パターンを作成/編集する


パターンはゼロから作成するか、既存イメージから作成することができます。既存イメージからパターンを作成する場合は、イメージ全体または選択領域内のパターンを基準とすることができます。マスクからパターンを作成し、背景が透明なパターンを作成することもできます。選択したイメージまたは選択範囲がタイルに変換され、このタイルが敷き詰められてパターンとなります。

キャンバスにブラシストロークを適用して作成されたパターン タイル

既存のパターンを編集する場合、またはパターンをプレビューしても細部まで表示されない場合は、別のウィンドウにパターン タイルを開き、パターンを細部まで表示して変更することができます。たとえば、パターンを操作して、壁紙のデザインに使用するハーフドロップ イメージにすることができます。

パターン タイルを作成した後に、継ぎ目が見えないようにタイルを加工することができます。詳細は、継ぎ目のないパターンを作成する.を参照してください。

パターンに変換し、RIFF 形式で保存したイメージは、保存したり再度開いた後でもパターンの特性情報が保持されます。ライブラリは、必要に応じていつでも他のライブラリに切り替えることができます。詳細は、ライブラリについて.を参照してください。

レイヤー上にパターンを作成する

レイヤー上にパターンを作成する方法は、キャンバス上での方法と同様です。ただし、パターンのラップアラウンド機能は、レイヤーには適用できません。これは、キャンバスにはエッジがありますが、レイヤーにはエッジがなく、サイズが制限されないためです。レイヤー上でパターンをずらしても、パターンは回り込みません。

パターンをゼロから作成するには

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1 [ファイル] [新規] を選択します。
2 [幅] ボックスと [高さ] ボックスに値を入力します。
パターンを作成する場合は、キャンバス サイズに 400 x 300 ピクセル、300 ppi など小さな値を設定する必要があります。
3 [パターン] パネル ([ウィンドウ] [メディア パネル] [パターン]) でパターンのオプションのボタン をクリックし、[パターン化] を選択します。
4 キャンバスにブラシストロークを適用します。
キャンバスのエッジにブラシストロークを適用する場合は、色の回り込みを有効にします。そうすると、イメージのいずれかのエッジから外にブラシストロークをドラッグした場合、イメージの反対側にそのブラシストロークを続けて適用することができます。
5 [パターン] オプション ボタン をクリックして、[イメージをライブラリに追加] を選択します。
6 [イメージの保存] ダイアログ ボックスで、パターンの名前を入力します。

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既存のパターンを選択し、それを修正してから [パターン化] を選択することで、パターンを作成することもできます。

イメージからパターンを作成するには

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1 パターンの作成に使用するイメージ ファイルを開きます。
2 [パターン] パネル ([ウィンドウ] [メディア パネル] [パターン]) でパターンのオプションのボタン をクリックし、[パターン化] を選択します。
3 [パターン] オプション ボタン をクリックして、[イメージをライブラリに追加] を選択します。
4 [イメージの保存] ダイアログ ボックスで、パターンの名前を入力します。

選択範囲からパターンを作成するには

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1 既存のイメージを開くか、新しいイメージを作成します。
2 ツールボックスから長方形選択ツール を選択します。
3 書類ウィンドウ内でドラッグして、パターン タイルとして保存する領域を選択します。
4 [パターン] パネル ([ウィンドウ] [メディア パネル] [パターン]) で [パターンの取り込み] ボタン をクリックします。
5 [パターンの取り込み] ダイアログ ボックスで、以下のいずれかのオプションを選択します。
[格子並び] - タイルを格子状に配置します。このオプションをオンにすると、[オフセット] スライダはオフになります。
[水平方向のシフト] - 上下のタイルを水平方向にずらして配置します。
[垂直方向のシフト] - 左右のタイルを垂直方向にずらして配置します。
[オフセット] スライダが有効な場合は、このスライダを動かして、オフセット量を制御します。
6 [名前] ボックスに名前を入力します。
7 [OK] をクリックして、選択されたライブラリにパターン タイルを保存します。

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遠近法や双一次など、4 点クローン ソースに基づくパターンを作成することもできます。詳細は、マルチポイント クローン.を参照してください。

マスク付きパターンを作成するには

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1 パターンの作成に使用するイメージ ファイルを開きます。
2 ツールボックスからなげなわツール を選択します。
3 書類ウィンドウ内で、マスク付きパターンに変換する領域を囲む形に、フリーハンドによる境界をドラッグします。
4 [パターン] パネル ([ウィンドウ] [メディア パネル] [パターン]) で [パターンの取り込み] ボタン をクリックします。
5 [パターンの取り込み] ダイアログ ボックスで、以下のいずれかのオプションを選択します。
[格子並び] - タイルを格子状に配置します。このオプションをオンにすると、[オフセット] スライダはオフになります。
[水平方向のシフト] - 上下のタイルを水平方向にずらして配置します。
[垂直方向のシフト] - 左右のタイルを垂直方向にずらして配置します。
[オフセット] スライダが有効な場合は、このスライダを動かして、オフセット量を制御します。
6 [名前] ボックスに名前を入力します。
7 [OK] をクリックして、選択されたライブラリにマスク付きパターンを保存します。

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パターン マスクを素早く適用するには、[ブラシセレクタ] をクリックします。ブラシ セレクタで、[パターンペン] カテゴリを選択し、[マスクパターンペン] バリアントを選択します。

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パターン マスクを適用するには、対応するブラシ バリアントを使用します。詳細は、パターンでペイントする.を参照してください。

パターンを編集するには

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1 [パターン] パネル ([ウィンドウ] [メディア パネル] [パターン]) の [Painter のパターン] 領域でパターンのカラー タイルをクリックします。
2 [パターン] オプション ボタン をクリックして、[パターンの確認] を選択します。
個別の書類ウィンドウにパターン タイルが表示されます。
3 キャンバスで、パターン タイル イメージを変更します。
4 [パターン] オプション ボタン をクリックして、[イメージをライブラリに追加] を選択します。
5 [イメージの保存] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックして、パターンをライブラリに保存します。
パターンの名前を変更する場合は、[別名で保存] テキスト ボックスに新しい名前を入力します。たとえば、デフォルト パターンを変更し、デフォルト パターンのコピーをそのまま保持することができます。

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[パターンの確認] モードでは、色の回り込みがサポートされています。イメージのいずれかのエッジから外にブラシストロークをドラッグした場合、イメージの反対側にそのブラシストロークを続けて適用することができます。この機能を使用すると、各パターン タイルのエッジ変更を短時間で行うことができます。

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