッターなどのデバイスへの出力用に、3D 効果や切り取り可能な輪郭を作成できます。詳しくは、オブジェクトに等高線を付ける.を参照してください。
ドロップシャドウおよびインナーシャドウ	ベクトル/ビットマップオブジェクト	オブジェクトとテキストに均一な影を加えることができます詳しくは、ドロップシャドウとインナーシャドウを追加する.を参照してください。
エンベロープ	ベクトル/ビットマップオブジェクト	オブジェクトを整形できます。詳しくは、エンベロープを使用してオブジェクトを整形する.を参照してください。
押し出し	ベクトルオブジェクト	オブジェクトを立体的に見せることができます。詳しくは、押し出しを作成する.を参照してください。
インパクト	該当なし	デザイン要素に遠近効果を追加したり、デザイン要素に焦点の移動を与えたりできます。詳しくは、インパクト効果.を参照してください。
レンズ	ベクトル/ビットマップオブジェクト	レンズの下になったオブジェクト領域の見え方が変わりますが、オブジェクトの実際のプロパティや属性は変更されません。詳しくは、レンズを適用する.を参照してください。
遠近効果	ベクトル/ビットマップオブジェクト	イメージに距離や奥行きの視覚効果を与えることができます。詳しくは、遠近効果を適用する.を参照してください。
PhotoCocktail	ベクトル/ビットマップオブジェクト	写真やベクトルアートからイメージで構成された独自のモザイクを作成できます。詳しくは、ビットマップモザイク (PhotoCocktail 効果).を参照してください。
Pointillizer	ベクトル/ビットマップオブジェクト	ベクトルオブジェクトやビットマップオブジェクトからベクトルモザイクを作成できます。詳しくは、ベクトルモザイク (Pointillizer 効果).を参照してください。

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