編集領域を定義する


イメージのカラー情報を使用せずに編集領域を定義するには、いくつかの方法があります。

長方形/楕円形の編集領域

イメージ内に長方形や楕円形の編集領域を定義することができます。

楕円形マスク ツールを使用して定義した円形領域。

テキスト、オブジェクト、またはクリップボードの内容を使用して定義される編集領域

オブジェクトを使用して、編集領域を定義することができます。1 つまたは複数のオブジェクトの形をした編集領域を作成する場合は、編集領域を編集する前に、オブジェクトを編集領域から移動して離す必要があります。

テキストを使用して、編集領域を定義することができます。文字を入力すると、指定したフォントとスタイルの特性を持つ編集領域が作成されます。既存のテキストから編集領域を作成することもできます。

クリップボードの情報を編集領域としてイメージ ウィンドウに貼り付けて、編集領域を定義できます。作成する領域はフロート状態の編集領域となります。 この編集領域は、下にあるイメージ ピクセルを変更せずに編集および移動できます。

フリーハンド マスク ツールを使用して定義される編集領域

鉛筆で紙に描く要領で [フリーハンド マスク] ツールでイメージ領域の輪郭を描くか、またはイメージ上で異なるポイントをクリックし、これらの点を直線セグメントでつなぐことにより、編集領域を定義することができます。

ブラシを使用してペイントすることにより、編集領域を定義することもできます。

フリーハンド マスク ツールを使用して定義される編集領域

平面マスク ツールにより、輪郭フェードが適用された編集領域を平行線に沿って定義できます。平行線は、マスクに適用する効果の配置や角度を調整するため、移動または回転できます。

ボケぼかしなどのぼかし効果と組み合わせて、平面マスク ツールは、線の外側の領域をぼかしながら、道路、橋、その他の線形要素の線形領域に沿って写真の被写界深度を設定するのに役立ちます。ボケぼかし効果について詳しくは、ボケぼかし効果.を参照してください。

枠の形をした編集領域

既存の編集領域のエッジから枠の形をした編集領域を定義することにより、イメージ内の部分の周りにカラー、テクスチャ、または特殊効果を適用することができます。新しいマスク選択範囲線は、既存マスクの選択範囲線の片側に配置され、枠の形をした編集領域を定義します。

形状または領域のエッジに基づく編集領域

スマート選択マスク ツールを使用してペイントすることで、編集領域を形状または領域のエッジに基づいて定義できます。適用する選択範囲のストロークは、ペイントした領域の外側のエッジまで広がります。また、いずれかのマスク ツールで作成した選択範囲内で形状や領域のエッジを検出することもできます。

イメージ全体で構成される編集領域

イメージ全体を編集領域に定義することもできます。この機能は、マスクを必要とする特別効果を、イメージ全体に適用する場合に便利です。

長方形または楕円形の編集領域を定義するには

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1 ツールボックスで、次のいずれかをクリックします。
長方形マスクツール
楕円形マスク ツール
2 プロパティ バーで [標準モード] ボタン をクリックします。
3 プロパティ バーの [スタイル] リスト ボックスから、次のいずれかを選択します。
標準 - 長方形または楕円形の編集領域を手動で定義します。
固定サイズ - 長方形または楕円形の編集領域の幅と高さを指定します。
- イメージの幅と等しい長方形の編集領域を定義します。行の高さと、長方形の角を丸めるための値を指定できます。
- イメージの高さと等しい長方形の編集領域を定義します。列の幅と、長方形の角を丸めるための値を指定できます。
4 イメージ ウィンドウ内でドラッグして編集領域を手動で定義するか、または指定したサイズや方向の編集領域をクリックして配置します。

*

[標準] マスク スタイルを使用する場合は、イメージ ウィンドウ内でドラッグを開始してから Command キーを押すと、正方形または円形の編集領域を定義できます。

[標準] マスク スタイルを使用する場合は、イメージ ウィンドウ内でドラッグを開始してから Shift キーを押すと、編集領域を中心点から定義できます。

テキスト、オブジェクト、またはクリップボードの内容を使用して編集領域を定義するには

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目的
作業手順
テキストを使用して領域を定義する
テキスト ツール をクリックし、プロパティ バーでテキスト属性を指定します。プロパティ バーの [マスクの作成] ボタン をクリックし、テキストを入力後ツールボックス内の任意の場所をクリックして、変更を適用します。
オブジェクトを使用して領域を定義する
1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、[マスク] [作成] [オブジェクトからマスク] をクリックします。
クリップボードの内容を使用して領域を定義する
[編集] [形式を選択して貼り付け] [オブジェクトへ] をクリックします。

フリーハンド マスク ツールを使用して編集領域を定義するには

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1 ツールボックスのフリーハンド マスクツール をクリックします。
2 プロパティ バーで [標準モード] ボタン をクリックします。
3 イメージ ウィンドウで各直線セグメントの始点と終点をクリックします。
4 輪郭を作成したら、マウス ボタンをダブルクリックします。

*

イメージ ウィンドウ内でフリーハンド マスク ツールをドラッグし、ダブルクリックして輪郭を完成させることにより、編集領域を定義することもできます。

フリーハンド マスク ツールを使用して定義した編集領域

平面マスク ツールを使用して編集領域を定義するには

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1 ツールボックスの 平面マスク ツール をクリックします。
イメージに平行線が表示されます。実線が編集領域全体を定義し、破線が編集領域の上部と下部に沿って輪郭フェードが適用された領域を定義します。
2 次の表のタスクを 1 つ実行します。

 

目的
作業手順
編集領域全体のサイズを指定する
プロパティ バーの [範囲の選択] ボックスに値を入力します。
フェード領域のサイズを指定する
プロパティ バーの [フェードの範囲] ボックスに値を入力します。
編集領域を回転する
プロパティ バーの [回転の角度] ボックスに値を入力します。
編集領域を移動する
編集領域を別の場所にドラッグします。

*

編集領域および輪郭フェードが適用された領域を画面上に表示されるインタラクティブなハンドルをドラッグすることで調整することができます。編集領域は、回転ハンドルをドラッグすることで回転することもできます。

平面マスク ツールではさまざまなマスク モードを使用できます。マスク モードについて詳しくは、編集領域を拡張/縮小する.を参照してください。

ぼかし効果と組み合わせた平面マスクの例

編集領域をペイントで定義するには

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1 ツールボックスのブラシ マスク ツール をクリックします。
2 プロパティ バー上でツールの属性を指定します。
3 プロパティ バーで [標準モード] ボタン をクリックします。
4 イメージ ウィンドウ内でドラッグします。

*

イメージ ウィンドウ内で Option キーを押しながら、ペン先が必要なサイズになるまでドラッグして、[ブラシ マスク] ツールのブラシのペン先サイズを変更できます。

ブラシ マスク ツールを使用して、直線状のブラシ ストロークを適用するには、イメージ ウィンドウ内でドラッグを開始してから Command キーを押します。Command キーを押しながら Shift キーを押したり放したりすることで、水平方向のブラシ ストロークと垂直方向のブラシ ストロークを切り替えることができます。

枠の形をした編集領域を定義するには

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1 ツールボックスのマスク ツールをクリックします。
2 編集領域を定義します。
3 [マスク] [輪郭のマスク] [枠] をクリックします。
4 [幅] ボックスに値を入力します。
5 [エッジ] リスト ボックスからエッジの種類を選択します。

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選択範囲のエッジをソフトにすると、選択された内容がバックグラウンドから浮き上がっているように見えるのを防ぐことができます。

編集領域を形状または領域のエッジに基づいて定義するには

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1 ツールボックスで、スマート選択マスク ツール をクリックします。
2 イメージで選択する形状または領域内をペイントします。
形状または領域のエッジが検出され、選択範囲がそのエッジまで広がります。
選択範囲内に形状や領域のエッジ外の領域がある場合は、プロパティ バーで [減算] ボタンをクリックし、削除する領域をペイントすると、削除できます。詳しくは、編集領域に追加または編集領域から削除するには.を参照してください。

*

形状または領域のエッジに基づく編集領域の定義は、どのマスク ツールでもできます。編集領域を定義したら、[マスク] [スマート選択をマスクに適用] をクリックします。

デフォルトでアンチエイリアスはオンになっており、編集領域でエッジがギザギザにならないようにしています。アンチエイリアスをオフにするには、プロパティ バーの [アンチエイリアス] ボタン をクリックします。

編集領域のエッジをフェードさせるには、プロパティ バーの [マスクのフェード] ボタン をクリックし、[フェード] ダイアログ ボックスで設定を指定します。編集領域のフェードについて詳しくは、編集領域のエッジに輪郭フェードを適用するには.を参照してください。

スマート選択マスク ツールを使用して作成された、形状のエッジに基づく編集領域

イメージ全体を編集領域に定義するには

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[マスク] [イメージ全体の選択] をクリックします。

*

マスクの オーバーレイが有効になっている場合、マスクの選択範囲線は表示されません。

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